息つぎ

出来ると思っている。夢の中では何度でも出来たから。

水の中で呼吸をすること。

(出来るから、出来るだけゆっくりね。)と言い聞かせてから、襞をたたむように胸懐を開いて、息つぎをする。

出来るのだ、いつでも。

私の中に水底の街がある。

それはジオラマではなく、ほんとうの。

そこからのこと、そこでのこと、そこから考えていることを

書いてゆきたいと思っています。

2018年11月。note再開します。

『水底の街』から。

  西原真奈美



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