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これからコレクションを始める人必見! 特撮フィギュアで遊ぶ、飾る際にオススメの組み合わせとは?

フィギュアを購入する際、サイズ感を気にした事があるでしょうか?
映像作品を観ると、ウルトラマンより怪獣の方が大きかったり、ゴジラより敵怪獣の方が大きかったりと、デザインや特性によってキャラクターのサイズが異なる事がほとんどです。
しかし比較的安価のソフビだと、このサイズ感は再現されていません。
私も子供の頃にソフビでブンドドしていて、違和感を感じた事がありますし、飾って鑑賞して楽しんでいる今でも違和感を感じる事があります。
しかしココ最近、バンダイが展開しているフィギュアシリーズではこの違和感を見事に解消してくれています。
そこで現在バンダイから発売されているフィギュアシリーズと、ブンドドもしくは鑑賞する際に違和感のない組み合わせについて書いていきたいと思います。

ムービーモンスターシリーズ

言わずとしれた名ソフビシリーズです。
その名の通り以前はゴジラやガメラなど映画に登場した怪獣の商品がメインでしたが、「シン・ウルトラマン」以降、「シン・仮面ライダー」や「エヴァンゲリオン」などのソフビもムビモンで出る事が多くなりました。
価格の割に造形のクオリティーが高く、怪獣フィギュアコレクターの中でも人気のシリーズです。
ただサイズ感に関しては劇中通りではないのと、近年塗装が省略されているケースが目立つという事もありますが、怪獣ソフビがおもちゃ売り場に並んでいるというワクワク感を与えてくれる、我々コレクターにとっては大切な存在です。

S.H.MonsterArts

ムービーモンスターシリーズと並ぶ、バンダイの看板シリーズです。
簡単に言うと、怪獣版のアクションフィギュアで、細かな関節などが作り込まれているので、あらゆるポーズで楽しむ、また光線エフェクトも付属しているので飾るだけではなく、お好きな劇中のワンシーンを再現する事も出来ます。
造形も実際に映像作品で怪獣の造形をしているプロが行っているのもあるので素晴らしく、種類も豊富なのも最高です。
劇中のサイズ感も見事に再現されているのも個人的に高ポイント。
ただムビモンが数千円で購入出来るのに対し、モンアツは基本1万円前後から高い物だと数万円する物もあるので就業前の学生さんなどには少々手の出しにくい価格です。
またプレミアムバンダイ限定で発売される物も多い為、買い逃すと手に入りにくく、ネットオークションやフリマサイトで高値で取引されている事もしばしば……。
これからコレクションを始めるには覚悟がいるのも事実です。
しかし買って損は絶対にありませんのでおすすめです!(転売ヤーにはご注意を!)

ウルトラソフビシリーズ

こちらも言わずとしれた1983年から続く人気シリーズです。
幼少期に遊んだ事がある方も多いのではないでしょうか?
2013年にリニューアルされ、旧サイズ版が約18㎝程だったのに対して現在店頭に並んでいる物は約14cm程とサイズが小さくなりました。
小さくなった理由に関しては長くなるので割愛しますが、お値段が手頃になった事により以前は商品化に恵まれなかったマニアックな怪獣が商品化されるようになった事は喜ばしい事です。
造形も細かくなされており、「小さいのにこのクオリティー!」と新作が出る度に驚かされます。
ただ塗装に省略が多く、背面は基本無塗装です。
またサイズ感も怪獣の方が小さい事が多いので迫力という部分ではムビモンと比べてしまうと……といった感じでしょうか。
それでも毎週のように新作を出してくれるので、こちらもムビモンに並んで我々コレクターをワクワクさせてくれる大切な存在です。
正直、私のように旧サイズの方が好きというコレクターも多いですが、さすがは天下のバンダイというべきか、毎年ラスボスなど主要な怪獣だけは「ウルトラ怪獣DX」や変形や可動など様々なギミックが付いた「ウルトラ怪獣アドバンス」として大きいサイズで出してくれるのはありがたい話しです。

