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【週末のバロック】J.S.バッハの『チェンバロ協奏曲』より

【今日のバロック】

九條です。

週末の夜のひとときを、優雅なバロック音楽でお楽しみいただければ嬉しく思います。^_^

今日ご紹介する曲は、J.S.バッハ作曲の『3台のチェンバロのための協奏曲』です。

この曲は、もとはバッハが『3つのヴァイオリンのための協奏曲』(BWV1064-a)として作曲した曲をバッハ自身が1733年頃に『3台のチェンバロのための協奏曲』(BWV1064)に編曲したとされるものです。


【作曲者】
ヨハン・セバスティアン・バツハ(1685〜1750年/ドイツ)

【収録アルバム】
『3台のチェンバロのための協奏曲』ニ長調 BWV1064(1733年頃作曲)より

【お聴きいただく曲】
『3台のチェンバロのための協奏曲』第2番 第3楽章 (5分00秒)

【ポイント】
チェンバロを3台も用いた豪華な編成の曲です。バッハの音楽らしい、まるで精密機械のような、緻密に編まれた硬くカッチリとした仕上がりの曲になっていると思います。バッハの音楽の中では私が好きな曲のひとつです。

現代ではピアノで演奏される事も多いのですが、今回はバッハの時代に忠実なチェンバロを用いた正統派の演奏をお楽しみください。^_^


ヨハン・セバスティアン・バツハ作
『3台のチェンバロのための協奏曲』(BWV1064)より協奏曲第2番 ニ長調の第3楽章(5分00秒)


それでは皆さま、佳き週末の夜、そして明日は素敵な日曜日をお過ごしください。^_^

※この『週末バロック』のシリーズは毎週土曜日の夕方か夜に投稿する予定です。

©2023 九條正博(Masahiro Kujoh)
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