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『ウルトラマンレオ』第1、2話準備稿

 ウルトラセブンの指導のもと、ウルトラマンレオと一緒にウルトラマンタイガー(!)とウルトラマンジャック(!)が鍛えられているという衝撃の準備稿。

副題も実際のものとは異なっている

 『ウルトラマンレオ』は、本来4月第一週からはじまるシリーズの中で、例外的に第1話が4月第二週からはじまるというイレギュラーなことになっています。昔からさまざまな理由が推測されていますが、とにかくこの準備稿でも第1話の放映日が4/12になっています。しかし続く第2話準備稿の放映日も4/12なんだよなあ。
 この準備稿が用意された段階から第1話は4/12で第2話の表紙は単なる間違いなのか、それとももっと以前には第1話が4/5の稿もあって、それに倣って第2話が4/12となっているのか……?

『レオ』第1話準備稿シーン1。

 「獅子は子どもを千尋の谷に落とす」のはいいけど、なにもウルトラマンを崖から落とさなくても(笑) 「飛べよ!」とか思うよなあ。
 もちろんこの“ウルトラマンジャック”は新マンじゃないです。セブンが自分の次の世代を継ぐウルトラマンと見込んで技を教えているレオと同じ若者ウルトラマンのひとり。“ウルトラマンタイガー”ものちの“タイガ”とはなんの関係もありません。
 いずれにせよジャックとタイガーは、第1話のシーン2でマグマ星人とマグマギラスにアッという間に殺されてしまいます。ちなみにそのシーンでは「セブンのカラータイマーが点滅する」とか書いてあるし、いろいろアバウト。

『レオ』第2話準備稿の前篇あらすじ。ナレーションを読むだけでクラクラくる(笑)

 このセブンは単に変身不能なだけで足をやられる描写もない。ウルトラアイはパックリ割れ、ウルトラ念力もなく、マグマギラスに撃ち落とされて死んだMAC隊長の代わりにおおとりレオを連れてMACに隊長として入隊する。次が決定稿のはずなのに、まだいろいろ決まってなさすぎてすごい。
 そのかわりセブンを追ってマグマ星人とマグマギラスが来るので、第2話では「宇宙から怪獣を引っ張り込んできた」とか言われて疫病神認定。いろいろかわいそうすぎる。

 そのうち誰かがwikiに書くんだろうが、ちょっと誇張してるところもあるから全部を鵜呑みにしたらいかんぜよ。だいたいは間違いないですけど。

※Twitterに書き散らした文章をまとめました。
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