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市民の足ソンテウに乗ってウボン市内をぶらり旅/指定席乗車券の事前購入


〇市内を走るローカルバス(小型ソンテウ)

タイの地方都市では良く見かけるローカルバスを利用して今回は市内から少し離れた場所にあるウボン・ラーチャターニー駅まで行ってみましたので紹介させて頂きます。


因みにこのローカルバスは、タイではソンテウと呼ばれ市民の足として利用されています。フィリピンではジプニーと呼ばれる小型のバスがこれに該当します。


ソンテウの写真を添付していますが、観て頂くと路線毎に車体の色が異なり、更に車体には路線のナンバーも大きく分かるように表示されていました。そして今回私が利用する車両は、白色でNO.2と大きく表示された車両で、今回の目的地ウボン・ラーチャターニー駅に向かうバスとなります。


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〇ソンテウ停留所(ムーン川手前)

私が乗車した場所は、MUN川の橋の手前でちょうど下の写真の辺りでしたが、バス停がある訳ではないので、道路の状況に応じて停車する位置は前後にかなりずれているようでした。


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なので、乗車する場合には注意して待っていて下さい。下の地図にも凡その位置を赤色で表示していますが、あくまでもその辺り程度に思って下さい。


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〇ソンテウの乗車方法

乗車する場合には、乗車券等はないのでそのままお乗りください。降車する際にはだいぶ記憶が薄れてきてますが押しボタンがあったかと思います。


運賃は一律10バーツ(35円くらい)コイン1枚でした。支払いは、停車後に降車してから運転手さんのところまで持って行って直接支払います。何だか効率の悪い方法だと思いましたが皆さんそうされてました。


因みにフィリピンのジプニーの場合には、運転席の後ろの窓が開いているので、その窓を利用して運賃の支払いが行われていたので、ジプニーの方が合理的ではないかと感じました。


その他に確認が出来た路線は、NO.1(下の写真)がバスターミナルと市内を結ぶ路線で、NO.3も見かけましたが行き先は分かってません。


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このようにソンテウには市内から各方面に向かう複数の路線があるようでした。時間がある方はソンテウに乗車して日がな一日市内観光をするのも良いのではないでしょうか。もし行き先が確認できたら教えて頂けるとありがたいです。



〇ウボン・ラーチャターニー駅までの風景

それではウボン・ラーチャターニー駅までの道すがら撮影した何気ない景色ですがお楽しみ下さい。 


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ここが、ウボン・ラーチャターニー駅です。駅前には機関車が飾られておりました。


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ソンテウで来るとここが終点になります。駅に向かって左側(下の写真)に止まっているのが見えるかと思います。また、このバスが今度は市内に戻るバスになりますので、乗車して待っていて下さい。


フィリピンのジプニーだといっぱいになるまで待たされることがよくありますが、ここタイでは、定時で運行しているようでした。スコータイやコーンケンで乗車した時も定時で運行してました。


発車まで待てない方には、駅前にはタクシーやバイクタクシーも常に客待ちしてますので、急いでいる方やバス路線のない場所へ行かれる際には、こちらを利用して下さい。


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〇鉄道の指定席券購入

今回はナコーン・ラーチャシーマー(コラート)駅まで行く指定席券を購入するために前日にやってきました。所要時間は概ね6時間くらいかかることから、どうしても指定席が欲しく購入するためです。

 

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指定席等は24時間前から購入が可能となりますが、普通電車は当日の購入となりますので注意して下さい。普通電車は、日本でもそうですがどこに座っても良く、指定席は必要ありません。運が良ければ座れて、悪ければ座れない、それだけです。


ここが切符売り場です。どこの駅でも構内には時刻表を掲示しているので、予め自分が乗りたい列車を確認してから窓口に行くとスムーズに購入できるかと思います。


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この切符はその時に購入したものです。乗車駅と降車駅、列車番号、乗車日、発車時刻、到着時刻、列車の等級とエアコンの有無、車両号車とシート番号、切符代、氏名が記載されているので購入後はその場で確認して下さい。たまに間違っていることがありますので、必ず確認して下さい。また、購入する際はパスポートの提示が必要となりますので忘れないようにして下さい。


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プラットフォームにて列車が来るのを待っている方々です。


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〇降車客を対象に実施される新型コロナウイルス対策

こちらの駅では、新型コロナウィルス対策(COVID-19)として降車された乗客の方、全てに体温測定を実施しておりました。大変なお仕事です、感染しないよう気を付けて下さい。


時期的にも、タイではまだコロナウイルスが流行する前でしたが、既にタイ国鉄では乗客全員の検疫を各駅で実施するなど長距離移動者に対する水際対策を徹底しているように感じました。


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〇日本国内での水際対策について(個人的な見解)

日本では、未だにコロナ対策を実施している鉄道は皆無で、乗車制限、ソーシャルディスタンスの徹底、検温の実施等の対策もこれまでに行われることもなく、3密状態を続けていることは、個人的な考えですが全く理解できないところであります。


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ついでに申しますと、私は2月25日に日本に帰国しましたが羽田空港でさえも水際対策が全く行われてませんでした。その頃は中国では既に大流行していたのでWHOによるパンデミック宣言がいつ出されてもおかしくない時期でしたが、羽田空港では何一つ検査されることもなく、問診表の提出さえ要求されることもなく乗客全員が日本国内に散らばって行ってました。


日本の交通機関の移動者に対する検疫の甘さに呆れたと共に、鉄道等公共交通機関では未だに3密回避を改善されることもなく放置されていることが不思議でなりません。私は既に退職した身なので、今では鉄道を利用することもなく、実際の通勤電車内がどのよな状態なのか分かりませんが、品川駅の様子をニュースで見る限り大勢の方が変わらずに出入りしているので、元の密な状態に戻っているのではないかと想像しています。現在の感染不明者の増加原因となっていないことを願います。



〇タイ観光案内サイト(参考資料)

タイ国政府観光庁によるタイ観光案内サイトを以下に添付します。各地の観光案内からグルメやホテル等タイに関する様々な情報が発信されていますので、旅行の前に一度確認してみることをお勧めします。



今回は、これで終わりになります。ありがとうござました。

Thank you so much. See you next time. Good luck.

この記事を最後まで読んでいただきありがとうございます。少しでも気に入っていただけたら「すき」をお願い致します。そして少しでもサポートしていただければより一層の励みになります。