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赤裸々モルディブ事情⑤現地人のコトバ

みなさんは何か国語話せますか?
私は、日本語と英語とディベヒ語を少々。
勉強したことがある言語では、ロシア語、ドイツ語、フランス語です。

さて、このディベヒ語。当然聞いたことないでしょう。

これはモルディブの現地語です。語源は、アラビア語とウルドゥー語(ヒンディー語)などが混ざった感じです。やはり宗教の兼ね合いからアラビア語とは切っても切れない関係なんでしょうね。

そして、このディベヒ語のネイティブスピーカーは、30万人ほどです。
なんとも少ない数。

さて、この誰も知らない言語を日常程度話せます。どの程度かというと、現地語しか話せないお母さんと一緒に料理が作れる程度。
ちなみに書けません。読めません。あくまでも、リスニング少々とスピーキング少々。

ま、ネタとして履歴書に「ディベヒ語(基礎)」とか書いて相手の人が「これって何ですか?」と食い付いてくれたら、ラッキーという観点から、私は日本語でも英語でも「言語」のところに書いています。

さてそんな聞いたこともないディベヒ語講座というよりも、モルディブ人がよく使うコトバを紹介します。

Kobaa

読み方はそのまま。「Kobaa(コバ)」です。
意味合いとしては、「How」のような感じ。「元気?」とか「どう?」という意味に加えて、「どこ?」と聞くときに使うときもあります。これは基礎の基礎。しょっちゅう耳にします。

Dho / Tha

読み方は可愛く、「Dho(ド)/ Tha(タ)」です。
日本語でいうと「~ね」や「~でしょ」といったニュアンスで使われることが多いです。日本人が言う「オッケーね!」みたいなのをモルディブバージョンでいうと、「OK tha?」となります。英語と混ざって使うことも多いです。

One the way

モルディブ人は時間を守ることがとても希少な人種です。もちろん中にはちゃんとしてる人もいますが、基本的に約束の時間はあってないもの。遅刻が当然。
そんなとき「今どこにいるの?」と聞くと99%の回答は「On the way」。
この回答が来たら「今起きた」という意味合いで受け取ってください。
ま、この記事を読んでくださっている方がどのくらいモルディブ人とこの会話自体をすること自体ないでしょうけどね。笑

”気長に待つ”という新しい能力がモルディブで身に付きました。

Aneee

正直スペルがコレかどうかは分かりませんが、あくまで音の問題。
「えーっと」とか「Well…」に当たる言葉が、「Aneee(アネー)」です。結構ゲストと話すときでも、文章の冒頭に自然と「Anee…」って言っている人も多いと感じるほど、ローカルは自然と使います。
もしリゾートに行った際に、スタッフが「Anee… here」とか言っても、「えーっと、ここだよ。」って言ってるとご理解ください。特別英語が聞き取れないとか、深読みしないで大丈夫ですからね。

Long

背が高い人のことを日本の中学では「Tall」と習いました。「彼は背が高いです」=「He is tall.」でも、モルディブ流は「He is long.」と言います。
なぜだか分かりません。
でも口を揃えて全員言います。学がある人も、学がそんなにない人も言います。

常におかしいよなーって思いながらも、大きいとか高いっていう会話をした際に「Long」って言葉を使われると、あーモルディブにいるなと実感するひとつのコトバです。

言語って知れば知るほど面白いですね。
モルディブに行く機会があったら、ぜひこのような言葉を耳にした際、「おっ!」と思ってくださいね。

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