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サンタモニカ滞在記

だいぶ時間が経ってしまいましたが
今年の2月に二週間ほど
カリフォルニア州サンタモニカに滞在してきました。
結果、住みたくなったので記録しておこうと思います。

サンタモニカ

カリフォルニア州ロサンゼルス郡西部の都市で、
ルート66の終着点でもあるサンタモニカ・ピアが有名。
人口は9万人ちょっとです。

サンタモニカ・ピアは
観光客、釣り人、サーファーで
いつもにぎわっています

映画

AMCという映画館チェーンがあり
これが至る所にありました。
17ドルと日本円にすると高めですが
物価を考えると日本よりハードルは低いかと思います。

筆者はせっかくなので、
ハリウッドのチャイニーズシアターへ。
エントランスのおじさんから、
ネットで買うよりボックスオフィスで買った方が安いよ!
と教えてもらったのですが、
ネイティブの「ボックスオフィス」を聞いただけで
観る前から大興奮でした。

アカデミー賞直前だったため
チャイニーズシアター周辺は何やら準備で忙しそうです

ちょうどその時かかっていたTENETを
IMAX70mmにて!
日本では絶対に感じられない迫力で
なかなかの出費でしたがお金に換えられない映画体験でした。
(IMAXのTENETは日本円で約¥6,000)

通路から何からデカすぎる
チャイニーズシアター

交通

遊びに行くにも買い物にいくにも
バスと地下鉄がかなり便利です。
自転車も当たり前に乗ってきます。

バスは車両前部のスタンドを自分で降ろして
自転車を積むスタイル

SNSでは、バスや地下鉄の使用について
危険だから避けるべきという投稿も見かけますが
これは場所に寄るかと。
少なくとも筆者が利用した地域は
特に危ない思いはしませんでしたし、
バスストップの雰囲気で危ないかどうかは読み取れるので
よほどぼんやりしていなければ避けられるのではないでしょうか。
(実際、すこし歩いたところのバスストップは少々雰囲気が違いました)

地下鉄も、危ない人は見るからに危ないため
地元の人でも距離をとっています。
大きい声を出していたり、
自分の自転車を振り回したりと
見分けがつく分、日本より安全な気さえします。
いずれにせよ、観光客感を出さないのが肝心です。
また、tapというSuicaのようなアプリを使うと
かなりお得に移動できるので
公共交通機関の移動が多い方はマストです。

細かくチャージできるのと、
乗り継ぎインターバルが短ければ
乗り継ぎ後のバス/電車が無料になって超お得です

車はテスラがかなりの台数走っており、
Uberでも二度ほど乗る機会がありました。
リップサービスかもしれませんが、
Uberドライバーで
テスラとポルシェを持っているというおじさんは
ポルシェよりテスラの方がいいよ!
と絶賛してました。

テスラのディーラーかと思いきや
ガソリンスタンドより広い充電スタンド

車椅子

中東帰りの方なのか
車椅子ユーザーの方を多く見かけますが
なんというか、生活の不自由が少なそうに見受けられます。
(あくまで個人の感想です)
バスでは、ドライバーさんがかなり手際良く車椅子対応。
釣りができる桟橋では、
車椅子ユーザー用に一部柵が低くなっていたりと
あらゆる属性の人を受け入れる度量を感じました。

物価と食べ物

円安真っ只中だったため、
カフェでコーヒー+軽食をとって¥3,500くらいの感覚です。
ただし、カフェのコーヒーは基本的にどこも美味!
詳しく書きませんが
日本では入れられないものも入れられます。
ローカルのカフェに人が集まるようで
スターバックスは日本ほど賑わっていません。

海外に行った際はスーパーに入るのが楽しみの一つなのですが
日本で見かけない野菜もあって目に嬉しい。
また、リカーショップは日本以上にワインの比率が高く
日本と一番違うのはテキーラの種類がやたら多い点でしょうか。

家賃も日本とは比べ物にならないですが、
その分給料も高いです。

車の修理サービス店の求人
(オートバックスのような店かと)
時給は¥2,600以上スタート

接客

観光地ということを差し引いても、
どこでもみんな本当に気さくです。
オススメの店を聞こうものなら
これでもかと教えてくれて、
感じのイイ接客はこれか!と
非常に勉強になりました。

地元民か観光か聞かれることが多いので
簡単な受け答えができるとより楽しめると思います。

人との距離感

客と店員という関係以外でも
日本とは距離感が全くちがいます。
バスストップで一緒になれば目的地までずっと話す。
信号待ちでオシャレな服だねと話しかけてくる。
通りすがりのおじさんからペン貸してと頼まれる。
コロナ禍はさぞ皆さん大変だったと思います。

ペンを貸してと頼んできたおじさんですが、
投票用紙の必要事項を埋めるためでした。
あいにく持っていないことを伝えると、
大丈夫あそこのレストランで借りるから気にしないで!
と陽気に去っていきました。
日本もはやく一般の郵便投票を整えてほしいものです。

親切に日本語の表記もアリ

筆者は自転車のお兄さんに道まで聞かれました。
(しかもこちらが流暢じゃないのに分かるまであきらめない)
距離感は人を選ぶと思いますが、
知らない人とフランクに話すことに抵抗がない人は
出歩くだけで相当楽しいはずです。

空間総合演出ショップ

街にあるインテリアショップは、
家具もさることながら
アートなど空間を彩るものを非常に多く置いています。
アートそのものやアーティストが身近にある印象です。

店ごとのこだわりが強く感じられ、
モノがいい上に新しいクリエイターとの出会いまで。
こちらに買う気がなくても親切に教えてくれるので
ただただ勉強になってしまいます。

犬に優しい

とにかく犬が多いのと、
街も人も犬に優しい。
(逆に猫はほとんど見かけませんでした)
カフェに犬用の水やスナックがあったり
特別な記載がない限りどこでも入れる印象でした。

常連さんのパートナーの写真
こういった店はいくつかありました

Melrose Trading Postというフリーマーケットでは
こんな看板まで出ており、
家族の一員という意識が感じられます。

少なくとも筆者は日本でこういった看板を見たことがないので
意識の違いを見せつけられました

このMelrose Trading Post、
毎週日曜に地元の高校の敷地内で開催されるのですが
古着やリメイクしたアパレル、
超美味いコーヒーショップや
バンドのライブもやっているので
是非足を運んでみてください。
チケットは事前のWeb決済がオススメです。


実際に住むのと観光で行くのとでは
感じ方が違うのは百も承知ですが
やはり一度は住んでみたい。

海外はアジアの国にしか行ったことがなかったですが
住みたいと感じたのは初めての経験でした。
英語学習のモチベーションアップのため、
この記事は頻繁に見返そうと思います。

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