首都圏近郊で、宝探しのお時間。 【きっぷ1枚で日本横断:#11】
日本横断11日目、茅ヶ崎駅から。
おはようございます。現在時刻は朝9時半過ぎ、日本横断旅は昨日国府津駅で中断しましたが、今日は少し進んだ茅ヶ崎駅から再開していきます。今日から東京近郊の路線をたくさん乗り継ぎながら、日本横断の行程を進めていきます。乗り間違いに気を付けながら、今日も楽しんでいきましょう。
近郊区間は修行、という先入観
スタバ巡りから始めよう
本日はまず東海道本線に乗り込み、東へ向かいます。列車は時刻表を見なくても大丈夫なレベルで来ますので、今日明日の予定は相当にざっくりです。早速来た列車に乗り込みましょう。
列車に乗り込んで3分ほど、次の辻堂駅で今日は早速途中下車です。
辻堂駅で途中下車した理由はただ1つ、駅前のショッピングモールに入っているスタバへ行くためです。今日は駅前にあるテラスモール湘南のスタバから、スタバ巡りを開始します。
今日からの行程はこのような感じで、経路上にある行ったことのないスタバを適宜拾いながら巡っていきます。YouTuberさんがよくやっているこの手の日本全国を回る企画だと、どうしても首都圏近郊は蔑ろにされがちというか、乗り継ぎも人も多くて大変なところばかり伝えられがちというか、どうもモノクロな旅をしている人が多いように感じていました。その点、首都圏なんてスタバの宝庫ですから、僕にとってはむしろ「どこで降りようかな…」と悩ましくなるような区間です。スタバ巡りは、近郊区間旅に対する半ば修行のようなイメージを払拭し、旅に彩りを与えてくれる存在のような気がしています。
そんな訳で、ドーナツを食べ終えたら次のスタバへ向けて日本横断の行程を進めていきます。
東海道本線で大船駅まで8分ほど乗ったら、今度は根岸線に乗り換えていきます。
根岸線に乗り換えて10分ほどで、新杉田駅に到着です。ここで途中下車をします。
新杉田駅のほど近くにある京急線の杉田駅との間にある商業施設のスタバで、コーヒーをいただきます。
開放感のあるテラス席でゆっくりとコーヒーをいただくことができました。新杉田駅に戻って、行程に復帰します。
横浜ならではの食事といえば
新杉田駅に戻った時点で、現在時刻は11:20頃。そろそろお腹が空いてくる時間帯ですので、少し早いですがお昼ご飯を食べにいきます。もう既に横浜市内へ突入していますから、横浜の中華街へ行って中華料理をいただきましょう。
列車は10分ほどで、中華街に程近い石川町駅に到着です。そういえば、石川町駅のベテランな感じの駅員さん、僕のきっぷに書かれた経路をじっっっくり隅から隅まで確認していらっしゃいました。かつて、こんな感じの旅をやっていた方なのでしょうか、ちょっと気になります。
中華街に来てどの店に入るかは全く下調べをしていませんでしたので、しばらく散策して入るお店を決めていきます。
うーん、やっぱり中華街の中心部は明らかに混んでいます。平日でしたが、やはり夏休みというのが大きく効いているのでしょうか。ちょっと散策しているだけで人疲れしてきそうなレベルでしたので、中華街の外れの方にある、地元のサラリーマンの方くらいしか入って行かない様子のお店へ入って行くことにします。
シンプルに、中華麺の半チャーハンセットを注文しました。しばらく待つと、注文した品物が。
中華麺は、具に味がこれでもかと染み込んでいてしっかりとおいしかったです。チャーハンはシンプルイズベストといった趣きで、好き嫌いの多い僕にとっては大変ありがたいチャーハンでした。お店の中の雰囲気も、地元の方から愛されているような雰囲気で、落ち着いて中華を味わうことができました。そういえば、これは中華あるあるだと思うのですが、チャーハンって見た目より確実に量ありますよね。全部食べ終えてから、チャーハン結構ボリュームあったな、と毎回思っている気がします。
そんな訳で、十分満腹になったらお店を後にし、駅に戻って行程を再開しましょう。
街の隙間を縫うように走る
都心の横には工業地帯
