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ライターのなり方:その2 WEBライターの仕事の探し方を解説!

おつかれさまです、編集者とライターそのほかもろもろを生業としているかとうです。

2020年でキャリア10年目を迎えまして、雑誌やWEBメディアなどでさまざまな記事を作ってきました。

その中で培ってきたノウハウをベースにして、YouTubeで動画も作成しています。

動画で紹介したノウハウをテキストベースでもまとめておこうと思って、このnoteに書いていくことにしました!

このnoteでは、YouTube動画で紹介した内容をもとにテキストで補足も入れつつ記事化しており、基本的に無料でご覧いただけます。最後に編集者視点のウラ話を有料部分として入れており、そこは同じシチュエーションで編集者がどう思っているか知りたい! という場合は、ぜひ読んでみてください。

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今回は「ライターのなり方その2:WEB応募篇」です。

やっぱり始めるハードルが一番低くて在宅OKで副業にしやすいのは、WEBライターですね。どうやってそのWEBライターになるのか、それは媒体へ応募するのが手っ取り早くて確実です。

ちなみにクラウドソーシングに登録するという手もありますが、別の動画で初心者がやめたほうがいい理由を話しているので、今回は直接応募するパターンになります。

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最近はニュースアプリやYahoo!などに配信されている記事を読むことが多くなったので、なかなか媒体のトップページに行く機会もなくなりました。

けっこうあっさりしているところも多いんですが、トップページには記事はもちろんのこと、バナーがあったり広告があったりしますよね。そのバナーに、たまにというか必要に応じてライターの募集も出ていることがあります。

この辺は普段からよく見ているサイトや、自分が書いてみたいジャンルのサイトをいくつかチェックして探してみるというのが第1歩でしょうか。これも死語かもしれませんが、ブックマーク機能とかでジャンルごとにトップページを登録しておいて巡回するといいと思います。

いっつも出ているところもあれば、たまに出しているところもあったり。この辺は需要と供給のバランスというか、単純にタイミングですね。

あとはページ下部の運営会社情報やプライバシーポリシーの部分にも、こっそり載っているパターンがあります。割と恒常的に募集している媒体もあるので、ざっとトップページ周りはチェックしてみましょう。

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募集がなかったとしても、こういう経歴があるのでぜひ書いてみたい! という感じでお問い合わせフォームから売り込むという手もあります。お問い合わせフォームは大体のメディアにあるので。

僕はしたことないんですが、応募を受け付けて面接してぜひ書いてみてください! となったケースはあります。この場合は経験者のほうが当然有利なのですが、初心者でも情熱を持って応募文を書いてやる気をみせればワンチャンあると思います。

それ以外に自分の知らない媒体も多いとは思いますので、検索をしてライター募集をしている媒体を探すことも必要になってきます。この場合、Google検索がベターではあるのですが、広告やSEO的に強いサイトの過去募集が多く出てしまうので、あんまりオススメしません。

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そこで登場するのがTwitter。Googleで検索するよりフレッシュな媒体募集が探せます。この場合はTwitterを運営している媒体がツイートで求人をしているのを探すという感じですね。

ただ、動画のテロップでも補足している通り、最近は「質問箱」の質問募集の提携ツイートをプロフィールにライターと書いている人がつぶやくため(これ設定で変えられますが自動投稿なんで無限増殖するんですよね……)結構検索結果が濁ります(質問箱使っている人は別に悪くないんですが……)。

なので、検索する際はGoogleでも同じくですが、自分が書きたいジャンルをワードに盛り込むのが大事になってきますね。「ライター 映画 募集」とか「ライター ゲーム 募集」とか。

まあ、シナリオライター募集とかもあったりするのですが、数ある募集の中から自分にあった案件や媒体を探すことも、ライター続けて行く上で必要な過程だったりします。取引先は多いほうがいいので。

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いざやってみたい媒体の募集を見つけたら、最初に言った通り応募しましょう。応募に際しては、募集ページに書かれている募集要項をきっちり守りましょう。

いっぱい書いたほうがいいんじゃないかとか思う方もいるかと思いますが、ライターは必要な文量でまとめることも技量なので、2000文字って指定があったら2000文字以内にまとめたほうがいいです。逆に10万文字くらいかいて担当者をビビらせるというのは、そういうのが通じる人だったらあとあと武勇伝ですが、基本的には要項を守って与えられた条件内でテスト記事を仕上げましょう!

テスト要項は、だいたいがこういうテーマや切り口で書いてみてくださいという感じだと思いますが、書く際はその媒体のトンマナを確認しましょう。トンマナとは記事の文章の体裁のことで、かためのニュースサイトなどでは「です。ます。」調で文章が作られています。

逆にエンタメ系のメディアでは、「知っていましたか!」とか「見てみましょう!」みたいにちょっと柔らかめの文章で親しみやすい文体になっていることが多いです。細かいところは編集やディレクターがチェックしますが、大まかな文章の傾向はほかの記事を読んで掴み取りましょう。

この辺もライターとして仕事をして行く上でのちのちでも必要になるスキルなので、初心者のうちでも意識しておくといいと思います! あとは審査が通って面接なり採用に至るまで祈りましょう。

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だめだっとしても、諦めないでいくつかやっていけば、いつか採用してくれる媒体や面倒をみてくれる編集さんに巡り会えます。よっぽどダメダメな記事を書いていなければ、そこのハードルは低い職種なので。タイミングが重要です。

というところで「ライターのなり方その2:WEB応募篇」でございました。

ライターのおしごとについて、わかりやすく奥深くこれからも書いていきたいと思いますので、ぜひチャンネル登録やフォローをしていただけるとさらに嬉しいです!!

それではまた次の記事や動画でお会いしましょう! おつかれさまでした!

ここからは有料部分でゲームライターにまつわる編集者ウラ話を書いていきます。note限定なので、動画を見てより多角的に知りたい! と思った方や編集者の方の参考になれば幸いです! あと投げ銭感覚で購入していただいても嬉しいです! 今回は採用する側の編集者視点で、どんな人を採用したいかを書いています。

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