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「悔いあり」の第1子育休復帰 準備と復帰後の生活リズムを反省する

こんにちは。まくらです。東京で7歳長女・3歳(2歳クラス早生まれ)長男2人を育て中のオーバー40です。300人規模の中小企業メーカーに新卒入社し、勤続20年になります。2022年春に第2子の育休から復帰しました。次の春に昇進昇級して課長をしています。(もしよければ、詳しくは自己紹介のnoteをご覧ください。)

さて、只今2月で育休復帰を控えている人がいらっしゃると思うので、今回のnoteでは育休からの復帰、職場復帰について書きたいと思います。


冒頭の自己紹介のnoteでは2回の育休復帰を以下のようなタイトルで表現しました。

■ 第1子育休明けのこと、後悔。
■ 2回目の育休復帰のこと、悔いなし。

正直なところ、第1子育休復帰で気になっていたのは子どものことでした。まず、保育園に入れるかですが、ここは既に終えている人が多いと思うので飛ばして、入園が決まった後にしたことを書いていきますね。

第1子育休復帰の準備でしたこと

【第1子育休復帰】
  準備期間:3月の1カ月
1、保育園の入園準備(グッズ関係)
2、朝晩のシミュレーション

グッズの準備

初めての入園ということで、かなり入念に準備しました。園から配られる冊子を見て、手作り(私の場合、母が洋裁が得意で、してあげることが好きな人なので依頼)したり、まとめて西松屋で買ったりしました。(私の家から西松屋はアクセスが悪く、実家に行ったときに購入しました。)

特別やってよかったことも、悪かったこともなかったと思います。ある程度準備しておけばOK。実は慣らし保育中は使わないものもあるので、ないならないで、後で買っても間に合います。しいてあげるなら、食事用エプロンなどは直ぐに黒シミができるので、買い替えること前提に安いものでよいと思います。あまりこだわる必要はないと思います。

一人目だとグッズにこだわっちゃう

復帰後の朝晩のシミュレーション

朝晩のシミュレーションですが、当時は正直「あっまあま(甘々)」だったと思います。に記憶がかなり薄くなってしまっているので要点のみを書きます。

生後9カ月復帰で職場復帰

【送迎】母である私
夫は海外出張があります。そして、朝7時には多くの人が出社しているような環境であるため、私が送迎することを前提に、私産休中に私の会社の近くに引っ越しました。

【帰宅後スケジュール】
17時20分 お迎え 抱っこで帰る

17時30分 帰宅→食事、その後、授乳
まとめて作っておいた離乳食をレンジでチン。
まだ、離乳しておらず、離乳食の量はそれほど多いわけではなかった。
授乳が10分ー20分程度ありました。     

18時30分   お風呂。その後、絵本を読む、おもちゃなどで遊ぶ。

20時 布団で授乳→そのまま寝かしつけ

娘の就寝時間:20時‐20時30分

【反省点】 

・自分時間(My Time)をスケジュールに入れていなかった

夫は寝かしつけ終了後で帰宅。寝かしつけ後、夫と食事をしたり、家事をしていたため、あっという間に22時を経過。その間に、子どもが起きることもありました。(夜間授乳もしていました。)その対応をしていたら、いよいよ自分が寝る23時を過ぎていました。

我が家は、子どもが生まれる前は、早く帰った方が夕食の準備をする形だったのでした。出産後も子どもが生まれる前のまま、できる方がやるつもりで、役割分担はなあなあになっていました
洗濯や食事づくりなども私がすることも多くあり、自分がゆったりしたりする時間や、母親や家族の一員として以外の元々自分が好きなことをする時間を持てていませんでした。

自分のための時間をスケジュールに入れていなかったことも反省点なのですが、夫とのすり合わせができていなかったです。

自分時間も取ろう!

・自分のやりたいことを考えられていなかった

私は今は自分ではっきりと言える「学び好き」なのですが、当時、その認識がなかったです。出産前までは、夫との時間の調整は必要だったものの、自分の気が向いたら直ぐにやってみることができる環境でした。出産前は学び(ヨガのRYT200やグロービスの受講)をしてみたいと思ったときに、ちょっと考えてさっとやってみていました。元々学び好きな性格にやってみる気質が組み合わさって、出産前は意識せずとも自分で自分を満足するための時間を十分に作れていたのだと思います。

