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助けて、蓄えて、助けられる      ~山天大畜~

おはようございます
あなた自身の対話を導くセラピスト
竹内恵美子です。
森の中を一緒に散歩するように、
お話したいです。

週の頭に
易の卦(け)から得られる
問いかけをあげています。

この文章をご覧になるのも何かのご縁。

一週間あなたが自分自身や周囲と調和する
ヒントにしていただきたいと思います。

今週は

『山天大畜(さんてんたいちく)』です。

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陽に分類される
上の山の卦が
純陽の卦である
下の天をおしとどめています。
山天ともと徳を持った卦なので
徳の蓄積が大きいという意味です。

この卦には

『大畜は貞(ただ)しきに利あり 
家食せずして吉なり』

という言葉があります。

「自分の家だけで食=仕事、
報酬を完結させず、
人に仕えて食=仕事、
報酬を得ると大きく蓄えられる」

という意味で

「自分のことだけでなく
広く役立つことを目指すと
大業を成し遂げられる」

ということです。

自分でやろうと決めても
長続きしないことはありませんか?

でもそれに
「人のため」
「人が喜ぶ」

という要素が入ると
やろうという気持ちになるものです。

サポートコントロール (1)

電車で移動していた時のことです。

突然隣の車両から、
子供のワーッという
泣き声が聞こえました。

見ると4,5歳の子供が
電車の扉に手を挟まれています。
大人の手だと感知して
一度扉が開きますが、
子供は手が小さく感知できず
挟まれても閉まったままのようです。

すると、泣き声でその状況を見た
近くの人たちが一瞬で立ち上がり、
協力して扉を開け、
無事に子供の手は
ドアから抜けました。

お母さんは
ありがとうございます、
と繰り返していました。

扉を開けた人達は、
子供を助けよう、
とみんな素早く反射的な
動きをしていました。

人を助けたり、
喜ばせたいという気持ちは
自分を守ることと同じくらい
本来みんな持っている本能、
自然の理のように思います。

今まではあれこれと迷い、
時に道を間違えたのか
と思うことも
あったかもしれません。

そんな迷いも含め
行ってきたことを振り返り、
これからの必要なことを考えて
核になるものを
どんどん自分の中に
蓄えていきましょう。

その核は
「人の役に立つ」
ということです。

今後その蓄えは
謙虚に進むあなたを助け
大きく道は開かれていきます。

あなただからできる
人助けは何ですか

この文章も読んでくださる
あなたがいるからこそ
書けているのです。

いつも読んでくださり
ありがとうございます。

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