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いつ妊娠を会社に伝えるか問題(私のちょっと失敗例)

こんにちは。7歳と3歳の2人の子どもを育てている新米課長のまくらです。

さて、これまで1人目の出産育休・職場復帰の経験を糧に、割と順調だった2人目復帰についてnoteを書いてきました。育休復帰については、満足度95%だったのですが、今振り返って妊娠中失敗したと思うことがひとつあります。それは、妊娠を会社に伝えた時期です。

結論を端的に言うと「言うのが遅すぎた」です。

妊娠中のワーキングウーマンにとって、いつ会社に妊娠を伝えるかは、ちょっと頭を悩ませる問題ですよね。2回の妊娠出産・職場復帰をした経験を基に、妊娠を会社に伝える時期と考えるポイントについてまとめてみます。

さて、私の場合、出産妊娠の経緯は以下の通りです。

職場への妊娠報告のリアル(ゼクシィ調べ)

ゼクシィによる2022年9月実施された、妊婦さんと0カ月~2歳までのお子さんをお持ちのママ2,602人アンケートによると妊娠2ヶ月(4~7週)が最多で45%、次いで妊娠3ヶ月(8~11週)ということです。

出典:ゼクシィhttps://zexybaby.zexy.net/article/contents/0156/

妊娠を伝える時期を考える際には

◆ 配慮を求める必要がある業務かどうか
◆ つわりなど自身の体調の不安があるかどうか
◆ 後任探し・引継ぎの必要期間

などがポイントとなると思います。

例えば、医療職で放射線などの心配がある場合や、販売職で立ち仕事が続いたり、重い荷物を運んだりする場合(①)や、つわりが重いなどで通勤時間の変更や業務中の休憩の必要性を感じる場合(②)は、かなり早めに言う必要が出てくるので、実際2カ月から3カ月が多くなるのだと推察しました。

私の例(第1子妊娠)

食の好みの変化はあった(無性にマヨネーズが好きで、夕飯にデパ地下の豪華サンドイッチを買うことが何度も)のですが、つわりはあまりなく、立ちっぱなしといった配慮が必要な仕事でもなかったです。

しかしながら、不妊治療で有給休暇を取ることがなくなって妊娠が分かるだろうということで、第1子の時は12週を超えた後で、これまでお休みをもらったお礼とともに、妊娠を上司と先輩のチームメンバーに伝えました。

その時期していた仕事はピンチヒッター的に入っていた部署で、後任を早く探す必要があった(③)のも3カ月で報告した理由の一つではあります。

おかげさまで、無事に年度末で後任を探して、GWに入るとともに有休を含めて8週間ほど一人時間をエンジョイできました。劇団四季のミュージカルを見たり、マタニティエステに行ったり、引っ越し(これは本来よくない)したり、早めに伝えて後任準備にも入ったのがよかったです。

私の例(第2子妊娠)

一方の第2子。第1子とあまり変わらず、割と体調良好。つわり多少あったものの、コロナで在宅勤務だったので、配慮は必要ありませんでした。そして、その時期担当していた大きなプロジェクトが一段落するのがちょうど産休に入る6週前くらいでした。とても面白いプロジェクトで、6週前入ってもちょっと働いちゃおっかなぁなどと思っていた※ことから、ずるずる妊娠報告をする時期を失っていました。出社をほぼしていなかったことも伝え損ねていた理由です。

※産後と違って本来産前6週前に働くのはNGです。後で気づきました。

突然妊娠を伝えることに

いつ報告しようかなと思っていた矢先の9月中旬、上司から会議室に呼び出しが。呼び出されたのは、私と同じ課のメンバー。下期の組織の相談でした。

「同じ課(その当時課長含めて5人の課)2人が、別部署に異動する。下期から3人で頑張ろう、よろしく!」とのこと。

「えーーーーーー!」って感じでした。

これは妊娠を今このタイミングで言わねばと思って

「す、すみません。実は私今妊娠中で、1月出産予定で…。」

「それは、さすがに自分かわいそう。無理な気がする‥‥」
とつぶやく課長。

組織変更時は注意

私の部署の仕事は割とプロジェクト単位でする仕事が多く、引き継ぐ必要がある業務も少ないし、今、人数も割と余裕があるしと、私が一人で勝手に思っていたら、こんな顛末が待っていました。

結局、私が産休に入った後、数カ月遅れて、隣の部署から人を引っ張ってきて人員不足を解消しました。

◆ 配慮を求める必要がある業務かどうか
◆ つわりなど自身の体調の不安があるかどうか
◆ 後任探し・引継ぎ

これらを考えて、妊娠報告時期を決めるとよいのですが、会社の組織変更もあるので、早めに伝えたほうがいいと思いました。

二人目のなれ(というか勝手な見通し)から、多少迷惑をかけてしまった苦い思い出です。

結局これを振り返って思うのは、自分の無理のない範囲で部署に負担をかけない最良の時期を選ぶことが大切だということです。

妊娠中って、考えることが多くあっという間に時が過ぎるのですが、今後同じ職場に復帰することを前提にするならば、復帰後、歓迎してもらえるような周囲とのかかわり方や働き方を工夫することにもしっかりと心と頭を使っておきたいものです。

と、報告をミスった私ですが、第2子職場復帰後は温かく迎えてもらって、今楽しく仕事できています。私の育休中ふんばってくれたチームメンバーに感謝しながら、今は恩返しの思いも込めて仕事にまい進中です。

では、今回は初めて妊娠中を振り返ってnoteをつづってみました。
それでは、今日も1日いい日になりますように!




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