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雪山入門:赤城山

                     山行日:2022年3月8日(火)

赤城山に興味を持ったきっかけは、気候が北海道と似ていると聞いたから。その真偽は調べてみてもよくわからなかったが、冬の赤城山は雪山入門向けであり、さらに麓には全面凍結した沼があるということで、冬を満喫すべく今回の山行を決行した。

赤城山は一つの大きな火山体の名称であり、同名の峰は存在していない。今回は赤城山の代名詞とも行ける黒檜山[くろびさん]へ登ってきた。

電車・バスでのアクセス

JR両毛線「前橋駅」より路線バスで約60分
前橋駅 赤城山口(北口) 6番乗り場
 平日)「富士見温泉行き」に乗車 →<富士見温泉>乗換「赤城山ビジターセンター行き」
 土日祝)「赤城山ビジターセンター行き」赤城山直通バスが出ています

前橋駅から富士見温泉までのバス運賃は片道610円(往復1,220円)
バス車内で富士見温泉---赤城山ビジターセンター間の往復割引乗車券が1,700円で購入できます。片道だと1,200円なので、700円もお得になります。

往復割引乗車券(表)
往復割引乗車券(裏)

土日は直通バスが出ているため片道1,500円(往復3,000円)

「赤城山ビジターセンター」で降りるよりも手前の「あかぎ広場前」で下車したほうが登山口にも大沼にも近いです。

macaのコースタイム

帰りのバスまで余裕があったのでゆっくり行動

赤城山コースタイム

4時間あればスタート地点に楽々戻ってこれると思います

雰囲気(赤城山)

「あかぎ広場前」バス停から大沼と逆方向に歩く
登山道入り口
標識がたくさんあるから分かりやすいが、自分は登山道と認識できず通り過ぎてしまった
地図を見て引き返した
ここからアイゼンを装着
はじめから結構な積雪
木々の間から大沼が見える
場所によっては土が露出
風が強いのか?なぜだろう?
階段もある
地蔵岳
尾根直前、階段と平行にトレースあり
ここが一番の急登
尾根到達
雲行きが怪しい
小地蔵方面は視界良好
尾根の積雪状況
駒ケ岳を経由して黒檜山を目指す
眺望スポットは残念な景色
大沼が見えるには見えるが・・・
駒ケ岳山頂手前、やっと大沼の全体が見えた
赤城駒ケ岳山頂
上空は分厚い雲に覆われているが運良く遠くの峰々が見渡せた
大沼の上のポツポツはワカサギ釣りに励む人々
やはりというか黒檜山に雲が出てきた
束の間の青空
駒ケ岳から一旦下って黒檜山へ登るその道中
黒檜山頂手前の絶景スポット
天気の良い日は筑波山まで見えるらしいが目の前は真っ白
黒檜山大社
山頂の手前
黒檜山頂
天空の広場は眺望抜群
ややガスが気になるが贅沢は言えない
沼田市方面はもう少しで雲に隠れそう
天気が回復しなさそうなので下山開始
開けた場所からの大沼
今回歩いた尾根
天気が良ければ富士山が見えるらしい
だいぶ下ってきた
ワカサギ釣りのテント
もっと数が多ければ綺麗かも
無事、下山


雰囲気(下山後、大沼、覚満淵[かくまんぶち])

バスの時間までたっぷりあるので大沼散策

赤城大明神
啄木鳥橋は通行止め
全面凍結した大沼とワカサギ釣りする人たち
いつか自分もワカサギ釣りやりたい
しっかり積雪があるため沼の上にいる実感はない
黒檜山と啄木鳥橋
下山後に天候が回復するのは登山あるある
アイスバブルを求めて沼に積もった雪を退かすもこの通り
アイスバブルを見るためには、積雪前に来なきゃダメっぽい
次来るときは地蔵岳にでも登ろうかな
まだまだ時間があるので覚満淵へ
どこを歩いてもズボズボ沈むので散策するならスノーシュ/ワカン必須
ワカンなしで覚満淵を横切ってみたが、体力の消耗が凄まじかったw
スノーシュ/ワカンがない方は、素直に木道を歩こう

あとがき

今回歩いたルートはトレースもしっかりしており、コースタイムも短く初心者に優しい雪山であることは間違いない。自分も含め皆アイゼンは携帯しておらず、ストックで登っていたのでアイゼンを持ってない方にはうってつけかもしれない。

天空の広場からバリエーションルートで下山しようかと考えたが雪が深く、トレースも見当たらずラッセルが必要であったため断念した。いつかラッセルの練習をするためにお世話になるかもしれない。そういった意味でも中上級者の方々も楽しめる山であると感じた。

唯一の心残りはアイスバブルが見れなかったこと。一度は見てみたい景色なので来年はアイスバブル目当てで再訪したい。

ありがとうございます。励みになります。