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写真展「縦の会」 Piledriver Zero 総括

2022年11月16日~20日 ビーツ

縦写真縛りのグループ展示「縦の会」に参加しました。
間接侵略に備えるための民間防衛組織(民兵)として、三島由紀夫が結成した軍隊的な集団である「盾の会」とは一線を画しており、三島由紀夫の命日である11月25日とも一週間もずれています。

DM

諸般の事情によりDMは目隠しされてますが、まきたまき氏の撮影・デザインした「縦の会」のそま会長のポートレートです。「縦の会」のテーマは縦写真のみです。縦には勝手気ままという意味があるそうで、得てしてそんなグループ展になった気がします。

さて、今回の僕の展示は チェキ instax mini Evo で撮影した北は松島(仙台)から南は那覇(那覇)までの日本の各地で撮ったカラー写真12枚で構成しました。写真の配置を二枚一組に寄せているのは、写真集の見開きをイメージしています。縦写真では見開きのコンビネーションで表現することが出来るので、敢えてテーマが縦に対して横を意識しました。

僕はいつも 非日常シリーズ 等でGRによるモノクロのストリートスナップを撮影していますが、実はチェキでカラーのストリートスナップも撮り溜めています。GRは速射性が優れたカメラでここぞと思った刹那を切り取るのに適しています。

対してチェキはレスポンスが遅いので、しっかりと対象を見つめて色と構図を意識して、ゆっくりシャッターを押すことを心掛けています。殆ど撮って出しでも色が美しいのは流石、FUJIですね。
それと、チェキ instax mini Evo は起動するときにモニターに instax と文字が現れます。その文字の向きがカメラを縦に構えた時にちゃんと読めるようになっているんです。また、縦写真用のシャッターボタンも横とは別にもう一つ設けられています。
上記からこのカメラを最初に起動した時にこのカメラは縦専用のカメラなんだなと感じて、「縦の会」の開催を知る前からずっとチェキでの縦写真を撮り続けていたのです。

このチェキでの縦写真のシリーズは Piledriver と自分では呼んでいました。パイルドライバーとはプロレスの技で相手の頭を下にして、縦にマットへ叩きつける技です。この技が僕がチェッキで縦写真を撮影するイメージに近いのでそう呼んでいたのです(笑)
プロレス技を知らない方もいるでしょうから下に動画を貼っておきますね。


では、展示写真を拡大して紹介します。今回の場合は説明するのも野暮なので、解説は無しにします。






今までの僕らしくない展示だったので、他の方からどう見えるかを心配していましたが、それなりに好評だったので、来年も同時期に開催される「縦の会Vol.2」にPiledriver シリーズで今回出来なかった144ページの写真集を製作して参加したいと考えています。

最後にいつものように配信がありましたので、貼っておきます。

では、また。

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