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Weekly Shinagawa CC

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神奈川県社会人サッカーリーグ1部に所属する品川CC横浜と、同県リーグ2部に所属する品川セカンドの公式戦、日々の練習、地域活動などに密着。Jリーグやプロ化を目指すクラブではないです… もっと読む
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記事一覧

1週目:2024シーズン始動

長年ほったらかしにしていたnoteさん。 そしていまは、品川CC横浜というクラブとともに「活動する側」となり、「取材に行って書く」ということをしなくなりましたが、クラブのことを少しでも知ってもらえたら…と思い、この場所を使って週ごとの活動やら試合のこと、選手、スタッフのことなど、クラブのリリースとはちょっと違う形で少しずつ書いていこうかと思います。 品川CCとは?歴史に関しては長くなりそうなので省略(笑) 神奈川県社会人リーグ所属の品川CC横浜。 何だその名前?と思うかもで

2週目:2024年初勝利!

1月8日にスタートした、槙野体制下の品川CC。 本来なら、始動からしばらくの間はじっくりコンディションを整えていく期間でもあるが、14日に今シーズン最初の公式戦を迎えるチームに許された練習機会は始動日を入れて4回(4日)だけ。まさに突貫工事的とも言えるような状況で初戦を迎えた。 2024年初戦 さて試合(神奈川県社会人サッカー選手権1回戦、vs YSCCセカンド)だが、「本当に4回(4日)しか練習していないのか?」と驚くほど試合の入りが良い。そして何よりチームの雰囲気が良い

3週目:品川セカンドの話

品川CC横浜には、槙野監督率いるトップチームの他に、セカンドチームもありますが、今回はセカンドの話でも。 雑草軍団 トップチームの選手のように、元Jリーガーや、JFL、大学リーグ(トップカテゴリー)で活躍していた選手は少ないというか、ほとんどいない。どちらかと言えば「無名の雑草」が集まったチームだが、中には体育会サッカー部ではなく品川を選んでプレーする大学生や、アジアや東欧、豪州などを渡り歩く中で縁あって加入した選手など、意外と顔ぶれは多彩だったりもする。 さて今のチーム

4週目:完敗から始まるリスタート

1月28日、品川セカンドが2024年の初戦に挑んだ。 神奈川県社会人サッカー選手権1回戦、相手は昨年のリーグ戦で敗れたONODERA FCであり、チームとしても「願ったり」な組み合わせ(相手)であったが、結果は0-2の敗戦というほろ苦いスタートとなってしまった。 重苦しい試合展開誰が出てきてもチームとしてのクオリティが落ちないONODERAに対して、セカンドは昨年限りで主力三人がチームから離れ、怪我や体調不良で核となる選手も不在と苦しい布陣。やはり序盤から相手に主導権を握ら

5週目:リモート采配を支えたスタッフ力

2月4日。 神奈川県社会人サッカー選手権2回戦において、昨年のリーグチャンピオンであるYOKOHAMA FIFTY CLUBさんと対戦し、3-1で快勝した品川CC横浜は準決勝にコマを進めました。 さて、この試合の前日に行われたアジアカップ準々決勝の話になりますが、対戦カードは日本 vs イラン、そしてピッチ解説は槙野智章さんでしたが、中には「あれ?品川CC、明日試合なのに監督ここにいるじゃない?」と思われた方も、もしかしたらいるかも?でしたし、正直な話「どうせ監督と言っても

6週目:持ってる男

6週目。 トップ、セカンドともに公式戦がない週でしたが、いろいろ変化が見えてきた1週間。 社会人選手権で1回戦敗退となり、開幕までちょっと長めの準備期間に入ったセカンドは、ちょうど入れ替わり期でもある。小川新監督が合流し、新加入組みに練習生と新しい顔ぶれも増え、まだ名前と顔が一致しない選手もチラホラと。まあセカンドに関しては、怪我人、コンディション不良な選手もいるので、チームの完成度が高まるのはもう少し先になりそうだが、昨年より開幕に向けての時間があることはプラス要素。

7週目:3年前の「今日」を見て

シーズン始動から7週目。 18日は神奈川県社会人サッカー選手権の準決勝が行われたので、その話を…とも思いましたが、試合レポートばかりだとつまらないので、その話はざっくりとだけ。 3−1でコブラさんに勝利し決勝戦へ。 まあしかし、なぜかコブラさんと試合やると苦しいというか、毎度もどかしい試合展開になるのはなぜなんだろう?特に苦手意識とかはないんだけど、なぜか「そう」なってしまう。昨年末の県リーグカップも、最終的には点差がついたけど、快勝か?と聞かれたら「ちょっと微妙」だったし

8.5週目:負けからの学び

8週目で毎週上げる!の目標に終了を迎えました(笑) ということなので、今さらですが先週(8週目)の話を。 2月25日 神奈川県社会人サッカー選手権決勝がかもめパークで行われましたが、ONODERA FCに1-3で敗れ準優勝に終わり、天皇杯、全国社会人サッカー大会へのチャレンジも終了しました。そして同日昼間にはセカンドチームはTRMでしたがこちらも0-2に敗戦と、ダブルで敗れる日でもありました。 セカンドの方からの話になりますが、小川監督が試合後に話した「このチーム(セカン

9週目:「BRIDGES」

3月2日、今年も無事にアイル品川にて新体制発表会を行いました。 こちらの詳しい内容につきましては、下記のオフィシャル記事が出ておりますので、そちらをご参照いただければ幸いです。 さて、当たり前の話になりますが、発表会にはいろいろな意味と側面を持っていると言えるでしょう。 クラブの活動にご支援いただいてる品川区や、多くのパートナー企業さま、そして試合を応援してくれるファン、サポーターの皆さまに対し感謝を述べると同時に、新しいシーズンに向けての意気込みや方針を伝える場でもある

10週目:積み重ねる

『隣の芝は…』の話ではありませんが、他所様の出来は気になるものだし、その結果が素晴らしいものであればあるほど「すげえ」になってしまいますが、SHIBUYA CITYさんは東京カップにて関東リーグ1部の東京23FCを下す番狂わせを演じ、同じ県リーグでのライバルとなるONODERA FCさんも、関東リーグ2部所属の厚木はやぶささんに勝利するなど、それぞれ好調を維持しており、やっぱり隣の芝は…になりがち(笑) 同県の強豪、他県で関東社会人に出てくるであろうライバルチームの動向は、