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「遠い気持ち」になる音を久々に聴いた

ヘッダーには今話題のAdobe Fireflyを使わせていただいた。
まだ使いこなせていないのだけど、使い方次第でクリエイターの強い味方になるなあ。

こんなの。未加工でこれだから楽しくて遊んでしまう。

話が最初から逸れたが、音の話がしたかったんだ。

坂本龍一さんの音を久々に聴いて、「遠い気持ち」になったという話。

「遠い気持ち」は変な表現かもしれないが、言い換えるならば、宇宙的なところと繋がって根源に迫られる感じがする、というところだろう。

Popsに疎いわたしでもSEKAI NO OWARIというアーティストは結構好きで、たまに聴きたくなる。

でも、坂本さんもセカオワも、たまにしか聴かない。
軽くないからだ。
普段はtununとかimaseとかLUCKY TAPESといった、軽くてチルめに聴ける音が好きで、作業中にもよく聴く。
(作業といえばlofi系にはずいぶんとお世話になっている。おすすめ。)

坂本さんとセカオワに共通するのは「宇宙を感じる点」にあるなあと考えたことがある。
変な話、スピリチュアルな気持ちになる、とも言えるかもしれない。
遠い星や宇宙の誕生や人類のこと、地球のことについて考えるときに似た、ぼうっとした、神聖な気持ち。
昔書いた文章にこんなのがあった。

ずっと聴いてると酔うけどたまに聴くと懐かしくて立ち止まりたい気持ちになるPops; SEKAI NO OWARI、何がこうさせてるんだろうと思ったら月とか雪とか星の一生とか星座とか、そういうものに小さい頃夢中になったからだった。宇宙がなければ人間は居ないけど人間の知能がなければ宇宙が認識されることもなくて、つまり存在とは・・・というところまでぐるぐる考えたことがある人は、少なくないんじゃないか。

2023年4月『ダムタイプ|2022: remap』展より
https://www.artizon.museum/exhibition/detail/555

坂本さんの音を聴いていても、まさにそんな感じがする。
浮遊感を感じる、ちょっと眩暈がしそうな気持ち。

うつくしいとはこういう感情のことだと定義して良いと思うし、わたしはこの感覚がとても好きで彼らを尊敬しているけど、
毎日聴くには、ちょっと重いかなあ。

そういう存在があっても良いよね。

Adobe Fireflyの遊び。
サルバドール・ダリみがあるな。

Emoru

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