生きる説明書

欲しくないですか?
私は欲しかった。
成人した時無駄に集めてよく知らない人たちから祝いの言葉送られるより、リボ払いはしちゃダメとか人生における仕事の位置とか、福祉に関してざっくりでもいいからまとめた冊子があれば、もう少しスムーズに生きれたんじゃないかななんて。

他責思考してても仕方ないので最近取り組んでることを書き留めとく。

・不安の具体化
「将来が不安……」とただなんとなく不安になることは誰にでもある。つーかしょっちゅうある。その不安を正体不明のもののままにしておかない。
お金がないことに対してなのか、キャリアに対してなのか、もしくはパートナーがいないまたは関係性に対してなのかを突き止める。
この時SNSにぽつぽつと書くのもいいけど、裏紙でも何でもいいから手で書くほうが思考がまとまりやすいので個人的におすすめ。あと書き散らせるし。
ただなんとなくに襲われる不安は怖い。だから具体化すると「なんだこんなことだったのか」と楽になれたり「じゃあこれを解決するために何をすればいいのか?」と次への行動に繋げられる。
動くのは億劫になりがちだけど、とりあえずやってみると悩んでる時間より短かったりする。

・ちゃんとした人生とは?自分なりの定義付け
体調崩してた時しょっちゅう「自分はちゃんと生活できていない、だらしない」と落ち込んで全部諦めて…の悪循環から全く抜け出せなかった。
そうしてついこないだ「じゃあ何ができていれば自分にとってちゃんと生活していると言えるのか?」と考えるにようやく至り、書き出してみた。

お風呂に入る、紅茶を飲む、お香を焚く、家事(皿洗い、洗濯)ができている、スキンケア(髪乾かす、歯磨き)ができている
こんなもんである。(食事は何があっても抜かないので割愛してる)
そこから仕事がある日リストと休みの日リストを作ってみた。普段無意識に行っている生活を書き出すと、何をすればいいかがわかって行動の整頓ができて楽になった。

大事なのはこれが出来なくても自分を責めないことと、最低限何ができれば大丈夫かを明確化しておくこと。
私の場合は他の家事ができてなくてもお風呂に入れていればいいし、調子が悪い時は湯船にも浸からず髪の毛と体を洗ったらオッケーにした。

・少しでも動く
体調やメンタルの調子が悪い時往々にしてずっと寝てしまい、調子が良くなってから動こうとするのは結構大変だ。去年ニートしていた時実感したのだけど、ずっとダラダラしていると自分の感情やエネルギーが発散されることなく体に籠り、自家中毒を起こしていた。
調子が良いから動くではなく、動くと調子が良くなる。
もちろん無理はしてはいけないけど、体を動かすと(目的なく自転車をこぐのもいいし買い物でもいい)筋肉もメンタルもリフレッシュされる。ゴミ捨てのついでに外散歩するか〜ぐらいの軽さでいい。
「健全な精神は健全なる身体に宿る」
昔の人ってすごいね。

・0100思考の改善
多分これが改善にあたって一番大変。最近やっと自覚したのだけれど私はポンコツのくせにプライドが高いので、完璧じゃない自分が許せないらしい。不完全なものを提出するぐらいなら最初から提出しないみたいな極端な思考の癖がある。
あと何か物事を始める時にとても腰が重い。始めるまでに無駄にダラダラし、期日が近づいてようやく慌てて終わらせることが多々ある。

これに関してはとりあえずやる癖をつけるしかない。意気込んで取り組むのではなくて例えば読書なら「表紙見てみるか〜」ぐらいの軽い気持ちでいい。案外それぐらいの姿勢の方が表紙をめくって読み出しているのだ。

何事も手をつけないと始まりもしないし終わりもしない。逆に言えば始まらせればあとは終わるだけなのだ。

もうちょっと早く気付きたかったな〜とか上記のことができてたら前職辞めずに済んだかな〜とぐじぐじ思うけど、終わらせたことはもう変えようがないからせめてこの先を少しでも生きやすくしていきたい。

この記事が参加している募集

新生活をたのしく

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?