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うまいピザがでかいday24アストルガ~フォンセバドン(+26Km/534Km)/総務課長も歩いてスペインを横断しよう

廃村かと思ったらシャレオツなピザ屋が。とてもうまいがでかい。さらにお通しがピザ笑

こんにちわ、相馬と言います。
昨年(2022年)、スペインの巡礼の道を1ヶ月ほど歩きました。

この巡礼ではじめてちゃんと話すようになったルミと昨日、お別れし、ちょっとおセンチな気分で歩き始めたこの日。

道は、前日の「起伏のある道」から一気に「山道」に。さらに気温も高かったことから、危うく水が底を着きそうに。目的地に着くやいなや荷物を投げ出し、ビールをグビッ。グビグビ。2杯。

この日のアルベルゲ(巡礼社用宿)は仲良しの韓国人スンジュと、何度か見かけてた韓国人のおじさんと一緒。また、その後、知り合いになるポーランド系ドイツ人のベロニクは、2段ベッドの私の上に。(その後、いびきの話をしてたら「ケンも相当よ」と、刺される。。。)

夕飯は韓国人2人組が誘ってくれ、もう1人ベルギー人ヘビースモーカーのお姉さんと4人でひなびた町には似つかわしくないおしゃれなピザ屋に。

どんなのが来るかと待っていたら、まずお通しがピザ、そして本番のピザも2、3人前あろうかという大きさ。しかしらこれがとてもおいしい。「こんなところでこんなうまいものが!」と、興奮気味にバクバクと食べ始めたものの、2/3くらいでパタリと止まりました。

「さすがに多いよねー」

と、口々に言いながら、しかし、ほとんど食べてしまう毎日30キロ近く歩いている私たちでした。

2022年9月11日のメモ

  • 月はこちらも満月でした

  • 明らかに景色は変わり、そして、山道に

  • このまっ平らを歩いてきたかと思うと感慨深い。相当感慨深い。

  • 疲れすぎてザックを投げ捨てる。

  • フロンターレのユニフォームはそろそろ限界

  • 炭酸のペットボトルにラムを入れて飲んでたら「おまえが酒を入れたの見てたぞ」と、友人に言われる(ボディランゲージ)

  • 山の上の小さな村なのにピザがうまい。しかし、デカすぎた。


夜明け前の大聖堂からスタート。
90年代のコンパクトカー3台。
並び順が違えばイタリアだったのだが。
良い画角を求めて道に出たらアルフォンソに怒られた。。。
この日は満月。
ほんとにきれいな月夜。
日の出。面白い写真が撮れた。
ここからはまた荒涼としたゾーンに。
この手前のバーでまたほぼ全員集合。そこは混雑しているのに、2軒目はそれほどでも。
場所取り大事。
アイルランドのじいちゃん。国旗をつけてる人、多し。
ここはテント場的な。
寂しげな感じの町。
しかし、案内のマークがかわいい。
今日はこの先の山の上まで行くらしい。。。
移動販売のお店のシンボル的クラシックカー。
山ゾーン突入。
目的地の1つ前の町。あと一息なのでそのまま行こうかと思ったが、その後の道が思いのほかつらく、砂糖入りカフェコンレチェ注入で正解。
ちいさいけどけっこうしっかりしたキレイな町。
がしっとした石積みの建物たち。
こっから山岳ステージ。そして天気が良すぎる。
結構登ってきた。結構つらい。
牛さんの放牧は久々。
やっとついた!
この自転車の人たちには「日本から来たのか!富士山に行ってみたいんだ!」と、言われる。
富士山はけっこう人気。
これのために歩いてる。
あまりにつらすぎて投げ捨てられたザック。
宿のロビーで2杯目。
ナッツがもりもり「こんなに食べられん」と思った記憶。
だいぶたまってきたスタンプ(※)
かわいいやつはレオンのじいちゃんの案内所のもの。
※道中で集めたスタンプを証跡として、最終目的地で巡礼証明書がもらえる。
うろこのような屋根。
その先にはまた風車というか風力発電。
こーんな平らなところをずーっと歩いてきたと思ったらすごく胸が熱くなった。
「あんなところからこんなところまで歩けちゃうなんて、人間ってすごい!」
ねこさまず
10年前までは廃村状態だったが、それから復興したとのこと。どうりで宿やら店やらがなんか新しい感じがした。
みんなの味方。やてこも。
本日のベッドはこんな感じ。
このあと、美女ベロニクが上に来る。
といって何が起こるわけでもない、巡礼の日常。
それにしてもお腹がへこんでる。
ラムを炭酸水に入れれば、携帯用ハイボールだ。
(英語が話せないスペイン人のアルフォンソに「お前が酒を入れてたの見たぞ!笑」と、ジェスチャーで指摘される)
十字架がシンボルの町。
この先にはこの巡礼で一番有名な十字架がある。
古そうで新しいレストラン。
どうも地元っぽいメニューが食べられるようだ。
これまで500キロのうちの半分を共にしたフロンターレユニフォームもだいぶグダグダに。

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