石川町駅からも、引き続き根岸線に乗り込みます。根岸線は京浜東北線へ直通していますので、そのまま乗り続けて鶴見駅を目指しましょう。横浜は今後の人生で散々訪れることになるので、人疲れ予防のため今回はカットです。
《参考》以前、日本横断を中断した折に行ったアルバイトの帰りに関内駅と横浜駅の近くのスタバを巡っておりましたので、記録のために書き残しておきますね。
今回は横浜の市街地をそのまま抜けて、15分ほどで鶴見駅に到着です。
鶴見駅からは、京浜工業地帯を縫うように走る都心のローカル線、鶴見線に乗り込んでいきます。次の列車まで少し時間があるので、当たり前のようにスタバへ向かいコーヒーをいただきます。
コーヒーを飲んで落ち着きつつ、これからの経路取りを入念に確認したら、鶴見駅に戻って鶴見線へ乗り込んでいきましょう。
列車はわずか13分で、終着の浜川崎駅に到着です。ここからは南部支線に乗り換えて南武線の尻手駅を目指すのですが、なんと鶴見線から南部支線への乗り換えは道路を挟んで駅構外での乗り換え。同じJR同士というのが全然ピンと来ない仕様ですが、これはこれで味があっていいですね。早速向かいましょう。
ここが首都圏近郊とは微塵もピンと来ない景色ですね。首都圏のなかなかない側面を見ることができましたので、鶴見線に乗るという経路選択は間違いなく正解でした。鶴見線の車両と似た雰囲気の列車に乗り込んで、尻手駅を目指します。
列車はたったの8分で、終着の尻手駅へ到着です。地方の小さな路線ばりに、ちょこまかと運転している工業地帯の路線たちでした。
いつのまにか針路は北に
尻手駅からは、南武線の本線に乗り込んで立川駅を目指します。尻手駅は各駅停車しか停まりませんので、まずはすぐに来る各駅停車に乗り込んでいきます。
途中、武蔵小杉駅で後から来る快速に乗り換えました。普通にこの後の稲城長沼駅で接続を待って乗り換えても良かったのですが、昔この近辺に住んでいたことがあって、街の様子が気になったので途中下車してみました。まぁ、快速が来るまであんまり時間がなくてほとんど何も見られませんでしたが、結果として何も失っていませんので良いことにしましょう。
南武線の快速は、近郊区間の快速に似合わずどんどん飛ばしていきます。武蔵小杉駅から35分ほどで、終着の立川駅に到着しました。日本横断の片道乗車券、いよいよ東京都へ突入です。
少し時間の余裕がありましたので、ここで立川駅近くにいくつかあるうちのスタバへ1つ寄っておきます。大きな駅の場合、駅から徒歩圏内にいくつかスタバがあることが少なくないので、マイページで自分が集めたストアスタンプのラインナップを確認しながら、積極的にスタバへ訪れることにしています。今日は、ルミネに入っているスタバへ行くことにしました。
立川のスタバ、これまでにないくらい並んでいて、店内も混雑していました。都市部のスタバに来たな、という感じがします。コーヒーを飲んで一息ついたら、次の列車に乗り込みましょう。立川駅からは、青梅線の普通列車に乗り込んでいきます。
列車は10分ほど走り、昭島駅に到着です。こちらで途中下車をして、駅近くの商業施設にあるスタバへ行くことにいたしましょう。
ということで、唐突ですが本日の日本横断はここまでです。何故こんな中途半端なところで終了なのかというと、この後昭島から直接バイト先に電車で戻るから。担当している夏期講習の時間が徐々に迫ってきたので、続きはまた翌日から進めていきたいと思います。おそらく、翌日は私鉄の通っているお隣の拝島駅からスタートになるかと思います。日本横断は1枚のきっぷで夏休みを語るためにもやっていますから、旅のために予定をすべてかなぐり捨てて、というわけにはいかないのです。
あと、今日はスタバばっかり行ってましたが、スタバ巡りはコーヒーや甘いものを楽しみながら自らの軌跡をスタアスタンプの形で残せる、近郊旅だとより一層楽しさが増すコンテンツだと思います。近郊区間を回っているだけでも、十分楽しめました。
それでは、アルバイトに行ってきます。続きはまた明日。
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