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【悲報】作文歴25年目にして間違いを知った話

完成させた作品は少ないけれど、「おはなし」を作る事を始めてから多分25年目くらいになる。四半世紀や、四半世紀。立ち位置はちっとも変ってない。一度でいいから壁サーになってみたかった。

小さい頃からマンガが好きだった。4つ年の離れた姉が自由帳にマンガを描く様になったので、私も真似して描きだした。

小学校で作文を書きだす年齢になると、私は創作したおはなしをノートに書き殴って担任の先生にプレゼントしたりした。挿絵も自分でつけていた。酷い字で書き殴ったあの汚いノート、よくもらってくれたなあ、あの先生。

引っ込み思案で恥ずかしがり屋な私が書いた作文は、「気持ちが伝わるいい文章だわ!」と先生に絶賛された。

そもそも私は引っ込み思案で恥ずかしがり屋だから自分の気持ちや意見を上手く表に出せないだけであり、アウトプット方法として言葉を使うより書く方が性に合っていただけの話である。

真実を知らない当時の私は「自分には、文を書く事への並々ならぬ才能があるんだ!」と壮大なる勘違いをした。

今でも何とか自分らしく表現できる物語を書くために、日夜もにゃもにゃしている。


25年目の真実

インターネットが普及し始めたのは、小学校高学年の時。

中学生に上る頃には、母親の携帯電話をお下がりで使っていた。ゲームボーイの画面みたいな、白黒ドット画面、なつかしいなあ。

当時、家にパソコンはあったし、携帯も与えてもらったけど、自由にインターネットが使える様になったのは高校生から。パケ放題の時代、万歳。

掲示板やブログ、そしてSNSが登場し、エブリスタがモバゲーの小説機能だった頃から発表し始めた。
それからかれこれ15年超経つ訳なんだが、この間『そして誰もいなくなった』を読んでいる時に、ふと気がついた。

『「」』って、1段下がらないの……!?


ずっっっっっっっと1段下げてた

小学生の時からずっと、「」で始まる行も1段下げたままだった。何だったら中学の時の選択国語で小説に書いてみよう的な授業があって、その時も得意気に作文用紙にサラサラ書きながらずっと「」の頭は1段下げてた。

キャーっ!恥

間違ってたなら教えてくれよ。当時の光男先生。


これからは直すけど、今までの作品は直さないでおこう。戒めとして……。


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