心地よい音色の中に、どこか懐かしいロマンティックなキラキラを。火曜び(𝙏𝙐𝙀𝙎𝘿𝘼𝙔)さんが描いたのは、音楽とお花の中の世界。

福岡・今泉のcomo es imaizumiさんではイラストレーター・火曜び(𝙏𝙐𝙀𝙎𝘿𝘼𝙔)さんの展示「火曜びSOLO EXHIBITION」が開催されていた。

80〜90年代のアニメや漫画を彷彿とさせるような、勢いがあって楽しく、都会的で、どこか感傷的なイラストで懐かしさを感じさせるようなイラストが人気の火曜び(𝙏𝙐𝙀𝙎𝘿𝘼𝙔)さんの本展示は、como es imaizumiさんの音楽が魅力的なカフェというところにフォーカスを当てて、音楽とお花をモチーフとしたイラストの展示が並ぶもの。

また、本展示では火曜び(𝙏𝙐𝙀𝙎𝘿𝘼𝙔)さんがイラストで携わっている、今年2023年4月下旬よりTwitter上で連載がスタートした四コマ漫画「上京といろ」関連の展示も。「上京といろ」は、「お調子者の俳優志望」や「原宿に憧れる女の子」など、男女4人のキャラクターがそれぞれで異なる理由のもと、地方から上京して経験する"上京あるある"を描いている4コマ漫画。

物語の脚本を手掛けているのは、テレビドラマの脚本や舞台演出で活躍されているニシオカ・ト・ニールさんで、共感とお笑いが入った絶妙な物語と、ポップでキュートな作風の火曜び(𝙏𝙐𝙀𝙎𝘿𝘼𝙔)さんのイラストが合わさった、甘くてほろ苦いエモーショナルな漫画で必見の内容となっている。企画を手掛けているのは、数々の大人気のアニメ映画の製作などを行っているコミックス・ウェーブ・フィルムさんということも注目だ。

大きなスピーカーから流れる、ムーディーな居心地いい音楽の聴こえとともに、視界に広がるのはキラキラでカラフル。お花の美しさ、瞳の輝き、都会の匂い。甘くて儚い気持ちがいっぱいに。