同人占いで有名な湊きよひろ先生に占ってもらった話

前回までのあらすじ


(存在しない)前回までのあらすじ。

年の瀬ということもあって、そろそろ来年の運気が知りたくなってきたミナヅキさんは、ライターや作家が集まる忘年会でオススメされた「湊きよろひろ先生」のところに凸ることを決めたのだった。

「君ノ隣ニ座ル星」という企画も監修されていて、占星術を嗜むミナヅキとしてはずっと気になっていたので、お話ししてみたいなと思い、早速、鑑定を申し込んだとさ。

同人占いが有名なので、自分の作風についてとか、得意なものとか、何を書けば当たるかとかを聞く方が多い印象だね。

ミナヅキは主にこれからのことについて聞いてみたよ。

ここから少し長くなるから、ミナヅキの鑑定の結果が知りたい人は目次から下の方に飛んでくれよなっ!

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2023年〜振り返り〜

ミナヅキは今年、30歳になったのだけど、人生の節目とも言えるタイミングで、かなり色々なことが起こったので、軽く自分用にメモをしていこうと思うぜ。

この辺は読み飛ばしてくれても構わないぞ。

・1〜3月〜コロナ後遺症のリハビリ〜

2022年の夏頃にコロナにかかり、その後、後遺症がとても悪化してしまってね。ほぼ脳卒中のような状態で、半年近くコロナ後遺症のリハビリを強いられたのだよ。

コロナには極小の血栓を作る作用があることも分かっていて、ミナヅキの場合は脳の一部…後頭葉と呼ばれる部分の血流が落ちてしまったようですな。

視覚情報を処理するところだったから、一時期はアニメを見たり、文章を書いたりすることも辛くて、歩くだけで視界がグラグラ…歩行困難で寝たきりになるレベルで悪化してしまったのでした。

そこからrTMSという治療を開始し、脳の血流は無事に回復。

しかしながら、しばらくは平常時でも脈拍が100出るなど、まだまだ健康とはいえない状態でした。

↑2022.09月時点の脳の血流
↑2023.02月時点の脳の血流

・4〜6月〜会社を立ち上げる〜

「さあ、ちょっと元気になってきたぞ」というタイミングで、会社を立ち上げることになりました。

弟たちと母を役員とし、家族経営という形で「株式会社SQUAD.U」が誕生することになったのです。

なぜ会社にしたかと言ったら、自分の夢を叶えるにあたって、法人になる必要があると感じたため。ミナヅキの夢に関しては、最後の方にこっそり書いておこうので、気になるなら、そちらを見てくれ。

会社の創立記念作品として、サイバーパンク×陰陽師×音声ドラマ「鬼の陰陽師」の企画を始動させ、6月からネット上でも企画をお披露目したぜ。

・7〜9月〜父が亡くなる〜

裏でメインキャラクターの声優オーディション、表で配信者オーディションを実施している中での出来事だった。

同居中の父が急逝した。65歳という、おじいちゃんと呼ぶには、まだまだ若い年齢だった。

その日、朝まで作業していたミナヅキが「仕事に行ってくるね」と出ていく父を見送ったのが最後だったな。

昼頃に弟に「お父様が亡くなりました。蘇生の処置が間に合わず、そのまま息を引き取られました」と電話で連絡が来て、急遽、父がいるという病院に駆けつけた。

いわゆる心筋梗塞というやつで、本当に急に亡くなってしまったのだ。

急すぎて、悲しいとか、悔しいみたいな気持ちは湧かなかった。今でも、ふらっと帰ってくるんじゃないかって気がしてる。

声優さんたちのオーディション手配をする最中、父の葬儀の準備もしなくてはならず、家族全員でバタバタと過ごした夏でした。

・10〜12月〜クラファンサクセス〜

法要だの相続だのは相変わらず続いていましたが、支えてくださる皆様のお陰で「鬼の陰陽師」のクラファンが、150%を超える達成率でサクセスし、無事に初めてのクラファンを終えることができました。

そして、若干難産ではあったけど、シナリオを書き上げ、収録を行い、声優陣の素晴らしい演技、その熱量に圧倒されつつ、現在も絶賛本編を制作中でございます。

家族が亡くなったというのもあり、改めて周りに支えられているんだな。各方面に素晴らしいパートナーたちがいるなと痛感した一年でした。


2024年〜強みを見つける年〜

・事業を軌道に乗せる

さて、ここからは鑑定結果の話だよ。
「来年について」を湊先生に聞いたところ。

「強みをみつける年に入ってるね。広げるのは全然OKな人だけど、安定はさせていかなくちゃね」とのお話をしていただきました。確かに〜。

現状はレギュラー仕事の収録や編集が終わると、他で安定して収入があるわけでもなく…次のクールは何もないぞ、となると収入的に厳しいのですよね。

というわけで。外部からの依頼がなくても、自社の企画だけで、安定して収入を得られるように事業計画を立てています。これが上手く軌道に乗れば、もう少しスタッフにも還元できるかな…といった感じですね。

