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情報発信をする前に知っておきたい『情報空間と物理空間』の話

情報発信をする前に知っておきたい

『情報空間と物理空間』

という2つの空間の話を
していこうと思います。

この2つの空間の構造を理解して
使いこなせるようになることで、

現実世界での成果や結果が
大きく変わってくる、
そんな話になります。

IT(Infomation Technology)とは?


IT革命(Infomation Technology)

今はインターネットやSNSが
当たり前のようになっているけれど、

インターネットが登場する前は
メインの生活空間は、
物理空間でした。

それが、インターネットが商業化された
1995年以降にIT革命(情報革命)が
加速したんです。

つまり、
情報というものの取り扱いに、
大きなルール変更があった、と。

それって、どういうことなのか??

ここで解像度を上げておきたいのが、
情報空間と物理空間は次元が違う話だ、
ということ。

次元の階層を理解する


次元の階層について

こちらのスライドは、
次元の階層を図示したもので、
1次元から5次元までを整理したものです。

1次元から4次元までの世界を、
物理空間と定義しています。

僕たちが生活をしている
生活空間、現実世界というものは、
この物理空間のことを指しています。

そして、4次元よりも上の次元に
(高次元という言い方をします)
情報空間というものがあります。

各次元はより高次元の影響を受ける


2次元の世界に住むアリ

各次元の階層というのは、
より高次元の影響を受けます。

例えば、地面にアリがいるとします。

ここでは分かりやすく、
アリは2次元(平面)の世界で
生きているとします。

地面をはいながら、
平面の世界に生きています。

ある日突然、
3次元(空間)の世界から、
人間の足がやってきました。

アリには、
どうすることもできません。

人間のことを捉えられていないし、
予見することすらできないでしょう。

低次元からは、
高次元のものは捉えづらい(見えない)。

そして、
低次元のものは、
否応なく高次元の影響を受ける。

これが、次元の階層の関係性です。

情報空間が物理空間に影響する


戦国時代の情報空間操作

つまり、5次元の情報空間は、
4次元の物理空間に否応なく影響を与えます。

分かりやすい例でいうと、
中国の春秋戦国時代を描いた
『キングダム』の戦のシーンで例えてみます。

秦という国と、趙という国が、
お互いに敵国に勝とうと争っているんですね。

もちろん、インターネットなんて無い時代です。

そんな時代にも、
敵国に間者といわれる密偵を潜り込ませて、
敵国の情報を掴もうとしたり、
敵国に間違った情報を流させたり、

情報空間を操作することで、
物理空間を動かそうとしていたんです。

それくらい、
情報空間というものは、
物理空間に大きな影響を及ぼします。

ブランドは情報空間をデザインしている


ブランドと情報空間のデザイン

この情報空間を
ビジネスに応用しているのが
「ブランド」になります。

次の言葉で
イメージをしてみてください。

牛丼といえば??
ハンバーガーといえば??
高級腕時計といえば??

人によって答えは違うと思いますが、
それぞれ、何かしらの答えが
思い浮かんでいると思います。

物理的に、目の前に、
牛丼も無ければ、
ハンバーガーも無い、
高級腕時計も無いのに、
特定の何かを思い浮かべているんです。

これが、ブランドというものになります。

つまり、
自分たちの脳内の情報空間が
意図的にデザインされていて、
物理的な行動に影響を与えられている、
ってことなんです。

5次元の情報空間=ブランドを設計することで、
4次元の物理空間で大きな売上を上げる、
ということを現実化しています。

IT革命(情報革命)の海の渡り方


インターネットは情報の大海原

あらためて、
IT(Infomation Technology)革命、
情報革命という現象を
俯瞰して捉えてみたいと思います。

インターネットやSNSの登場によって、
誰もが気軽に日常的に
「情報空間」にアクセスするようになりました。

5次元の情報空間は、
4次元の物理空間に影響を及ぼします。

つまりは、
アクセスする(させられる)情報によって、
知らず知らずのうちに、
人生や現実が動かされるということ。

情報を発信する側にしても、
情報を受け取る側にしても、

現実世界を変えていきたいと思うなら、
物理空間にアプローチしたとしても、
自ずと限界があります。

というのは、物理空間は、
より高次元の情報空間の影響を
知らぬ間に受けてしまうからです。

だからこそ、
自分の情報空間を書き換えていったり、
自分の情報空間を適切に設計していく、

あるいは、
お客様や周りの方の
情報空間にアプローチをしていく、

1階層、
高次元のところに
アプローチをしていく、

そんな視点を持ってみると
より上手くいきやすくなるかもしれません。

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