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サイクルコンピューター新機能のご提案~GARMIN・WAHOO・サイコンメーカ様へ~

勾配等の状況に応じて最も速く走れるワット数=ターゲットパワーを表示する機能を付けて欲しい。理論はもうあるからソフトだけでできますよ!という話

1.誰が使うの?

トライアスリートが最も刺さります。

単独走のロングライドなんかも有用なのですべての自転車乗りにメリットがあります。

2.何が良いの?

宮古島トライアスロンのバイクコース157kmの場合同じ疲労度で約4分30秒のタイム短縮。

アップダウンの多いコースの方がタイム短縮率が高いですが、だいたい1~2%のタイム短縮が可能です。

3.最も速く走れるワット数って何?

何をもって最速と呼ぶのか?

これが一番難しいところで、ワット数は出せば出せるだけ速く走れます。

それだと誰も使えないので・・・

最適ペース=身体負荷度合いを表す標準化パワーNPを同じだとした場合に最も速く走れるワット数と定義します。

要するに、同じ疲労感で最も速く走れるワット数ということです。

それはどうやって出すかは、下の記事で解説しました。

ざっくり言うと、タイム短縮効果が高い登りで出力を上げて下りで休むことで同じ疲労度でタイム短縮できます。

2.どうやってやるの?

上の記事の計算シートを使うと下表が得られます。

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ユーザーには予めコースと目標出力を設定してもらいます。

後は勾配と速度に応じて最適出力を表示します。
こんな感じで⇩

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ただこれだけだと簡単なので、風の影響や加速時かどうかも加味して最適出力を算出する。

出力、勾配、スピードの関係から風の有無を推測する。

時系列データから加速状況かを推測する。

この辺りがメーカの腕の見せどころになります。

どうですかね?

最近Wahooはトライアスロンにも力を入れているようです。

最新のGPSウォッチでは、タッチレス トランジション機能により、スイムからバイク、ランへと、トライアスロンの種目が自動的に切り替わります。⇩

採用の際はご連絡お待ちしています。



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