ところが、育休復帰後は、母親・家族の一員・職場での役割を果たすことばかりに自然に目が向いていて(責任感が強い、そうした役割も自然にできる次女です)、自分を満たすことへのアンテナ感度が下がっていたように思います。アンテナ感度が下がっているから、やりたいことも見つからない。毎日がやるべきことばかりで、どんどん過ぎていく。なんとなくモヤモヤする日々です。

自分の心のコップも満たそう

・仕事の向き合い方について、マインドチェンジができていなかった

私は仕事が好きです。流れにある程度流されて、その中でやりがいを見つけて、熱中できるタイプ。そして、達成感も感じられていました。しかし、育休復帰後は、当然できる量や範囲が限られます。基本的に、自分の持つ仕事をいかに時間内で終えるかということに頭が向きがちになります。

自分が得意な仕事は?
自分がやりたい・好きな仕事は?
自分が求められる仕事は?

こうしたことを考えることをほとんどせずに育休から職場へ復帰した結果、大幅にモチベーションダウンしました。

私の場合、部署で初の育休復帰者。しかも、私は元々出張が多く、社外と長期的にやり取りして、作り上げていく種類の企画職をしていました。復帰後は、出張がなく、単発で終わる隣の課の配属となりました。復帰直前の3月に、部長がわざわざ我が家の近所のカフェに来て(といっても会社は隣の隣の駅です)、復帰後の配属先を説明してくれました。

異動については、夫が海外出張することがある中で、元の仕事は私自身が難しいと思っていました。また、元の仕事の内容だと、子どもの急な病気などで休む際に社外とのミーティングが入っていた場合に、急遽、他の人や上司に代理で出席してもらって事が進むようなものでもなかったので、隣の課の仕事をすることに納得していました。隣の課の仕事は、その仕事自体は専門性があり、私も関心があったので、異動へ異論はありませんでした。

しかしながら、復帰してみると、課のメンバーの取引先への支払いの経費処理を依頼されることなどがあり、モヤモヤした気持ちを抱える日々を迎えることになりました。私の会社の場合は、担当する業務の難易度や大小はあっても、その中で起きる細かい処理なども、基本的に自分で処理する仕事の進め方です。こうした前提で、物事を捉えてモヤモヤしていたのですね。

当時の私に伝えたいこと

ただ、今、私が昔の自分に伝えるとすれば、

「ひとまずやっておいてあげればいいんじゃない。
そのことにモヤモヤする必要はないんじゃない?」

です。

私は育休前からその部で約5年働いていました。ただ、直接新しい課の仕事をしたことはありませんでした。同じ部でも違う専門性が必要なので、まだできることは限られます。復帰して数カ月は、それほど担当を多く持つわけでもないので、時間に余裕はあります。

そう考えると、仕事への慣らし期間とゆったり構えて、ひとまず「チームの仕事がうまく回るようにサポートしてみよう」と考えるくらいでちょうどよかったのだと思います。

でも、その当時は変なプライドや、仕事の進め方についての「こうあるべき」ばかり気になっていたのでしょうね。

考えておくとよかったこと(Why+Will・Can・Must)


今振り返って、考えておくとよかったのは

自分がやりたい・好きな仕事は?(WILL)
自分が得意な仕事は?(CAN)
自分が求められる仕事は?(MUST)

これを考えるとともに、

自分は何のために働くのか?(WHY)

これも職場復帰前に考えておくとよかったのだと思います。


リクルート発祥のキャリアを考えるフレームワーク「Will・Can・Must」になぜ働くか「Why」も必要だと思った

私は仕事が好き。
仕事をするのが楽しい。仕事で得られる達成感も好き。
だから、働きます。

より難易度の高いことや、チャレンジもしていきたい。
今の会社は好きだし、環境も悪くない。
今の会社で仕事をし続けたい。

これが私が仕事をする理由です。

仕事をし続けることを考えるのならば、一人目の育休復帰時に

「今後も長期的に自分が満足して働くために、まずは周りをサポートしながら、状況確認をする。車のアクセルを大きく踏む前に現場確認する期間」

とし、数カ月から1年の暫定テーマを設定して、
アクセルがローモードと自己認識していればよかった
のだと思います。

一人目復帰時に、このモヤモヤや葛藤を誰かに話せればよかったのですけどね。中々、周囲に頼るのが苦手で、しかも中小企業だと身近に相応しい人がいないのですよね。

これから育休復帰を迎える方に、私の事例が少しでも参考になれば嬉しいです。今日のあなたの1日があなたにとってよいものとなりますように。

お読みいただき、ありがとうございました😊



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