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写真で将来を決め、旅をしようとカメラを買った

noteのお題企画 #写真が好き というテーマで書いてみます。
記事がパッと目に入ったとき、これは書きたいなと思いました。写真は私の趣味でもあり、現在に至る分岐点でもあります。以前にも少し書いたことがあるので、見たことあるな~という方は久しぶりの話題だな~と思って許してください。

とある写真集を見て将来を決めた

高校生のとき、本屋さんでとある写真集と出会いました。
中村征夫さんの『ジープ島』です。

この本で取り上げられているのは、トラック諸島に浮かぶ小さな島「ジープ島」の様子です。たくさんのサンゴに囲まれて、都会にあるものが何もなくて、あるものは大自然だけ。そんな島です。いつか行ってみたい、と同時に私は「海の勉強をしたい」と思いました。当初考えていた進路に「海を学ぶ」はありませんでした。この本に出会っていなければ、きっと違う道を進んでいたでしょう。大学は海洋学を学べるところを選び、その知識を生かせるところに就職しました。学生・社会人生活の間にたくさんの海に行きました。これまでの私の人生を作ってくれた、大切な1冊です。

カメラは一人旅の相棒

大学生のとき一人旅デビューしました。旅にはカメラを連れていくことにしました。自分で見たものをキレイに残したかったからだと思います。当時は小さなコンデジしか持っていなかったので、もう少し高性能なカメラを買いました。流行り始めていたミラーレスカメラです。初代相棒はOLYMPUS PEN Lite E-PL1s。初めての旅先は小笠原諸島の父島。そのとき初めて「夕焼けってこんなにキレイなのか」と驚いたのを覚えています。そのときの忘れられない1枚です。この写真を見るたびに、写真はその風景を記録するだけでなく気持ちまで残すんだなと実感します。

おがさわら丸から見た忘れられない夕焼け

憧れの島へ

社会人になってから、私の将来を決めたジープ島へ行きました。写真の中よりもずっとずっと素敵な場所でした。中村征夫さんのようには撮れない素人ですが、たくさん写真を撮って帰ってきました。やはりその写真に気持ちが残りました。1番気に入っている1枚です。

100枚以上撮ってようやく成功した半水面

憧れの水族館へ

アメリカにあるスタインハルト水族館というところにどうしても行きたくて、サンフランシスコに一人旅をしました。頭上に熱帯雨林のドームがあり、水の中を熱帯雨林の魚たちが悠々と泳いでいる水槽です。初めてこの水槽の写真を見たとき、よくこんな水槽思いつくな~!とものすごく感心したものです。見たかった光景を自分のカメラで収めることができました。一人で太平洋を渡る勇気をくれたのも写真でした。

スタインハルト水族館のレインフォレスト
若い頃の行動力ってすごい

おまけ

何かの機会にお気に入りの写真をまとめたことがありました。これもアップデートしないとな~と思っていますが、せっかくなので載せます。どれを見ても、あのとき夢中でシャッターボタンを押した気持ちがよみがえってきます。これからも楽しく写真を撮りながら生きていきたいです。

お気に入りの10枚

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