嫌いな人を思い出してムカつくときの一考察


先日、現在やっている自分のHPの製作の作業が進まず、イライラしていたときのことでした。コーヒーを飲みながら、ふと会社にいた時のことを思い出していました。私の嫌いな会社の人のことです。
その人は、会社でそりが会わず、何度も仕事でやりあい、「もし事故か何かで私が死ぬことがあっても、あいつだけは私の葬式に呼ばないで」と書置きを残しておこうかと本気で思うくらい、嫌いな人でした。
そして会社を辞めた後も、この人のことを思い出す機会はたまにあって、「あいつが会社を辞めた一番の原因だよな。あいつさえいなければ、私はもっと会社で利益を上げることができたのに」と、必ず最後はこんな終着点に至ります。

そしてその日も、同じように考えていた私にふとひとつの疑問がわいてきました。
その人のことを考えているときと、いないときがあるが、何が違うんだろう、と。

その違いとは、自分の思うように事が進んでいるか、いないかという違いだということに気が付きました。
そしてさらに思い出しました、うまくいっているときは「会社を辞めたから、今好きなことができる」と会社をに辞めたことを、ポジティブに捉えている私がいたことを。

そんな自分の捉え方に2面性があることを知った私は、とてもおかしくて自分で自分のことを笑ってしまいました。

人は一面を見ているときは、もう片方が見えない。そんなもう一面のことなんて、なかったかのようにすらしてしまう。その見え方は、自分の状況によって、大きく左右される。
そして物事を捉えかたがネガティブになっているときは、自分の精神衛生のために、その見えたネガティブをそのまま受け止めず「これは今、うまくいっていないというサインなんだな」ととらえるようにしていきたいと思った事柄でした。

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