見出し画像

【七夕まつり・鈴の音市】センター登録団体出店・出演報告

七夕まつり・鈴の音市


〈投稿:2023年8月7日〉

8月5日に松阪市中心市街地にて「七夕まつり・鈴の音市」が開催されました。
松阪市市民活動センターでは、センター登録団体向けに「七夕まつり・鈴の音市出店サポート補助金事業」を実施しており、今年は「父子の会」さんがこの事業を活用して七夕まつり・鈴の音市に初めてのブース出店を行いました。

七夕まつり・鈴の音市では、この他にも松阪市市民活動センターに登録している市民活動団体が毎年ブース出店・出演されています。
今回は、4年ぶりに開催された七夕まつり・鈴の音にご参加された登録団体さんたちにお話を伺いました。

父子の会〈出店サポート補助金事業活用〉

発達障害の子どもやその家族等が暮らしやすいまちづくりを目指して活動する父子の会さん。松阪市市民活動センターの出店サポート補助金事業を活用して七夕まつり・鈴の音に初めてのブース出店をしました。
ブースでは発達障害の啓発展示やヘルプマークの知名度アンケートパネルを設置し、カキ氷の販売を行いました。カキ氷は一時、列が出来るほど大盛況となりました。また、アンケートパネルにもたくさんの来場者が足を止め、パネルに目を通してアンケートに回答していました。
代表の中村さんは、想定以上の人通りの多さに少し驚いている様子もありましたが、たくさんの方にブースに立ち寄っていただけて、とても嬉しそうでした。 

【父子の会さんから一言】
「たくさんの人にお立ち寄りいただきアンケートにもご協力いただきました。想像以上に賑やかなお祭りで、カキ氷だけでなく色々販売すれば良かったかもしれませんね」

ザ・サークル

県内各地で音楽活動をされているザ・サークルさん。カントリーステージとして18時から21時まで3時間、バンド形式のコンサートを披露しました。
ザ・サークルさんはバンドとして、七夕まつり・鈴の音市が始まった頃から継続的に出演しており、今年もお祭りの再開と共に出演を決めました。
4年振りの開催でしたが、コロナ禍以降もバンド活動を継続していたので今回の出演も最後までスムーズに執り行うことができました。
今回お話をお聞きして、まだ少し以前の賑いが戻っていないように感じることもあったそうですが「コロナ禍以前に七夕まつり・鈴の音市のステージを見に来ていた方や、最近のイベントで新たに知った方達が見に来てくださって嬉しかった」と答えてくださりました。

【ザ・サークルさんから一言】
「これからもお祭りが続いていくことで、たくさんの人に音楽を届けたいと思います」

ユニバーサルデザイン夢現

誰もが住みやすい街作りを目指して活動しているユニバーサルデザイン「夢現」さん。
家庭に眠っているがまだ使える子ども服や食器、浴衣など「遊休品(ゆうきゅうひん)」の販売を行い、立ち寄ってくださった方に団体の活動PRやユニバーサルデザインについてのチラシ配布を行いました。
コロナ禍以前から七夕まつり・鈴の音市にブース参加しており、出店場所も例年と同じ場所にブースを設置させてもらえたので、以前の出店を覚えていてくださり「久しぶり」「また会えたね」と声を掛けてくれる方もいらっしゃったそうです。
当日は20人ほどのメンバーが交代しながら、開催時間終了まで参加しました。お祭りはメンバー同士が顔を合わせて話す場にもなっており、団体にとって楽しく過ごせる大事な活動場所の一つとなっているようでした。

【ユニバーサルデザイン夢現さんから一言】
「武四郎祭りやあじさい祭りなど、他のお祭りにも出店して啓発活動を行なっているので、見かけた際はぜひお立ち寄りください」

パティオひの街商店会

地元のお店や食品企業と協力をして、珍しいお酒や無添加ジュースと缶詰おつまみを提供する飲食ブース「スズバル」を出店しました。
スズバルは今回で3回目の開催で、商店街でビアガーデンの雰囲気を楽しみながらゆったり夕涼みして欲しいと立ち上がった企画です。当日は家族連れが多く、装飾にこだわった甲斐もあり、飲食だけでなくブースの雰囲気も楽しんでもらいました。
準備や来場者の多さに少し慌ただしくなったところもあったそうですが、企業と地域の人、来場者が一体となって場を作り上げていて、人と人の“心”が“密”になるお祭りだったと感じたそうです。

