３才の娘が人生初のガチャガチャをしたいと言いました。
ガチャガチャって、あの100円を入れて、レバーをガチャガチャ回すと、まあるいカプセルに入った小さいおもちゃが手に入るものですね。

娘がガチャをしたいと言った時、私は、家のおもちゃが増えるからやめようと言ったのですが、パパが「いいよ～」と二つ返事で了承。

私は、その後の２人を見守っておりました。

娘は、うれしそうに100円を入れてガチャガチャっとレバーを回して、念願のカプセルのおもちゃを手に入れました！

私は内心（おお！娘よ良かったね！はじめてガチャガチャしておもちゃを手に入れたね～微笑ましい）と思っておりました。

ところが、、、
カプセルの中のおもちゃを見て、娘はがっかりして、
一言、「これじゃない、、、、」と言いました。
もう、何とも言えない、ものすごいがっかり感の滲んだことばでした。

カプセルの中には、かわいい赤いりんごの消しゴムが入ってました。
どうやら、娘はガチャガチャの機械の上に貼ってあるおもちゃのイメージチラシを見て、ガチャをやる前から、お目当てのおもちゃを決めていたようなんです。その期待のおもちゃが出てくると思っていたんですね。

その後、娘は「もう１回やる！！！！」と言いました。
私の内心（やっぱり、そ～来るよね－！さあ、どうするパパ？）

パパ
「娘ちゃん、ガチャはほしいおもちゃが出るとは限らないんだよ。次にガチャをやっても、ほしいおもちゃが出るかもしれないし、出ないかもしれない。このガチャをぜ～んぶやっても君のほしいおもちゃは出ないかもしれないんだ。」
「娘ちゃん、ほしいものがあるのなら、出るか出ないか分からないガチャじゃなくて、ほしいものを売っているお店に行って買おうよ。」
と、話して、

娘「うん！買いに行く！」

ということで、この時は夜も遅かったので、
100円コンビニに２人はおもちゃを探しに行きました。
そこで娘は大好きな風船を買ってもらい、ご満悦でした。

ガチャって、自分の予想外のものが出てくるのを楽しめるか、楽しみたいかが問われますね。ほしいものが決まっているのなら、何もガチャをしなくていいし。

ま、ガチャで出たものに対しての自分の反応を見て、ほしいものの方向性に気づけたりするというのもありますね。

人生の予想外を楽しめるか？楽しみたいか？
ほしいものが分かるならそれを取りに行けばいい。
そんなことを娘のガチャ体験を見ながら思いました。


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