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睡眠中の夢と純度100%の悲しさ

「悲しい」っていう感情って、「嬉しい」「楽しい」「怒り」とかと違って複雑というか、あんまり直球で感じることがないような気がする。

色んな防衛的な反応、よくあるのは怒りに化けちゃうとか、そういうのとセットになってて「悲しいよ」って純粋に悲しめること、あんまりない。

その分、夜寝てる間に見る夢で、どうも「悲しい」という感情を感じきるように(とりあえず私の脳は)できているらしい。

最近はもうほんとに稀なことだけど、たまに夜中に夢を見て目が覚めて、そこから本当に心の底から悲しい気持ちになることがあって。大体そういう時は、夢の内容もボヤっとしてるし(描写したところでそれがそんなに悲しい?というような内容だしそもそもすぐに忘れちゃう)直近で起きたことの悲しい要素をケアしようとしているんじゃなくて、37歳だったら37年分の積み重なった悲しい気持ちを味わう感じ。

なので、そういう夢を見て目が覚めた時は、思う存分悲しんであげることにしている。何なら寝ぼけてさめざめ泣いてたりする。自分のために。

感情は味わってあげると収まる、というのは臨床心理では通説で、おそらく頭がおかしくなっちゃわないように、帳尻合わせの働きなんだと思うな。



これで大体500字。今書いてる卒制の6000字って短いようでめっちゃ長くてでもやっぱり短い。

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