イナダマボ

なぜか見知らぬ人に話かけられやすい私と、何気なく出逢った市井の皆さんとで紡いだ思い出エ…

イナダマボ

なぜか見知らぬ人に話かけられやすい私と、何気なく出逢った市井の皆さんとで紡いだ思い出エッセイ「日常ミニドラマ」を執筆しています。 それらを通して「人本来の素晴らしさや魅力」「感謝や学び」などをお伝え出来たらと思っています(全100話位)。 一応毎日更新予定です……(*/ω\*)

最近の記事

帰省電車内2話 -第2話-(1995年?26歳?)

~前置き~ 実家の最寄り駅までは、東京から特急電車で約2時間。 隣席の方は、しばし旅の友となる。 今度はお勤め時代、お盆に帰省した時の話。 連日の残業で心身ともにクタクタだった私は、待機中の電車に乗るや否や、窓側指定席にどっせいとなだれ込み、「さあ、これから寝るぞー!」と早々に目を閉じスタンバった。 しばらくすると、お隣にどなたかが座った。 しかし、すぐに立ち上がった。 しかし、すぐに着席。 また立ち上がり、また座る。そして、再び立ち上がりそうなモゾモゾとした気配……。

    • 帰省電車内2話 -第1話-(1990年21歳)

      ~前置き~ 実家の最寄り駅までは、東京から特急電車で約2時間。 隣席の方は、しばし旅の友となる。 学生時代の冬休み、帰省のため東京から特急電車に乗った。 お隣は、伏し目がちな年配のご婦人。 どことなく「壁と影」を感じるのは気のせいだろうか。 『……まあ、気のせいかもね』 私はそれ以上気にすることなく、本を読み始めた。 電車が走り始めた頃、ご婦人はゴソゴソとバッグから何かを取り出された。 ……ほどなく漂う、甘く爽やかな香り……。 『あら~いい香り~…』 本に目を落としな

      • 自分用覚書。 昨日今日と立て続けに「ノブレス・オブリージュ」の言葉を見聞きする。 意味は「地位や身分の高い者は、それに見合った社会的責任と義務を果たさなければならない」。 昨日占いの本で初めて知ったのに、今日youtubeのオラクルリーディング動画で再登場。うーん意味深だ…🤔

        • リトリートツアーガイドさん。微妙な顔合わせからの、その先(2018年49歳) 余談:第三弾

          こちらは、本エピソードの余談、しかも第三弾です(どんだけ長いんだ😅)。かなり長いので分けてUPします。 本エピソード及び余談:第一弾・第二弾が気になる方は、下記をぽちっとお願いします(*/ω\*) ※本エピソードはこちら👇 ※余談:第一弾はこちら👇 ※余談:第ニ弾はこちら👇 ◆前回(余談:第ニ弾)のあらすじ本エピソードを公開するにあたり、文章の臨場感を高めるような「現場の写真」が全く無いことに気づき、4年後の同時期に再訪した私。 駅前で「電動アシスト自転車」をレンタ

        帰省電車内2話 -第2話-(1995年?26歳?)

        • 帰省電車内2話 -第1話-(1990年21歳)

        • 自分用覚書。 昨日今日と立て続けに「ノブレス・オブリージュ」の言葉を見聞きする。 意味は「地位や身分の高い者は、それに見合った社会的責任と義務を果たさなければならない」。 昨日占いの本で初めて知ったのに、今日youtubeのオラクルリーディング動画で再登場。うーん意味深だ…🤔

        • リトリートツアーガイドさん。微妙な顔合わせからの、その先(2018年49歳) 余談:第三弾

          リトリートツアーガイドさん。微妙な顔合わせからの、その先(2018年49歳) 余談:第ニ弾

          こちらは、本エピソードの余談、しかも第二弾です(どんだけ長いんだ😅)。かなり長いので分けてUPします。 本エピソード、及び余談の第一弾は、下記よりご覧くださいませ (*/ω\*) ※本エピソードはこちら👇 ※余談:第一弾はこちら👇 余談その4 「本エピソード用の写真」を撮るため、4年後に再訪した時の5つの出逢い~前置き~ 本エピソードを公開するにあたり、文章の臨場感を高めるような「現場の写真」が全く無いことに気がついた私。4年後の同時期に再訪を決行した。 コロナでご

