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タクシーに乗りこんで「前の車を追ってください」と言った。興味本位の暇つぶしだった。前の車は何もやましいことはないとでもいうように平凡な道を平凡なスピードで走っていたが、ほどなくしてふわりと浮かび上がり満月に向かって飛んでいった。

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散花集第1期(001-100)

花は散ります。有機体は解体します。存在は空想です。有機体とはみなさんのことです。

コメント2件

タクシーの運転手は言った。
「追いかけますか?」
それいいですね〜。ぼくは普通に追いかけちゃうところを想定してました。
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