暇な時間の大切さ

この土日は珍しくお仕事が入っておらず、暇な週末を過ごしております。
正確に言うと細々とした仕事はありましたが、大した作業ではありませんでした。
ほぼ1日レベルでガッツリ時間が空いたのは久々。
そのため、急に時間が空くと何をすればいいのかいまいちわからなくなったりもするのですが、あえてどこかに行こうなどとはせず、本を読んだり、読書をしたり、散歩をしたりしてゆっくり過ごしてみました。

というのも、僕は、「暇な時間」はある持っておいた方がいいと思っているんです。

何もせず、ただただぼーっとしている時間。
時間の流れに身を任せている時間。

なぜそう考えているかというと、それは……

「新しい発想が生まれるから」。


今まで、仕事が詰め詰めになった時期も、仕事が全然ない時期もどっちも経験してきました。
これは波みたいなもので、いつ忙しくなるか、いつ暇になるかは大抵、予測不可能です。
仕事が忙しいときは、お金はいっぱい稼げます。
ただ、頭がそれ以外のことに回らず、転機となるような考え方だったり、物事に出会ったりなどの瞬間がないのですね。
それに気づける余裕もありません。

暇なときはどうかと言うと。
まず、それが続くと、僕が元来、心配性なのもありますが不安に陥ります。
僕の場合は2日も続くと結構先行きを心配してしまいます。

ただ、その代わり、発想という面では「暇」はかなり僕に貢献をしてくれています。
スケジュールがきつい週に溜まっていた、脳への疲れを癒すことができるし、事務作業に先んじて手をつけることもできる。
僕の場合は普段はなかなか取れない読書や映画の時間をたっぷり取れるので、そういう意味でほぼほぼ時間を全部、自分の好きなことに使えます。

仕事が入ってこなかったことについて、いや、ただの波だとしても、その状況、ひいては今現在、自分の置かれている状況を俯瞰して見ることができます。
もちろんそこにネガティブな妄想が入らないわけではないですが、外を歩いていると割と解消されます。

そこから、自然とこれから自分がどうしていくべきかを考えていくようになる。
そうなると、「この方法があった」という意外な発見につながったり、「これってどうだろう?」といった、新たなやり方に行き着くことがある。

もちろん、すべての暇な日がこううまく作用するわけではないのです。
ただ、一年中忙しいとやはりメンタル面も荒れがちになってしまうのは否めないので、時折、意図せずともこうした暇な時間があることは意義のあることだと思うし、大切にしたいと思っています。

まあ、フリーランスである以上、暇が多いのもそれはそれで嫌ですけどね。

読んで頂き誠に有り難う御座います! 虐げられ、孤独に苦しむ皆様が少しでも救われればと思い、物語にその想いを込めております。よければ皆様の媒体でご紹介ください。