          リトリートツアーガイドさん。微妙な顔合わせからの、その先(2018年49歳) 余談:第ニ弾

          リトリートツアーガイドさん。微妙な顔合わせからの、その先(2018年49歳) 余談:第一弾

          こちらは本エピソードの余談です。しかも第一弾です。 ちょっと長いので分けてUPします。 本エピソードは、前回をご覧くださいませ👇 余談その1 ガイドさんの誠実さここに極まれり ランチをご一緒する際、開幕「ご馳走します」とお申し出くださったガイドさん。 理由は、私が申し込んだ“体験予約サービスサイト”の値段には“中間マージン”が上乗せされており、ガイドさんのサイトから直で申し込むより高くなってしまっているので、そのお詫びとしてとのこと。 私は、感謝以前に、あまりの正直さに

          リトリートツアーガイドさん。微妙な顔合わせからの、その先(2018年49歳) 余談:第一弾

          リトリートツアーガイドさん。微妙な顔合わせからの、その先(2018年49歳)

          なんだかんだと、13年位「終の棲家」を探している。 色んな地域で色んな物件を内見したものの、どうしてもいまいちピンと来ず、もはやどんな地域が自分に合っているのかすら分からなくなっていた。 自然豊かな田舎なのか、便利な都会なのか……。 私は迷走し、疲れ果てていた。 そんなある日、ふと閃いた。 「県内の長閑な地域なら、ちょうどよいのでは?」 早速インターネットで調べると、ある画像に視線が吸い込まれた。 それは、県の南西端にある港町の、細く入り組んだ「背戸道(せとみち)」の風景

          リトリートツアーガイドさん。微妙な顔合わせからの、その先(2018年49歳)

          スピリチュアル系3話 -第3話- イタコになって下さった(?)男性店主さん(2013年44歳)

          スピリチュアル店の店員さんに、菓子折りでお礼をした(詳しくは、第2話をご覧ください)1年半後。 ※「スピリチュアル系3話 -第2話-」はこちら👇😌 今度は、とあるメーカーの「フラワーエッセンス※」に偶然出会った。 当時、すでにフラワーエッセンスは体験済みだったのだが、1社のものしか知らなかった私はえらく驚き、「他メーカーのものもあるんだ!」と好奇心が爆発。「フラワーエッセンス界隈」をインターネットで猛リサーチした。 そしたら、出るわ出るわ……メーカーが何社もある上に、

          スピリチュアル系3話 -第3話- イタコになって下さった(?)男性店主さん(2013年44歳)

          スピリチュアル系3話 -第2話- 多大なる気づきをもたらして下さった店員さん(2011年42歳)

          この年から「人生の大暗黒期」がスタートし、満身創痍だった私。 健康診断後に訪れたアロマサロンで「オラクルカード」と出逢ってからというもの(詳しくは第1話をご覧ください)、徐々にスピリチュアルなものが気になり始める。 ※「スピリチュアル系3話 -第1話-」は、こちら👇😌 そこである日、思い切ってスピリチュアル系グッズを扱う都内のショップを訪れてみた。 で、今となっては何を買いに行ったのか全く覚えていないのだが、多分欲しい物があったのだと思う。なので、その商品説明を受けるた

          スピリチュアル系3話 -第2話- 多大なる気づきをもたらして下さった店員さん(2011年42歳)

          スピリチュアル系3話 -第1話- レイキとオラクルカードを記憶に残してくださったスタッフさん(2011年42歳) 余談

          こちらは本エピソードの余談です。 本エピソードは、前回をご覧くださいませ(/ω\) ※本エピソードはこちら👇😌 余談その1 ------------------------ オラクルカードのメッセージで訳も分からず号泣したのは、これまでの人生で知らず知らずに色んなものをため込んでしまっていた、魂の涙だったのだと思う。 適度にガス抜きして来たつもりだったが、全然足りていなかった模様。 記録的水量だった。 余談その2 ------------------------ 本エピ

          スピリチュアル系3話 -第1話- レイキとオラクルカードを記憶に残してくださったスタッフさん(2011年42歳) 余談

          スピリチュアル系3話 -第1話- レイキとオラクルカードを記憶に残してくださったスタッフさん vol.2(2011年42歳)