ULTRA ARTS

こちらもバンダイの主力商品である「S.H.Figuarts」のウルトラマンシリーズです。
「S.H.MonsterArts」同様に細かな関節などが作り込まれているので、あらゆるポーズで遊ぶ、飾る、また武器や光線エフェクトも付属しているのでお好きなワンシーンを再現する事も出来ます。
造形のクオリティーの高さは言うまでもありませんが、中でも「真骨彫製法」のシリーズは圧巻。
実際にウルトラマンを演じたスーツアクターのボディをスキャン、その骨格から再現するといった、もはや芸術と言って過言ではないレベルのクオリティーです。
こちらも少々お値が張りますし限定品も多いのでコレクションは大変ですが、近年のウルトラマン人気もあって再販される事もあるのでサイトやSNSで情報をチェックしておくといいでしょう。

ウルトラアクションフィギュア

2018年から商品展開されているアクションフィギュアシリーズです。
「ウルトラソフビシーズ×ウルトラアーツ÷2=ウルトラアクションフィギュア」といった感じでしょうか?
サイズはウルトラアーツとほぼ一緒で、細かな可動も可能です。
ソフビ同様に背面や細かい部分の塗装が省略されていたり、ネジが丸見えだったりとアーツに比べると安っぽさを感じてしまうかもしれません。
ただお値段も数千円以内で収まり、近頃は武器やマントなども付属し始めたましたし、ラインナップも充実してきました。
ウルトラアーツを集めるのは厳しいけど、ポージング出来るフィギュアが欲しい!という方にはオススメです!

遊ぶ、飾る際にオススメの組み合わせとは?

個人的にこの中からサイズ感的に最適な組み合わせは以下の2つになります。

・ムービーモンスターシリーズ×S.H.MonsterArts
ゴジラはどちらも似たサイズで発売される事が多いのでお好きな方で大丈夫です。
ただキングギドラやビオランテなど劇中でもゴジラより大きい敵怪獣は、ソフビではお値段等に合わせてコンパクトサイズで発売される事がほとんどなので、こちらはモンスターアーツをおすすめします。

・ウルトラアーツorウルトラアクションフィギュア×ウルトラ怪獣DXorアドバンス
前述の通り、現在のウルトラソフビシリーズはサイズ感的に迫力に欠ける所があります。
ウルトラマンはウルトラアーツもしくはウルトラアクションフィギュアと敵怪獣はウルトラ怪獣DXもしくはアドバンスの組み合わせは、サイズ感的にも敵怪獣の方が一回り程大きいので、劇中に近い良い感じの対比になります。
またDXやアドバンスで発売されるのは基本ラスボスなどメインの怪獣が主なので、ウルトラマンより大きい方がインパクトも大なのでオススメです。

・現サイズ版ウルトラヒーローシリーズ×旧サイズ版ウルトラ怪獣シリーズ
最後にどうしてもソフビで集めたい!という方にオススメなのがこの組み合わせ。
物にもよりますが、例えばウルトラマンガイアの身長50mに対して、宇宙戦闘獣コッヴの身長は85mです。
一方ソフビはガイア約14cm、コッヴ16cmと怪獣の方が大きいので比較的劇中に近いサイズを再現できます。
コッヴの場合は旧サイズの中でも小さめなのもありますが、この組み合わせもオススメです。
中野ブロードウェイなどで旧サイズのソフビも安く手に入れる事が出来るので是非散歩がてら言ってみるのもいいでしょう。

まとめ

今回は以前お話した塗装や形状と合わせて、キャラ同士のサイズ感にも注目しては?というお話でした。
飾るにせよ、ブンドドするにせよ、これからは劇中に近いサイズの対比を意識してみる事で、同じフィギュアでも今までと違った見え方が出来ると思います。
これからコレクションを始める方も、もうしている方も是非オススメです。

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