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【社内報 番外編】Rally Japanを見て、考えた "Rally" の意味。

おつかれさまです。
MaaS MeeT 事務局です。

11月10日(木)~13日(日)にかけて、愛知県と岐阜県をまたいでラリージャパンという自動車レースがおこなわれました。
ご存じでした?

勝田選手が3位表彰台!

今回行われたラリージャパンは、WRC(World Rally Championship)といって、F1と並ぶ超ハイレベルな国際自動車レースです。
優勝はティエリー・ヌービル選手(ヒョンデ)。
そして、なんと日本の勝田貴元選手(トヨタ)が3位表彰台!!!
すごい👏👏👏
勝田選手は、愛知県出身なんですよー。
愛知県長久手市にあるLUCKという自動車屋さんがご実家で、お父さんもお祖父さんも有名ラリードライバーです。
わたし、お父さんとお話ししたことがあります(自慢)。

Rallyの意味

さて、わたし、昔々の若かりし頃にWRCでメカニックの真似事をしたことがありまして、ラリー好きです。
なので今回は、ラリー(Rally)という言葉のお話を少し。

ラリー(Rally)には、「再び集める、再び集めて整える」という意味があります。
テニスや卓球でも、連続してお互いに打ち合うことを「ラリー」っていいますよね。行ったり、来たり、行ったり、来たり。ボールが再び来る、何度も来るので「ラリー」なのだと思います。
自動車の「ラリー」も同じで、行って、帰ってきて、行って、帰ってきてを繰り返すんです。
どこに行って、どこに帰ってくるのか?

ラリーはドライバーがSS(スペシャルステージ)といわれるコースを全開で走った後、メカニックが待機するサービスパークに帰ってきてメンテナンスを受けます。その後またSSを走って、終わったらサービスパークに帰ってきてきます。これを何度も繰り返します。
つまり、ドライバーがレースに行って、メカニックのもとに帰ってくるんです。

とってもざっくり言うとこんな感じです。イメージ図です。
いろんなコースを走っては、サービスパークに戻ってくる。
そしてメンテナンスして、また走る…の繰り返し。
正確なコースマップはこちら。豊田スタジアムがサービスパークです。
出典:ラリージャパン公式サイト

SSを走り終えたクルマがサービスーパークに集まって、メカニックの整備を受けて状態を整え、またSSに出ていって、走り終えたらサービスパークに帰ってきて整備をして、また走りに行く…。
そう、まさに「Rally(再び集めて整える)」なんです!
メカニックにとっては、送り出したクルマが帰ってきてくれること。帰ってきたら、正確に迅速にクルマを整備して、また安心して気持ちよくドライバーに走ってもらうこと。そして、もしクルマが壊れた状態でサービスパークに帰ってきたら、全力で直して、ドライバーをレースに復帰させること。
これらを繰り返しできることが、メカニックにはたまらなく幸せなことなんです。

普段の自動車整備もRallyですね。

さて、普段の自動車整備に置き換えても同じことのように思います。
整備工場の方々にとっては、お客様が安心して、安全に快適にクルマに乗っていただけることが重要
車検や点検、メンテナンスでお客様が入庫されたときには、丁寧に正確に点検・整備を実施してクルマの状態を整え、お客様のもとにお届けする。
また点検時期がやメンテナンス時期が来たら、来店いただき、整備して、お返しする。
これを繰り返しできることが整備士にとっての幸せで、やりがいにつながることだと思います。
そのために、わたしたちが整備工場の方々に提供できることは何か?
ラリージャパンを見ながら、そんなことを考えていました。

番外編でしたー。
ラリーについてもっと知りたいなーと思った方は、下のリンクからどうぞ!

ではではー。

たなか

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