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【社内報 vol.5】NALnet Journal vol.3<エーミングサポートネットワーク>を発行しました。

おつかれさまです。
MaaS MeeT事務局です。

ここのところ、番外編しか投稿していませんでした…
久しぶりの本編です。
先月(2022年12月)、NALnet Journal vol.3を作成し、提携自動車整備工場の皆様へメールでお届けしました!
紙またはPDFでもご用意していますので、もし整備工場さんからご要望がありましたら、ご連絡ください <(_ _)>

↓↓↓コチラからもダウンロードできます↓↓↓

では、NALnet Journal vol.3<エーミングサポートネットワーク>をお楽しみください!

NALnet Journal vol.3

エーミングに必要な要素の整理

エーミングに必要な要素は3つ。
「知識/技術(人)」と「ツール」と「場所」。

エーミングを自社で効率的に実施する場合、「知識/技術(人)」「ツール」「場所」の3つの要素についての検討が必要だと考えます。
そのうち、「ツール」と「知識/技術(人)」のポイントについては、Vol.2でお届けしたエーミングターゲット設置ツールなどでサポート可能な範囲だと考えています。
一方で「場所」については「足りないから購入する」といった対応が非常に困難です。
そこで今回は、エーミングに必要な「場所」のサポートが可能な「エーミングサポートネットワーク」に焦点を当てました。

エーミングサポートネットワーク

エーミングを「自社対応」する観点で、代表的なエーミングサポートネットワークについて調べてみました。
JATTOやBSサミットのように多くの企業/整備工場が集まる団体は、情報が集まりやすく、他工場との連携がとりやすい点にメリットがあるように感じます。
デンソーや日立Astemoのようなサプライヤーによるサポートは、特定メーカーに強い一方で対応メーカーが限られてしまいます。
自社の必要なリソースに合わせた利用、使い分けが必要そうです。

代表的なネットワークの比較(当社調べ)

ネットワークを使う?入る?

エーミングサポートのネットワークをどのように活用していくか?を考えたとき、大きく2つに分けられると思います。
ひとつは、ネットワークに加盟することで、最新情報の取得や周辺工場からエーミング作業を受注する活用方法。
もうひとつは、ネットワーク加盟工場を外注先として利用し、エーミング作業を依頼したり、エーミング作業場をレンタルする活用方法。

利用するネットワークと加盟するネットワーク。
その両方が必要かも…

ただし、スキャンツールだけをみても、1つで全メーカー/全車種をカバーできるツールは存在していません。
そのため、自社だけで全メーカー/全車種のエーミングに対応しようとすると、「一体、いくつのスキャンツールを買えばいいんだ!」と叫びたくなるくらい、実現が難しいように思います。
そう考えると、ネットワークを利用するか?加盟するか?の二択ではなく、前ページのようなネットワークの特性に応じて、加盟するネットワークと利用するネットワークを使い分けていく必要がありそうです。
加盟しているネットワークから有効な情報を入手しつつ、不足している部分は他工場へ依頼して補足するなど、周辺工場との連携・協業がますます重要になっていくように思います。

スキャンツール診断とエーミングによる売上シミュレーション

整備工場によってさまざまな環境、設備があるため、お役に立つかは分かりませんが、下記のような条件の仮説を立て、自社でスキャンツールを用いた診断とエーミングを実施した場合の年間売り上げをシミュレーションしてみました。
ディーラーは全数自社で実施すると想定し、算出条件から除いています。

今回の算出条件です。
自動車整備工場さんの状況によって条件は変化すると思いますので、あくまで一例として…

上記の条件にもとづいて、算出した結果がこちらです。

算出結果。
「A」が近隣の他工場から受注するエーミング作業による売上。
「B」が自社管理ユーザーのエーミング作業による売上。

あくまで、仮定した算出条件にもとづいてのシミュレーションですので、ご参考として。

次号もお楽しみにー

次号は、今月(2023年1月)発行予定です。
テーマは、「自動車整備士の教育について考える」です。
いま、がんばって考えています(笑)
どうぞ、お楽しみに。
では、ではー。

たなか

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