今練っている計画たちを軌道に乗せるために、色々と奮闘する年になりそうです。

・外部からも仕事がたくさん入る

「2024年はとにかく稼ぎ時だよ」と言われました。現状も既に、いくつかわるだくみのお話をいただいております。

外部からもたくさん仕事は入るけど、友達だから、知り合いだからと安請け合いすると、キャパシティオーバーになってしまうので、注意…とのことでした。

お仕事たくさんは嬉しいですけどねえ。自社の事業を安定させるというミッションを達成するためにも、外部のお仕事は、少々制限しないといけない気がしますね。

今ある手札でデッキを構築し、安定した戦績を出すまでは、新しいカード投入するのは一旦ステイということを覚えようと思います。

内と外のバランスをしっかり取れば、その両輪が安定して、ちゃんと走行できるのかな、といった感じです。


2025年〜華が咲く〜

・プログレスの太陽が獅子座へと移動

占星術が分からない方に簡単に説明すると、この年は獅子座の影響を強く受けるということなのですが…

獅子座といえば、太陽、表舞台、スポットライト、カリスマ性というキーワードを持っています。

別の占いでも、この辺りで「世間に見つかるよ」と言われているので、そろそろミナヅキさんも有名になっちゃうかもな〜って感じです。

2024年から続く「仕事が沢山入る」という気配も引きずっているし、相変わらず忙しそうではあるとのことでした。

サイクルの終着点でもあるので、何かが"華咲く"そうです。ナンダロウネ。

・小さい頃の夢を思い出す

小さい頃の夢、実は「ヒーローになりたい」だったんですよ。あんまり周りに言ったことなかったんですけどね。

ホロスコープ見ると、木星星座が天秤座なんですけど、天秤座はタロットにおいてはジャスティスのカードなんですね。

湊先生も「正義感が強いですね」とおっしゃっておりましたわ。

セーラームーンが大好きだったので、戦う女の子にはすごく憧れていて…困っている人がいたら、助けるってことが、自分の心の中心になっている気がしますね。

2025年…何かヒーローと縁があるのかしら…???

「私が来た」と言えるくらい、現場に安心感を与えるような存在でありたいものです。

・注意点

ミナヅキさん、どの占いをやっても「健康運」だけはなくてですねえ…今まで、体の不調により、思うように動けない年というのをいくつか経験しています。

熱が…とか、喉が…みたいなちょっとした風邪は引かないんですけど、デカイのをガツンと貰ってくるタイプなんですよ。

去年からのコロナ後遺症もその一つですが、どうやら運気的には「流行病」を拾いやすいようですね。

現在も自己免疫系の疾患に対して、投薬治療中だったりします。

人にも才にも恵まれているので、デバフといったところでしょうか。特にこの年は気をつけろと念を押されました。


ミナヅキさんの才能について

・作家として向いているもの

自分の作風について、何が向いているかと聞いたところ「子供向け」「神話・お伽噺」という答えが返ってきました。

子供向けというのは、いわゆる児童向けというより「中学生くらいの多感な時期の繊細な心の揺れを表現できる」と言われ…つまるところ厨二病向けなんじゃないかという気がしています。

神話やお伽噺にはめちゃくちゃ自覚があってですね。他の占星術師の方にも「残酷なお伽噺みたいな作風だよね」と言われたことがありました笑

そもそも、自分でも自分のホロスコープを読める人間なので、そうなんだろうなとは思っていたのですけど…

芸術的なセンスは、金星の牡牛座や、土星の魚座の影響もありますが、火星獅子座のサビアンシンボルが、ドンピシャで「人魚」という「目に見えない世界のメッセージを世の中に伝える」という意味を持っているんですね。

霊媒体質、巫女体質であることにも、だいぶ自覚があります。

あんまりスピリチュアルな話をすると引かれるし、普通に怪しいので、最近はしなくなりましたが、目に見えないものたちを感知できるし、その声を聞くこともできます。

それに、どこか自分の創作活動って、執筆する、創り出すというより「耳を傾ける」とか「喚び降ろす」という作業のような気がしていて…神や、精霊や、前世や、未来の呼び声やビジョンを形に落とし込んでいるような気がするのです。

