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"より少なく、しかしより良く"を間近に「BRAUN AUDIO展 良いデザインの原理原則」


モダンデザインコレクター・永井 敬二さんがこれまで収集してきた工業デザインの巨匠・ディーター・ラムス氏の作品の数々。現在もなお、多くの人が魅了される彼の工業デザインの哲学"より少なく、しかしより良く"を間近に。

福岡・大橋の九州大学 大橋キャンパスさんではモダンデザインコレクター・永井 敬二さんのコレクションの展示「BRAUN AUDIO展 良いデザインの原理原則」が開催されていた。

永井 敬二さんは福岡のインテリアデザイナー。さまざまな製品のモダンデザインをたくさん集積されているコレクターとして有名な方で、国内や海外で文化の貢献をして、過去には海外の有名な賞も受賞されている方。

本展示は永井さんの多数のコレクションの中から、ドイツの工業デザインの巨匠・ディーター・ラムス(Dieter Rams)氏が手掛けた家電製品メーカー・BRAUN社の貴重なオーディオや、製品のグラフィック資料、図面の展示などが行われていたもの。ラムス氏の名作中の名作とも言われている音楽機器も展示されていて、とても貴重な展示となっていたもの。

"「良いデザイン」の十か条"、機能を優先してデザインする「より少なく、しかしより良く」など氏の哲学を元に作られた、現在もなお作る人、触れる人など、さまざまな人々が魅了される伝説的なデザインの数々。歴史とともに、その洗練されたデザインは身体の奥底にある文化的な刺激がぞくぞくとなるものばかり。

「永井敬二コレクション BRAUN AUDIO展 良いデザインの原理原則
美のアーカイブ研究プロジェクトVol.1」

期間:2023年10月4日(水)〜10月11日(水)
場所:九州大学大橋キャンパス 1号館 2Fギャラリー
(福岡県福岡市南区塩原4-9-1)