見出し画像

「アルジャーノンに花束を」を読んでみた話

今回は「アルジャーノンに花束を」を読んでみた感想を書こうと思う。なるべく内容はネタバレしたくないから抽象的な表現になってしまう…ごめんなさい…笑

この本は主人公の日記を読み進めていく構成なので、主観的に書かれていてまるで自分事のように読み進めることができた。

この話を通して私が印象に残っている点が、大きくわけて3つ。
幸せ、見栄をはること、自省だ。

・幸せについて
自分の幸せは自分にしかわからないものだなと。
普通と比べて不幸な境遇に見えるから不幸であるとか、他人より突出した点があるから幸せだとかはただの思い込みに過ぎないと思った。
物語の中で、色んな人の視点に立って物事を考えることは大切だが、考えた後行動を移すのは難しいなと思った。良かれと思って言った言葉が相手を傷つけてしまうこともある…むずかしい…。

・見栄をはること
他人によく思われたいとか、結果を出して認められたい。どの登場人物にもどの人にもあることで、時にはそのために頑張った結果、物事が好転することもある。だが、それだけに従事するのは良くない。多分。見栄を張るために、名誉のために、結果のために、ではなく真の目的のために動けるともっと世界は良くなるのに…と思う。

・自省について
この物語は、人のふり見て我がふり直せ。が顕著に出ていたのではないかと思う。人にされて嫌だなと思ったことを無意識のうちに行っているのではないか。普段から自省すると良いのでは…とは思うが、感情を抑えきれないときはどうしようもないのかもしれない(と主人公をみて思った)。

長々と書いてしまった…。inputしたことをoutputするとこんな感じ。余裕がない生活で本を読めたのも久しぶりだったので、深く読解できている自信はない…笑
また本を読んだら書いてみようかな。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?