          こちらは、「スピリチュアル系3話 -第1話- レイキとオラクルカードを記憶に残してくださったスタッフさん vol.1」のつづきです。 vol.1は、こちらからご覧くださいませ👇 では、つづきをどぞ!👇 「レイキ……聞いたことはありますが……」 ボンヤリと返答したところで、記憶はキュルキュル巻き戻され、オート再生を開始した。 ……そうだ、確か15年位前のお勤め時代、経営者交流会に参加した社長(好奇心旺盛)が、朝礼放送かなにかで興奮気味に話していたな。「レイキと言って、手をか

          スピリチュアル系3話 -第1話- レイキとオラクルカードを記憶に残してくださったスタッフさん vol.2(2011年42歳)

          スピリチュアル系3話 -第1話- レイキとオラクルカードを記憶に残してくださったスタッフさん vol.1(2011年42歳)

          忘れもしないこの年の春。「人生の暗黒期」が盛大に開幕した。 次から次へと押し寄せる不測の大事態とともに、過酷で遠大な自己変容の旅が始まったのである(2022年現在で思い返すと、10年間続いた)。 この頃の私は、ひとりになるといつも泣いていた気がする。 外界で巻き起こるショッキングな難題だけでも満身創痍なのに、思い通りにならない己の内面とも取っ組み合いの大激闘をするという、まさに傷口に塩、孤軍奮闘、人生ハードモードな日々に、人知れずひっそり悶え苦しんでいた。 そんなある日、

          スピリチュアル系3話 -第1話- レイキとオラクルカードを記憶に残してくださったスタッフさん vol.1(2011年42歳)

          心のトークを交わすことが出来たコールセンターの方(2017年48歳)

          多くの方々が使用している、パソコンのOS。 もれなく私も使っているのだが、ある日、自己都合による問題が発生した。 それは余りにややこしく、解決にはかなり複雑な手順が必要そう。 ITオンチな私は、もちろんお手上げ状態。 ITバリバリな方でもどうだろう……。 「仕方ない、同じのをもう一度買うか……」 と価格を調べるも、なかなかのお値段……。と言うことで、ワンチャンをかけ、メーカーさんに電話で問い合わせてみた。 電話に出られたのは、穏やかで落ち着いた口調の若い女性(30代前半位

          心のトークを交わすことが出来たコールセンターの方(2017年48歳)

          個性輝く宅配便のおじさま(2016年47歳)

          自宅周辺エリアの「配達関連」の方々は、皆さんとても一生懸命で良い方ばかりだ。 いつでもどんなものでも、爽やかにモリモリ運んで下さる。 そのスタンスは、たとえ我が家の玄関の軒が異常に短くて、雨の日に何のお役に立っていなかったとしても一切変わらず、イヤな顔ひとつされることはない。 いや、それどころか、中には小さ目の荷物が雨に濡れないよう、上着の中に入れて持って来て下さる若き配達員の方もいらっしゃるのだ! たとえ自分は雨に濡れようとも、荷物を守ってくださるそのお姿……。 もうそ

          個性輝く宅配便のおじさま(2016年47歳)

          街角に立つメイドさんに……(2022歳53歳

          まだ寒い3月某日、いつもの夜ヨガへ向かっていた際、若干薄暗い街中の細道にて「耳かきメイドさん」に、ティッシュを差し出される……。 とにかく、その後色々考えさせられた出来事であった。

          街角に立つメイドさんに……(2022歳53歳

          話した事がなくても、繋がっていると思われるユーコ先生(2016年47歳) 余談(第ニ弾)

          こちらは、本エピソードの余談、しかも第二弾です(どんだけ長いんだ😅)。かなり長いので分けてUPします。 本エピソード、及び余談の第一弾は、前々回・前回をご覧くださいませ (*/ω\*) ※本エピソードはこちら👇 ※余談の第一弾はこちら👇 余談その2 ユーコ先生とのビックリシンクロ話、抜粋。 ④当時、無性に憧れていた「カリスマ性」をつけるために訪れた、「鳥取風水開運ひとり旅」。その帰宅から2日後のヨガ教室にて。 開始前、皆が準備でまだワサワサしている中、先生が入って来ら

          話した事がなくても、繋がっていると思われるユーコ先生(2016年47歳) 余談(第ニ弾)