見出し画像

【絵本出版】「こいぬぼうやのおつかい」制作の裏側と犬が教えてくれたもの


4作目のKindle絵本を出版しました。
今回は子犬のさく坊が主人公です🐶

ひょんなことから、おつかいに行くことになった子犬の さく。でもガタガタ揺れたり、不気味な叫び声がする怖ーいマンホールの前を通らなければなりません。
さくはマンホールを克服できるのか、マンホールの正体は一体…?

勇気を持って踏み出すと、世界がちょっと広がる物語。

作者の愛犬がマンホールを怖がることから生まれた今回の絵本。 怖いと思っていたものの正体って「えいや!」と踏み出すと、案外「なーんだ大丈夫だ」と思うことも多いもの。そんなエールを込めた一冊です。

さく坊は我が家のミニチュアダックスフンドがモデル。
最初は「ミックスナッツカフェシリーズ」のキャラクターの一員にするつもりはありませんでした。

気が変わったきっかけは、あるフォロワーさんの一言。
昨年さくを迎えた日、SNSに写真付きで犬を飼い始めたことを報告しました。

生後2か月のさく坊

すると、
「これからイラストでキャラとして登場するのを楽しみにしてます😊」
とコメントいただいたのです。

楽しみにしてくれる人がいるならキャラクターの仲間入りさせるか。
そんな軽い気持ちで、「さく坊」は晴れて絵本シリーズのメンバー入りを果たしました。

キャラ化したさく坊

やんちゃで内弁慶なところも実物と同じ。そして実物よりも他の動物たちに対して友好的です(リアルさく坊は犬見知りが激しい😅)。絵本の世界なので夢を描いたって良いのだ(笑)

さくは生後2ヶ月の頃に、ブリーダーさんから引き取りました。

母犬と離されたせいか、我が家に来て最初の頃は、寂しそうに鳴いたり落ち着かない様子でした。

しかし一緒に暮らす中で、だんだんとこちらに心を開いてくれたのか、膝の上でお腹を出して眠ってくれるようになったのです。

家具をボロボロにされたり、いたずらにも悩まされました。
でも私が高熱で寝込んだときはじっとそばで寄り添ってくれる、優しいさく坊。

さく坊が来てくれてから家の中で笑いも増えたし、一緒に暮らす前の様子がもう思い出せないくらいです。

大げさかもしれませんが、犬と暮らすと「家族になるのに血のつながりや種の違いは関係ない」と感じさせられます。

また地域の人たちとの繋がりも濃くしてくれました。さくを散歩させていると、地域の人たちが声をかけてくれたり、可愛がってくれたり。

そんな家族のあり方や、周囲との関わり方。

犬から教えてもらった尊いメッセージを、ミックスナッツのさく坊にはやんわりと託しています。

絵本にも、さく坊とくろねこさん(クロ姉さん)の家族のような関係。
そして他の動物たちから、さく坊が可愛がられている様子が垣間見えるシーンがあります。

ちょっと怖がりな子犬が出かけるおつかいという冒険!🐶
一緒に楽しみ、見守ってもらえたら嬉しいです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?