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早起きのきっかけって突然来るよね

本ストーリーは
第1話「早起きなんて絶対しない」の
続編になります。

ある日、僕はYoutubeで
調べ物をしていた。
何個か見ている中で、ある本の要約をしている
動画にたどり着いた。

"人生で死ぬ前に後悔すること"をまとめた動画だった。

日本人の多くが人生最後に見る景色は
病室の天井だという。
そのとき、
「多くの人はこんな後悔を抱えているよ」
という内容だった。

どんなことに後悔するかというと

自分に正直に生きていればよかった。
仕事ばかりしなければよかった。
結婚しておけばよかった。
健康を大事にすればよかった。
もっと旅行しておけばよかった。
自分の生きた証を残せばよかった。

など。

このとき僕はふと漠然とした不安に駆られた。

この生活をこのまま続けていいのか?

確かに今の生活に不満はない。
だからと言ってすごく満足している訳でもない
あなたの人生の満足度何点ですか?と聞かれたら
70点
そう答えるだろう。

健康には気を遣っていない。
毎日夜遅くまで起き、短い睡眠時間で起きる。
食事はカップ麺やファストフード。
寝る前にスナック菓子や酔いつぶれるほどの酒。

仕事ばかりやっているわけではないが、
仕事以外の時間はソシャゲ、SNS、ゲーム、漫画でダラダラ。

彼女もいないし、旅行にも何年もいっていない。
自分の人生の証なんて論外だ。

まずい。
これは確実にここに書いてある
後悔をする。

死期が近づき、病院の天井を見ながら、
ダラダラな日々をやってよかったと思えるのか?

ダメだ、絶対後悔する。

急に変な焦りが生まれてきた。

何か始めよう。何でもいい。
今日までの行いを改め、
人生を変えよう。

自分の生きた証が残せるかはわからんが、
とにかく後悔が怖くなってきた。

しかし、人生を変えるといっても
何をする?

特に人に自慢できる趣味や特技はない。
僕にしかできないことなんてない。

何をしていいかわからない。

とりあえずYoutubeを見て
できることを探してみた。

そして僕が今できることの答えが

”早起き”

あんなにやらないと心に誓った早起き。
だが何の取り柄もない僕が
できることはこれくらいだ。

よく成功者が人生変わったターニングポイントを
語ることがある。
僕にとって人生が変わるターニングポイントは
朝早く起きれるようになったこと
だとしたら・・・

弱い。エピソードとして非常に弱い。
もっとこう派手なやつじゃなきゃ
人生変わったといえない気がする。

やっぱり無駄か。

人生なんてそんな簡単に変わらないか。

まあ、死ぬなんて多分もっと先だろうし、
それまでに何か変わってるだろう。

余計なことを考えるのは辞めて、淡々と毎日を過ごすとするか。

いやいや、それじゃ何も変わらない。
今までと同じ人生が待ってるだけだ。

目的は他人と比べることではなく、
人生に満足すること。
死ぬときに後悔しなければそれでいい。

別に弱いエピソードでもいいんじゃないか?
朝苦手だった人間が苦手じゃなくなれば、
それは人生変わったと言えるんじゃないか?

いや、他人がそう言わなくても、
少なくとも自分だけはそう思ってもいいんじゃないか?

そうと決まれば善は急げだ。
明日の朝から早起きしよう。
今日の夜は早く寝なければ。

その夜、僕はスマホのアラームを
朝5時にセットした。

布団にも9時前には入り、寝る準備は万端。
明日から僕の新しい人生が始まるのか。
これが人生変わる瞬間てやつか。

そんなことを言ってる間にもう寝る時間だ。
さぁ、スマホのアラームよ。
僕を朝の世界へ誘ってくれ。

(続く)

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