【夢日記】風船で海の彼方へ飛んでいく
風船でアメリカまで空を飛ぶ。
そんな夢みたいなおとぎ話を、夢で見た。
最近、変な夢ばかり見る。
もう少しわたしに画才があれば、絵本のように素敵な世界観でイラストにしたいほどに、おもしろおかしい夢。
夢を見るとたいてい、目覚めてから記憶がなくならないうちにインターネットにありつく。「風船 アメリカ 夢」なんて具合に、同じような夢を見た人の例がないかどうかチェックしに行く。
大体はどんなへんてこりんな夢でも、良い具合に先例があるものだ。
風船でアメリカまで空を飛ぶ夢は、夢である以前に実話があった。
自分の身体に数千個のヘリウムガス風船を巻きつけ、日本からアメリカまで飛ぼうとしたおじさんが存在した。
ずいぶん昔の話だが、このような例は世界各地でいくつかあったらしい。
日本人の先の例は「風船おじさん」と呼ばれ、メディアに取り上げられ話題となった。
世界では生還した例もあったようだが、風船おじさんの行方を知る者はいない。
飛んでいった風船はどうなるのか、ご存知だろうか?
インターネットの文を引用すると、飛んでいった風船は上空で破裂して地上に降り落ち、いずれは土に還るらしい。
なので、風船を身体にくくりつけて飛び立つと、気圧や気候の影響を受けまくって方向コントロールできないばかりか、風船が凍ってダメになるか酸素がなくなって人間がダメになるかのいずれかになる。上空8,000メートルになると気温を0度を上回ることはなく、気圧も東京の1/3程度になるらしい。生身の体では太平洋を横断できるわけがない、ということか。
と思って調べたら身体一つとヨットで太平洋を横断したおじいちゃんがいたそうだから、上空に上がらなければ良い、というものでもあるのか。
世の中には面白い人たちがいるものだ。
たいていのゴム風船はいずれ土に還るとはいえ、結局は土に還るまでに年月がかかって動物がうっかり食べちゃう可能性もあるわけだし、
留め具のプラスチックが環境問題になってしまったりということはあるらしい。
何事もほどほどに楽しみましょうね。
Emoru
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