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昔のコンシューマーゲームと今のゲームの違い

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 アーケードゲームが難しいのはインカム率命だから今回は除外。家庭用ゲーム機のゲームについて。

難しくする事で長く遊ばせようとする方針

 異常な難易度のゲームを練習したければ自主的に練習するし、レベル上げしたければ自主的にレベル上げするけど、これを強制させられるのは面倒。昔はそういうゲームが多かったです。コンティニュー回数が決められててエンディングを観るのに苦労したりとかも含めて。

 いまはちょっとでも難しかったり、開始後に面倒くさそうだったらもう遊ばなくなるので、スキップできないカットシーンやムービーだとか、冒頭からチュートリアル代わりのおつかい作業なども該当するかな。序盤にいつの間にか操作を覚えてるみたいなのは簡単ではないので、チュートリアルって今はソーシャルゲームとかでもかなり練られてるよね。それだけ大事な要素って事でもあるんだけど。

 昔のゲームはゲームの寿命を延ばそうと、無駄に難易度を上げるケースが多かったです。アクションゲームに限らずRPGとかでも、全然レベルアップしないとか敵が強すぎるとか、武器が高すぎるとか、マップが無駄に複雑とか。

 説明書がないとクリア不可能(ワルキューレの冒険とか)は、まあコピー対策の一環と思えば悪くない気もするけど、ノーヒントで攻略本ないとクリア不可能なんじゃないかという作品や、デバッグ用やバグではなく敢えて裏技を入れて販売後しばらくしてからの販売促進の一環とするのもほぼすべてのソフトに該当してたかも。

 それ以前のゲームやマイコンゲームだと「ゲームである」というだけで良かった時代で難易度もくそもないから除外。

 90年代も同様の意味合いで高難易度のゲームもまだまだ存在したけど、それ以上に爽快感を重視したりストレスを除外したりする作品が多かったと思います。対戦格闘ブームでゲーム自体のスピード感もどんどん増していった時代で、家庭用ゲーム機は視覚的にも大きく進化したから、そういう要素を重視してるソフトがその走りだったのかも。PCエンジンCD-ROM2のデジタルコミック、デジコミとか呼ばれてた簡単な選択肢のみで遊べるアドベンチャーゲームとか。

 あと書いてて思い出したけどコンティニュー回数制限が3回とか4回までになってるのっていつぐらいまでだろ。ネオジオカートリッジ版もそうでした。いまもそういうゲームあるのかな。

 PCエンジンCD-ROM2の超兄貴とか無限コンティニューだったし、PSP版の沙羅曼蛇ポータブルとかメタルスラッグコンプリート(どちらもVITAでDL版あり、PS3でも類似のDL版やPS2アーカイブスで購入が可能)なんかは10年前くらいの発売だからか、無限コンティニューな上にその場で復活するから、ゲームセンターでお金積んで力業でクリアするのと同じ感覚が今でも味わえます。

 昔のコンティニュー回数制限あったすべてのゲームに当てはまるけど、コンティニュー無制限で良かったのに。面白かったら何度でも遊ぶから自然とうまくなるし、うまくならなくても力業でクリアできるの手軽で爽快。そこでゲーム初心者と上級者の棲み分けにもなるし。

 というか上級者以外お断りみたいなゲームなんかいらないと思う。昔は「ゲームが好きな人」が多く遊んでたけど、今は「ゲームやらなくなって久しい人」も多いし。まあそれを踏まえなくても個人的には当時も今もハードモードのゲームバランスよりイージーモードのゲームバランスの方が大事な気がする。このあたりは人それぞれの感覚だけどね。

『今遊んでも面白いゲーム』の定義

 これは「UIやゲームデザインでストレスを感じない作品」がほぼすべて該当する気がします。PCエンジンミニが2020年発売しますが、こういう2ボタンだけのソフトや操作がシンプルなアクションゲーム、シューティングゲームは名作が多く、スーパーファミコンやメガドライブには今遊んでも通用するゲームが沢山あると思います。だからこそガンガン再版して欲しいです。

 スーパーファミコンでボタン数増えたけど、無駄にボタンを沢山使わせるソフトよりあまりボタンを使わないソフトの方が今でも通用する気がします。

特殊形状のコントローラーが故に遊びづらい

 レトロゲームと呼ぶほど古くはないと思うけどニンテンドー64はバーチャルコンソールなどの再販ダウンロードで遊ぶとコントローラーが違っててすっごい遊びづらかったりする作品も多いのでそういう操作面も該当するかも。

 買ったことないと思うけど6ボタンパッド推奨のメガドライブソフトとかもそうかな? 同じく買ったことない気がするけど、サターン版のソフトのアーカイブスってあるのかな? もしあるならボタンフルで使ってるソフトは遊びづらそう。6ボタン式+LRコントローラー(アナログスティック月)ってsteamとかあるしUSBコントローラー需要ありそうだけど全然ないよね。

 もっと具体的な例だと、エキサイトバイク64やスターフォックス64などCキー(上下左右4つのボタンに分かれていて、Wii Uでは右スティックに割り当てられる)をボタンとして頻繁に使うような作品は、Wii Uで遊ぶと慣れが必要だし、オリジナルのゲーム性には及ばなかったりします。

 それを調べるために64本体引っ張り出してきてエキサイトバイク64とスターフォックス64はWii Uのバーチャルコンソールとカートリッジ両方買いました。スターフォックス64は押し入れ探せばありそうだけど探す手間考えたら買った方が安いです。

 ちなみにマリオカート64とF-ZERO XはWii Uでも遜色なかったです。Zキーの配列変更できるし。

・エキサイトバイク64 Wii U64カートリッジ
・スターフォックス64 Wii U64カートリッジ3DS
・マリオカート64 Wii U64カートリッジ
・F-ZERO X Wii U64カートリッジ
※3DS版の「スターフォックス64 3D」はダウンロード版もあるけどWii Uではなく3DS専用なので注意

 ゼルダとかどうなんだろう。Cキーがスティックになってる時点で遊ぶ気が起きないのでチェックすらしてないけど、新しいコントローラー向けに作り直さないと難しそう※繰り返すけど遊んでないしチェックすらしてません。単なる想像です。

昔のゲームを遊ぶ場合大作より手軽なゲームの方が面白いと思いがち

 例えばドラクエ3とか今遊んでも面白いと思うけど、いま遊ぶならUIとか色々と改善されてる近年ハードアレンジ版を買った方が絶対に良いと思うし。

 ハドソンのシューティングゲームは大体どれを遊んでも今でも遜色ないです。アクションゲームは難しすぎる作品結構多いけど。

 レトロゲームなんていうほど古くはないけど、ゲームキューブ版ゼルダの伝説 風のタクトみたく今新作として出ても遜色ないんじゃないのって思えるようなゲームも沢山あるから、暴論だけどね。

 ちなみに今ゼルダの伝説 風のタクトを遊ぶならWiiを持ってる人は別として(ゲームキューブ互換)、なにも持ってないならばWii UのHD版がいいと思います。Wii U本体もろとも買っていい。まあゲームキューブ本体とゲームキューブ版風のタクト両方買ってもWii U版風のタクトより安いかもしれないけど。

 ゲームキューブWii Uも中古は周辺機器欠品に注意。安いやつは本体のみだったり、Wii U Pad付属しなかったりします。

ゼルダの伝説 風のタクト GC版Wii U版

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私腹を肥やさない感じです。