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NottaのAI要約機能は、実用的になってきた。

毎週金曜日更新のnote。今回で98週連続となります(100週連続まであと2週!)。
今回はNottaの「AI要約機能」についてご紹介です。


Nottaとは

これまでの当社のNoteの中で何度か記載していますが、AIを使った自動文字起こしサービスです。

Notta社のサイトで当社での導入事例も紹介していただいておりますのでよろしければこちらも御覧ください

当社でのNottaの用途

当社では主に議事録や会議記録にNottaを活用しています。
特に私が「どういう話をしたっけ」とならないように、Zoomなどのリモートでの打合せでは必ずNottaに同席(?)させています。
文字起こしを自動でしてくれるので、「どういう話をしたっけ」、「●●って話の前後を確認したい」といった際に「テキスト検索」で当該箇所を見つけて確認(音声を聞く)ことができる。これがこれまで当社(私)にとって一番のメリットでした。

検索で文字起こし文章から当該箇所を探すと、確認の時短になります。

そして、5月にベータ機能としてリリースされた「AI要約機能」これが今のお気に入り(役に立つ)機能です。

Nottaの「AI要約機能」とは

このAI要約機能(ベータ機能)は、2023年5月31日にリリースされた機能ですが、実は最近まであまり使っていませんでした。
というのも、当社の打合せでは専門用語が多いせいなのか、要約が今ひとつなこともあり、まだまだ使えないなという感触だったからです。

OpneAIを利用している

このAI要約機能はOpenAI「ChatGPT」をベースにしているとのこと。AI学習データとして顧客データは利用していないとのことですが、やはり学習(成長?)していくのでしょうか。

この機能はOpenAIを搭載し、お客様のデータはAI学習データとして使用することはありません。

2023年5月31日リリース記事より
https://www.notta.ai/news/release/202305311015
1時間の会議がだいたい1分で要約されます(個人の感覚です)。

実際の要約についての所感

最近携わっているとあるプロジェクトで、打合せ終了後すぐに案件のオーナー様が会議内容のフィードバックを求められることがあり、AI要約機能を使うようになりました。
多少の手直しは必要ですが、「7割程度は確実に要約」されており、報告時間が大幅に短縮できるようになりました。

以下は実際の会議の要約です。会議時間は2時間半ほどの長さですが、要約には1〜2分程度でした。
かなり精度が高く、「チャプター」と記載された書く内容のなかの一部と「行動項目」は文言を編集・追加しましたがこの要約を編集し、完成するのに必要とした時間はほんの5分程度です。
内容詳細は消していますが、要点は確実に拾われており、次回までにやることもまとめられています。
会議直後に提出するもの(議事録)として十分で、AIの威力ってこういうところかなと感じています。

実際の要約画面です。

AIって要約得意ですよね

Google検索でも「AI による概要を生成しますか?」と出てきますが、
要約は人間より速く・網羅的に生成することが得意なものと認識しています。
なので、会議議事録の作成やタスクの作成などは得意な領域なのでしょう。

今後はアシスタント的に「今日やってたことはこういうことなので、明日はこうしたら良いのではないですか?」と仕事の効率性をあげてくれるのでしょう。
ただ、人間にあってAIにない「一見無駄」と思えるようなこともおそらく必要で、AIが人間に代わって全てやってくれる。なんて世の中にはならないと信じています。
例として、「ぼーっとする時間」等は、きっと新しいことを生み出すための必要な時間だと思っています。

以上、今週のnoteは久しぶりに「Notta」について書きました。
来週は99週目の更新となる予定です!


書いた人:岡田


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