先日、宝塚雪組の全国ツアーへ行ってきた。
宝塚履修済みの友人が何人かいたので、どんな感じなのか尋ねても「宝塚はいいぞ」しか言ってくれないので自分で色々と予習しました。

そもそも田舎出身の私、宝塚なんて観る機会もなかったけど人生のうちにみておきたいTOP3のうちに入っていた。
ちなみに他ふたつは相撲と歌舞伎。

あらゆるオタクをしてきたので色んな地域に遠征する事は多くて、タイミングさえあればみにいけたのだろうけどアンテナを張っていないとわからないものだ。

昨年も全国ツアーがあることは知っていたのだけど、「あ、チケット」と思い出したときには時すでに遅し。チケットが完売していて泣く泣く諦めた。

からの今年だ。
もうアンテナはビンビンに張っていた。
チケ発も無事になんとかなり（初心者なのでビビってA席にした）念願の観劇日！！！

寝坊した！！！！！！！

本当に自分にはうんざりした。最悪か？何してんの？幸運にも会場までそんなに家から遠くなかったので間に合ったけど、服とかメイクとかバッと決めて出てきてしまったのでこんなんでいいんか？初宝塚だぞ己ェ！！って気持ちにはなった。

会場に入ると知らん世界が広がっていた。
生徒さん（っていう呼び方でいいんか？）の名前が書かれたボードを持った方が何人かいて、よくわからんけど知らん世界怖いな…って見てみぬふりしちゃったけど、私設FCの方とかだったのかな？

座席はまさかの最後尾。高所恐怖症だからちょっと怖かったけど、暗転した瞬間は怖さも吹っ飛んだ！
ミュージカルとショーの二部制。

「愛するには短すぎる」

きっとドラマや映画などがこの設定だったら「ありえねえだろ！！！！」となるところだけど、さすがは宝塚。もう全てがお美しいので幸せならOKですな気持ちになる。
私は数年前のFNS歌謡祭か何かで朝美絢さんを拝見したときに「何ですかこの綺麗なお方は！？？！」となったので、肉眼で観ることができて有り難きハピネス。
もう最高にかっこいい、かわいい、お美しい、最高………

今までアイドルやバンドマンなどを好きになった際は、「は？やば」「無理すぎ」「ｯｶ〜〜〜〜〜〜〜〜死ぬ」っていうタイプの語彙力ゼロオタクだったんだけど、さすがの語彙力なし芸人の私は宝塚を前にすると「ン゛ッッッッ………」「ｯﾊ………………」しか言えなかった。もはや言ってない。息喋り。
なんていうか汚い言葉を発してはいけない気持ちになっちゃった。

あっという間に前半戦が終了。
しっかり休憩タイムがあるのも良いね〜

後半戦は歌って踊ってな感じで一個も曲知らんかったけど、ファンの方たちの拍手の一体感に圧倒された。そういうのってあるよね。
ここぞとばかりに双眼鏡でひとりひとり凝視したけど、みんなあんなに歌って踊ってんのに眉間に皺すら寄らない。すげえや。
息もあがってないし、汗は流れてるけどみんな笑顔なの本当にすげえや。
きっとしんどそうな顔されたらされたで、それはまたお美しい…ってなるのかもしれないけど。（オタク心理）

後半、それ知ってるゥ！宝塚といったらやっぱり羽背負ってくるよな！！！って興奮したけど、彩風咲奈さんが超デカ羽背負ってきたので感動した。
やっぱり宝塚といったら羽だな。

序盤から彩風さんが某アイドルグループのA部ちゃんに見えてしまって、もう最後まで阿Bちゃんを見てる気持ちになりました。絶対似てない？と思ってTwitter（旧姓）検索かけたらやっぱり思ってる方がいたので心の中で安心した。（なんで）

初めての宝塚は最高に楽しくて、また機会があったら行きたいな〜〜〜〜次はビビらずS席で！
とても素敵な時間をありがとうございました。