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2泊3日-秋晴れの穂高連峰(2日目:岳沢小屋から穂高岳山荘)

                                                                           山行日:2021年10月4日(月)

本日の予定は重太郎新道を登り前穂高岳。吊尾根通り奥穂高岳を経て奥穂高山荘。コースタイムで6.5時間、主な登りは前半の2時間だけ、後半は尾根歩き、時間の囚われない理想ののんびり登山のはずだった・・・

これまでの道のりはこちら
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コースタイム

05:15 岳沢小屋
08:10 前穂高岳/休憩45分
11:00 奥穂高岳/休憩30分
12:40 ジャンダルム/休憩60分
14:50 奥穂高岳/休憩20分
15:40 穂高岳山荘(幕営料 2,000円・要予約)
           *テン場docomo回線良好
   *上記以外にも適宜休憩あり、水分補給はしっかりと

ジャンダルム

のんびり登山には似つかわしくない”ジャンダルム”の文字。休憩中、ある山屋との会話がきっかけで挑戦することに。以下、その会話。
  まか「こんにちは。いい天気ですね」
  山屋「こんにちは。」
         「すれ違う人が皆『今日はジャンダルム日和だよ』っていうの」
  まか「行かれるんですか?」
  山屋「う~ん。確かに天気はいいけど一人だから・・・」
  まか「ならご一緒しましょうか?初挑戦ですけど・・・」
  山屋「よろしく!」

時間に余裕があったし、体力も十分残ってる、風もなく、視界良好だったためご一緒することにしたが当初の予定にはない出来事だったのでどれか一つでも欠けていたら、この様なお誘いには乗らなかったはず。

雰囲気

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雲一つない良い天気

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岳沢小屋から手前の沢を渡った所がテント場
区画は段々畑の様になっている

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紅葉の見ごろの高さに到達
朝早くのため全体的に暗め

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重太郎新道にも紅葉スポットあり

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明るくなってきて色合いがよりハッキリと

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確信!岳沢の紅葉は黄色

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何度も振り返りたくなる景色
この色合い最高すぎる

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森林限界を抜け進行方向は別世界
太陽はまだ見えない
鎖場や急勾配などあるにはあるが道中よく整備されている重太郎新道

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右下の膨らみがカモシカの立場
見晴らしがよく丁度よい休憩地点

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雷鳥広場に雷鳥はいなかった

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前穂高岳に登頂し、まず探すのが槍ヶ岳
本日の目的地、穂高岳山荘が小さく見える
真下には山屋の憧れの地”涸沢カール”
ここから数枚時計回りで前穂高岳山頂から見えた山々を紹介

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涸沢カールのアップ

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表銀座の山々

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屏風岩とパノラマコース
同じ尾根沿いではあるがここからは行けない

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奥又白池

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上高地

霞沢岳(手前左)に焼岳(手前右)だけでなく乗鞍岳(中央)や御嶽山(中央奥のシルエット)が見える

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吊尾根にあったかっこいい岩

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南稜ノ頭付近
涸沢カールを一望したお気に入りの1枚
ここで休憩していたことがきっかけでジャンダルムを挑戦することになった

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奥穂高岳でしっかり休憩し、いざジャンダルム!

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浮石に気をつけ安全第一にゆっくり進む
写真撮影は二の次、集中力が切れないことを祈る

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ジャンダルムの天使
この目で見れて感動したけど、ちゃんと文字が見えるように写真に収められなかったことが後悔

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白山もくっきり
紛うことなきジャンダルム日和

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槍ヶ岳も裏銀座もよく見える

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貸切状態だったので長時間遊んでいたらガスが出てきた
気を引き締めて奥穂高岳に戻る

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さらばジャンダルム

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往路(下り)の馬ノ背が最も怖かった
復路(登り)も慎重に進む

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ガスが濃くなる前に帰還でき一安心
鑑賞する分には雰囲気が増し格好良いけど

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目的地の穂高岳山荘に到着しテントを設営
空いていると思っていたら皆さんの到着が遅いだけだった
入り口の真ん前は奥の方の通路になるため前室は作れず

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テントからの眺め
せっかくの立地だったのに夜はテントに引き篭もっていた
疲れていたから仕方がないとも言えるがもったいないことをした

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寒い中、日の入りを見て

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寝る前に涸沢の夜景を見て、暖かくして就寝
雲が出ていたので星空撮影は諦めたが午前3時頃には雲が晴れたらしい

あとがき

紅葉の重太郎新道を登り、眺望の良い吊尾根を進み、ジャンダルムを踏破、すべての行程で天気に恵まれ濃ゆい濃ゆい1日であった。やはり時間に余裕を持った行動は安全を高めるだけでなく、思わぬ出来事に対応でき、良い事ずくめのため、これからも続けていくべきだと再認識させられた。

続き(3日目)はこちら
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