ミナヅキの作品は、神話やお伽噺に新たな形を与えたり、IFを形にしたりする作風なんでしょうね。

・鬼の陰陽師
サイバーパンク×陰陽師をテーマにした作品。日本神話がベース。

・エージェント・エイジャックスの憂鬱
オメガバース×スパイBLをテーマにした作品。七つの大罪がベース。

・ミダス-黄金の呪い-
呪い×主従BLをテーマにした作品。ギリシャ神話がベース。

他にも12星座がテーマの作品や、自分の前世について書いたり、ムーとアトランティスの戦争について描いたこともあったな。

・教育者の才能

教えることも向いているというのは、何人もの占星術師に言われてきたので、心当たりしかないね。

実際、ホロスコープ上に3つ搭載している蟹座の育成能力は高いようで、養成所や事務所での講師のお仕事も増えてまいりました。

教え子たちがもっと活躍してくれたら嬉しいな。

両親ともにスポーツトレーナーで、母なんかは一時期、神奈川県最強の新体操チームのコーチをしていましたからね。

親が教え子たちを全国に導く姿を見て育ったので、自分もコーチ側、先生側に行くというのは血筋かな、という気もします。

・ミナヅキの弱点

ミナヅキの弱点はズバリ「同情的で、1円にもならないお節介を焼くこと」です。

仕事として、ちゃんと対価をもらった上で、立場を明確にしてやるならいいんですが、プライベートごちゃ混ぜにして面倒を見始めてしまうとよくない、と釘を刺されました。

過去に、友人だから、お世話になっているからと「ボイスドラマの編集の仕方を教えて」と言われ、対価をもらわずに色々教えた方が、メチャクチャつけあがってしまったりとか。

個人的に面倒を見ていた声優さんが、口が軽すぎて伝書鳩されまくったりとか。誕生日にあげたお古のコンデンサーマイクをその日に無くされたりとか。

恩を仇で返されることが非常に多かったんですよね。

なので、育成をするのであれば、こちらも本気で向き合う分、対価をいただくこと。そして、相手が年上でも友人でも、先生と教え子という立場や距離感は崩さずに、やっていこうと思います。

・本当は一番向いているもの

で、最後の最後に本題です。

なんで最後にしたかというと、現段階ではまだ正式に公表していない情報を含むからですね。

ただ、厳密に隠している訳ではなく、業界内の人間は知っていることなので、こんなところまで読んでいる君は、当然、ミナヅキの正体を知ってると思うんですよ。

湊先生に「執筆、演出、編集、育成と様々な才能があるミナヅキですが、一番向いているのはなんですか?」と聞いたところ、返ってきたのは…

「声優ですね!!!」という答えでした。
「自分でもそう思いませんか?」とも聞かれました。

確かに、才能がないとか、下手くそって言われたことは一度もないし、好きって言われることの方が多いから、向いてるんだろうなとは思うんですけど、自分的には、一番不安に思っている部分だったので、意外でしたねえ。

なぜ、不安に思っているかというと、ミナヅキは20代の前半に失声症となり、喋ることがままならなくなった人間なのですよ。

その時に、学生時代からやっていた声優業を廃業しているんです。

ただ、やっぱり完全に諦めることはできなくて、リハビリして喋れるようになった後、2021年から事務所に属して、しれっと別名義で声優業に復帰しています。

その内の半年くらいをコロナ後遺症治療に費やしてしまったので、なんだかエンジンがかかりきっていない感じがずっとしているんです。

ただ、やはり占星術的にも「声」そのものに才が宿っており「喋ることを仕事にしたほうがいい」と言われるほどでした。

さらに「歌はやらないの?」とも聞かれましたね。「歌のおねえさんとか合ってそう」「みんなのうたとか歌ってそう」というお話まで。

いや、ねえ…実は昔は歌ってたんですよ…。

もうすぐで、喋れなくなった日から10年経つわけですが、そろそろこの才能と向き合う時が来たような気がします。

最後に、ミナヅキの今の夢を書き記しておきますね。

それは「自分の作品をアニメ化して、それに声を当てること」です。自分にしかできない、自分だけの夢です。

当然、所属している声優事務所にも許可を取った上で起業してますから。

IPの権利を守るため、大手と対等なお付き合いをしていくためには、この土俵に上がる必要があったのです。

この先は、前例とか、道とかはないんでしょう。
険しいものとなるかもしれないけど、きっとたどり着いてみせます。

最後まで見てくれた、そこの君、ありがとうね。
どうか、この先の物語も見届けてくださいな。

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