見出し画像

序章:整骨院の売上構成

整骨院の不正請求についていっぱい書いていくぞ\( 'ω')/ウオアアアアアア!!

っと意気込んだところで、肝心の売上構成が分かってないと何が不正かも分からないですよね?うっかりしてました(´・∀・`)

ということで、ここに書くのは

整骨院の売上になっている分類と計算式

です。

まぁ算数みたいな感じというか方程式というか…

今後更新していく内容を読む上での予備知識として見て頂ければなと思います。

ちなみに今回のテーマはあくまで“整骨院”なので、柔道整復師(柔整師)のみの院の話として進めていきます。

まずは“総売上 ”の計算式は2通り(AとBとする)

◆総売上A=(保険請求売上+窓口負担金)+実費施術+自賠責保険+労災

◆総売上B=総来院数×平均単価

“平均単価”というのは、“1人の患者さんが一度の来院でかかる費用の平均”なので、Aの式では“保険請求売上+窓口負担金+実費施術”が対象となります。
自賠責保険や労災は少し特殊なので単価の計算としては無視してください。

また、( )で括ったのが所謂“柔整保険売上”の内訳となっています。

さらにBの式の“総来院数”を少し掘り下げると

◆総来院数=カルテ枚数×リピート率

という式が出来上がります。

“カルテ枚数”は言い換えると“個体数”、“リピート率”は“1人あたりの平均来院数”です。

例えば、
「10人の患者さんが平均10回のリピート率。その院の総来院数は100人」
という感じですね。

勘のいい人や経営者の方なら察しが着くかと思いますが、整骨院での売上を上げるためには、◆の式の各項目の数字をあげる必要があるんですよね。

つまり言い換えるなら

不正が起こりうる対象

ということです。

なのでこれから更新するのはそれぞれの項目についてとなってますので、
今後ともよろしくお願いいたします(*´ω`*)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?