紹介記事:身分証明書さん(イラストレーター様)

お疲れ様です。
個人的なタッグの1つというか自分は音楽が得意なはずな訳ですが、
それに絵やMVを合わせるということを時々やったりもします。
細かくは権利関係や著作権上伏せるのですがそんな幾らかのパートナーのうちの一人が本日紹介する身分証明書さん(@lunapiIunapi)にあたります。
絵やMVを創れる多才な方です。

・所感
趣味段階と委託絵でクオリティがかなり変わってくるのも特徴ですが、全体的な最初の所感はハイファイでロリポップかなっていうイメージで、
自分が割と等身しっかりしたキャラクターで所謂萌え萌えした絵に重心を置きがちなのですが、良い意味で国内色の弱い絵で逆を返せば特に色彩部分にその海外色が出ています。概ねシンセウェーブな80's(今でいうシティポップ回帰)みたいな感じって言えば想像がつくでしょうか。
ニューロマンサー(ウィリアムギブスンのサイバーパンクSF)とかなんかそういうネオ要素とレトロ要素が合体してる感じです。通常絵というよりしっかりした絵を描いてるときそれが散見されるイメージです。現代の先端技術でレトロポップを描いている感覚が個人的なイメージです。個人的に8bit画法だとか16bit画法とか勝手に思ってます。

・世界観

明るい世界感も行けるのでしょうが基本的に夜に映えるというか、パンキッシュなコーディネートや陰鬱な世界観、まあ忌避されるパターンでもありますが同時にここに強みがあります。本人の世界観が特殊な部類なので自分も共感点からシンパシーもあれば相違点からエンパシーもあったような気がするのですが(私も平たんな道を歩んでこれませんで)、双方向的な刺激を得られる数少ないタッグの1人と捉えています。
元よりNEEDY GIRL OVERDOSEとかその方面のハイファイ志向が強いので、
ある種ジョンウィック3のゼロとか4の大阪コンチネンタル状態。(外から見た日本みたいな)似た部類だとVallharaとかあの辺ですね。OUTLUSTみたいなおっかなびっくりの怖がらせ系のジャンルではなくドキ文側のネオポップヤンデレにパンクを足した感じ。よく言えばシャニのまみみ。路地裏が似合います。常々808のサブベース鳴ってそうな(わかるのだろうか)

・画法とか

そこらに展示を見に行く程度で、絵に明るい訳ではないのと委託絵だと結構グラデーションや陰影の入りが繊細になるのでこればっかりは比較しようがないのですが、基本的には原色と合間合間にパステルカラーを挟み込んだマットめの塗り方とやはり音楽で言えばシンセウェーブ的なアプローチが目立ちます(その方面から影響を受けたのかな?)。筆自体もどちらかというと線が太いイメージがあります(場合による)。ブラシの使い方にも独特の癖があるなという感じで、こちらはいたって薄く広げるイメージ。下のコラボ動画で分かる通り、メッセージ用というのもあってパステル目で広げてますよね。この辺りの筆法は世界観自体の重たさをポップにする技でしょうね。

・総論

何はなくとも多才な人です。
気分の上下がある方ではありますが、創作自体がそういったある種マイナスの感情から発出するもののほうが相手への攻撃力が高いという意味では、
これは創作者の性みたいなものなのかなと思います。(私自身心理的不調な時ほど曲が良く出来上がるタイプのため)。
比較的安価でコラボレートや素敵な委託を受けているようなので是非。

そんなコラボレーション相手の1人の紹介でした。
4.3台湾大地震の際にコラボレートして曲に絵を当ててもらいました。(のち4/12日にてメッセージと共に台湾国際放送様にて楽曲は世界に流れたようです。/Rti台湾国際放送様より。)

創作は多角的なものです。今の時代MV、絵、音楽、様々なコラボレーションが新しい創作の基準となっているので多角的な仲間を増やすというのは良い事でしょうね。

以上、お疲れさまでした。


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