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失敗する、ということの一考察

昨夜、お友達のいちごさんが失敗について書かれたとても素敵な文章を読ませでいただき、私もちょっと「失敗」について書いてみたくなったので、今日はそれについて考えてみます。

会社にいれば、企画、試作に必要なお金を使うこともできていたのですが、独り身になった現在は、潤沢な資金があるわけではありません。また「これならいける」という豊富な経験があるわけでもありません。なので自分のできる範囲でまず少しずつ製作⇒販売⇒資金が少し入る⇒それで試作⇒販売⇒資金が入る・・・この輪を少しずつ大きくし、できることを増やしているところです。

現在メインとなっている販売は、イベントなのですが「絶対これでうまくいく!」と思いながら、結果はそうでなかったことばかりの一年でした。

もういろいろありすぎて、というか日々そういうことばかりなので、すべてを覚えていないのですが、例えば
・京都でのイベント出店に6時間、高速代、ガソリン代をかけて行って、売り上げ500円。(利益ではありません、売り上げです)
・「まぶこさんにぜひ紹介したいイベントがある」と言われて、目をキラキラさせながら出たイベントは集客ができておらず、後々カモにされていたことを知る。
そのたびにいたたまれない思いをするのですが、そのたびに「こういう点について考えなきゃいけなかったのか!」と、そのたびに気が付いた点を修正しながら今に至ります。

とはいえ、心折れるようなことばかりの私にとって、同じ創作活動で食べている先輩たちの存在はとても大きいです。
私が失敗を話すと「あ~あるある。わかる~」と笑い飛ばしてくれ、「今は自分で食べていくほど稼げているけれど、過去に失敗で出ていったお金は数知れずだよ」と過去の失敗談を教えてくれます。そして「それを経験しないと、稼げるようにはならないよね~」と励ましてくれます。

「失敗を経験するのはあたりまえ」これは頭ではわかっていても、実際失敗をすると「自分は稼ぐことができないのではないか」「能力がないのではないか」と自分自身を疑ってしまうこともあります。
しかし実際に失敗を繰り返しながらも、自分の求めるところにいる人を見ると「あぁ、やっぱり失敗して身銭を切ることは普通のことなんだ」と、経験として知ることができます。

失敗するのはプライドも傷つくし、何より身銭が出ていくので嫌だけれど、やらないとわからないことも多い。ということで、やってみる⇒検証する⇒やってみるのサイクルをさっさとまわして、自分の求めることろに早々に近づきたいと思います。


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