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ワクチン、と聞くと
皆さん、様々な捉え方をお持ちだと思うのですが、今日はお勉強したので書いてみます。

だって。
気になるやん気になるやん。
子どもに受けさせるの、気になるやん。

本日のお勉強は、子宮頸がん予防のHPVワクチンの存在、です。

まず、初めてこのワクチンの話題が世に出たとき、友人が
「よかったね~」
と言いました。
「え?そうなの?」
って私答えました。

ワクチンの捉え方は色々。

インフルエンザワクチンは、我が家は受けていないのです。賛否あると思います。私がペニシリンアレルギーというのを体験していて、幼少期から注射に抵抗あり。また学校で集団接種していたころから、インフルエンザワクチンを打たずに来たので、注射打つ、の意識が薄い。ちなみに私、インフルエンザ、一度、20代で罹りました。子どもも一度、B型に罹りました。

そんな生活をしてきた中、子宮頸がん予防の
ワクチン、は登場。
そして、副作用の報道、ありましたもんね。この打撃は大きかったようです。

が、子宮頸がんは、ヒトパピローマウイルス感染症なのであーる!
感染症なのであーる。今日あらためて知って、驚きです。

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ここからは、学んだこと。
第120回 カフェで学ぼう 「子宮頸がんとHPVワクチン」
主催:お馴染み NPOウィッグリング・ジャパン 
講師:久留米大学産科婦人科学教室 津田尚武医師

いただいた資料より抜粋。

ヒトパピローマウイルスは皮膚や粘膜に感染するウイルスで、200以上の種類がある。粘膜に感染するHPVのうち、少なくとも15種類が子宮頸がんから検出され、高リスク型HPVと言われる。

高リスク型HPVは、性行為により感染 するが、子宮頸がん以外に、中咽頭がん、肛門がん、膣がん、陰茎がんなどに関連する。

ぽーんと飛びまして最後、

<大切なこと>

子宮頸がんの原因の多くは性行為感染症によるヒトパピローマウイルス感染です。

これは性交渉開始前に予防ワクチンを接種することによって予防できます。

小学校6年~高校一年時期に接種するワクチンであり、両親が子宮頸がんという病気、予防ワクチンに関して正しい理解をしているか否かが、子どもの将来の子宮頸がんの発生、また妊孕性に大きくかかわることになります。

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▶つまり、女性だけの問題ではなく男性もワクチン接種した方がよいワクチンでもある

▶キャッチアップ接種=接種を逃した世代への対応
接種の対象に該当する方は、HPVワクチンを公費で接種できる期間がある
詳細は日本産婦人科学会
または日本婦人科腫瘍学会

▶子宮頸がんが発覚するタイミング
女性の晩婚化と重なり、出産年齢と子宮頸がんの発症年齢が重なる

▶WHOではぼくめつしましょう それには性的活動の開始前に接種すると最も効果的。(15歳までに接種がよいと。)

▶日本は先進国であるにもかかわらず接種率がひじょーに低い、世界でも稀。ワクチンクライシス・・・?
北欧も似た雰囲気であったが、接種率上がるとと子宮頸がんワクチンの発症率が低くなったそうです。(ここかなりざっくりな松尾メモ)

▶接種状況による24の多様な症状(年齢調整後)のデータから
副作用としての有意差がない 
※つまり接種後の多様な症状は、ワクチンだけの影響とはいえない

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ここまで学ぶことができ、あらたに知識は上書きされました。

さて・・・・
対象年齢の子どもは、意思が明瞭にあるので、親が正しく知り、子どもと話をして、判断することになります。

性交渉の数でもないらしい。感染するときはする、ということなのですね。

このお勉強の時間の最後は、任意接種の9価というものについてでした。


津田医師の言葉の

「みんなにとって子宮はいのちの源なので」

が印象的でした。

子宮を守る、命を守る。

その方法としての、ワクチン接種。

あらためて考えよう!


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