【パティオひの街商店会さんから一言】
「商店街を知っていただくツールとして、これからも様々なイベントに参加していきたいです」

松阪鈴おどり・鈴リン会

オープニングの子どもたちによる鈴おどりから始まり、13チームが各自でそろえた衣装や演出で鈴おどりを披露しました。今年は趣向を凝らしてステップが早いバージョンにも挑戦しました。全チーム披露後には、本部でアイディアやフォーメーションを審査し、エネルギー賞やアイディア賞などを発表。協賛していただいた商店街の商品を参加者に配布しました。
七夕まつり・鈴の音市には毎年参加していましたが、4年ぶりの開催で主要なメンバーも4年分の歳を重ねた為、準備が大変だったそうです。ですが、参加者を募るとすぐに集まり、また、例年とは違い明るい時間に出演する事で、ライトアップなどの手間を省き4年分のブランクをカバーしてスムーズに開催できました。当日は、見物客も待ちに待ったといった感じで始まる前から見に来てくれていて、お祭りの再開に嬉しさを感じたそうです。

【松阪鈴おどり・鈴リン会さんから一言】
「鈴おどりに興味がある方、踊ってみたい方はぜひご連絡ください。一緒に踊りましょう!」

特定非営利活動法人Mブリッジ エシカル推進チーム

ひと・まち・企業の“いいコト”や“ステキ”の新たな可能性をつなぐNPO法人Mブリッジ。そのエシカル推進チームが手掛ける「食品ロス削減プロジェクト『ベジッフル』」と手作り柑橘ジュースの販売を行いました。
『ベジッフル』は材料に市内で出る「もったいない野菜」を使用したワッフル型クッキーです。お祭りで販売することで、開発の経緯や商品の特徴を知ってもらい、市民に食品ロスについて関心をもっていただくきっかけになればという思いで出店しています。
普段は個包装で販売していますが、出店ブースでは焼き立てが食べられる特別なメニューも提供しました。
久々の七夕まつり・鈴の音市では家族連れの方が多く、片手で簡単に食べられることもあり用意した分はほぼ完売となりました。
SNSで商品を知った方が今回の出店で初めて食べに来てくれたことが、とても嬉しかったそうです。

【特定非営利活動法人Mブリッジ エシカル推進チームさんから一言】
「市内でもたくさんの食品ロスが発生している事、身近な取り組みでそのロスを改善できる事を知ってもらえるようにこれからも活動していきます」

松阪市よいほモール商店街振興組合

大人も子どもも簡単に楽しめる賑やかなゲームコーナーやバンドなどの音楽演奏を行う「よいほモールイベント」を実施しました。
七夕まつり・鈴の音市が始まった頃に、商店街としての名物コーナーを作ろうという思いから始まった、長年継続しているイベントです。
ゲームコーナーでは、恒例の輪投げや大きなサイズのコリントゲームに加えて、今年は4年振りの開催という事もあり、より一層気合を入れて盛り上げる為に新ゲームのおじゃみ飛ばしも企画しました。
久しぶりのお祭りは予想以上に人出が多く、途中でゲームの道具が壊れてしまったり、用意していた景品が終了するアクシデントもありましたが、たくさんの人に遊んでいただけて、イベントは大盛況だったそうです。

【松阪市よいほモール商店街振興組合さんから一言】
「地域や生活の一部として、お買い物だけでなくぶらぶらと商店街に遊びに来てくださいね」

響座いなせ組

松阪市を中心に活動する和太鼓グループ響座いなせ組さん。日が暮れ始める19時から和太鼓教室の生徒による発表会と、響座いなせ組の和太鼓演奏を披露しました。
明るい時間な来場者が太鼓と一緒に写真を撮ったり、家族連れや子ども達に和太鼓を触ったりしてもらえる体験ブースとしてお祭りを盛り上げました。
今年は見に来てくださった方が多かった印象があり、コロナ禍の間発表の場がなくモチベーションが保てなかった分、披露できる場が復活してきて良かったと感じたそうです。
発表の場が無かった間も練習は続けていたため、演奏はスムーズに行えたのですが、感染対策を行ないながらの演奏だった為、100%実施できたとは言い難い所もありました。
今回の七夕まつり・鈴の音で団体の活動を知り、他の公演に来て下さった方も居て、お祭りで繋がった縁が活動に繋がっているように感じました。

【響座いなせ組さんから一言】
「伝統的和太鼓を通して聞く人に元気になってもらいたい。響座いなせ組を通して太鼓の魅力を知ってもらえると嬉しいです」

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?