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自分の強み〜ver 2018年

「自分の強みは何か?」

これは仕事人には一生ついて回る問いでしょう。強みを活かせば楽しく仕事できるかもしれないし、弱みを頑張ってカバーし続けながら過ごすよりも、もっとパフォーマンス出せるかもしれない。

でも、一体自分の強みとは?

世の中にはストレングスファインダーとかヴェルズダイナミクスのような自分を知るためのツールがあって、この問いに答えることができます。でも一番の方法は、一緒に仕事している人から率直なフィードバックもらうことではないでしょうか。

幸いなことに今私が勤めている会社には、年に一度360度評価の機会があり、同僚からの評価やアドバイスに触れることができます。

今年もその評価が返ってきました。同僚からのナマの意見を読み解き、自分なりに自分の強みをまとめてみたので、ここに残しておきます。

業務推進に安心感・安定感がある

この要因は、プロダクトの現状を整理し課題を構造化した上で、いま取り組むべきことは何か?を発信しているから。またそれらをストーリーにして打ち出すことが安心感に繋がっているようです。

安定感というのは、おそらく、私は何かを分析する際は必ず一次情報を自分でとること、そして多角的な観点で収集すること(一つの、もしくは一種類の情報だけで結論を出さない)にこだわっていて、これが起因しています。

安心感は、打ち出している内容に一貫性や整合性があり、納得しやすいということでしょう。私は分析〜課題設定〜打ち手までを、何度も行ったり来たりしてチェックすることがクセになっています。

以前これらを強く求められる現場にいたので、私の思考の方法論として定着している自覚があります。また、物事を多面的にとらえたり、一連のストーリーを紡ぐことは普通に楽しい。調べるたびに対象について新しい発見があり、細かいピースを因果に従い組み合わせ新しい別のものを作り上げる‥

このような自分が好きで得意なことが強みとして伝わっていることは、とてもありがたい。

開かれたコミュニケーション

これについては、相談しやすい・組織間を背景まで理解して相談にのってくれる、といった 1 on 1 と思われるものや、組織間を越えた情報共有を行う・会議や話し合いにおいて要点を把握してファシリテーションをする、のように多人数での状況を想定できる意見がありました。

相談にのる・質問にちゃんと向き合う、というのはここ2-3年くらい力を入れてきたポイント。それまで「いかに自分のキャリアを磨くか」という、自分本位な(ある意味青臭い)考え方から、他者貢献にシフトするきっかけになった出来事がありました(それについてはまた別途書いてみたい)。

それからはチームに貢献することを最優先にしたし、組織のために新卒新人の育成やインターンの受け入れなども積極的にこなしました。これらの経験から得たコミュニケーション方法が、話しやすいしちゃんと話にのってくれる雰囲気を作っているのではないでしょうか。

また、議論のファシリテーションなどは、最近スキルとして身につけたものです。ファシリテーションはワークショップのような構えた場だけでなく、ちょっとした議論にも使えるユーティリティの高い武器です。

少しでも話がややこしくなりそうになると、すぐに立ち上がりホワイトボードに話を書き出すことを自分ルールにしています。議論が進み次の一歩が見えるようになるし、なにより話し合いを残すことは誰からも喜ばれる。習得も比較的容易で、必要なのは「ホワイトボードの前に立つ勇気」だけ。コスパの高いスキルです。

このように、自分が意識して努めていることを強みとして認識してもらえているようで、とてもありがたい。

さいごに

ちょっと自分褒めエントリーになってしまって恥ずかしい。ただ、自分で強みだと思っていても、それを行動に移していないのであれば、幾星霜待ち続けても周囲には伝わらないですよね。

自分の強みが行動に自然と投影でき、周囲に影響を与えることができている。このような仕事ができていること、そのような同僚に巡り会うことができたことに、ただただ感謝の念しかありません。

扉絵写真:photo credit: Petr Hykš Feeling Italian in Czech street #PointOfView  via photopin (license)

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