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日帰り登山:衣笠山-大楠山-武山-砲台山-三浦富士

                    山行日:2023年04月10日(月)

青春18きっぷの残りがあと1回
日帰り圏内かつJRの駅からアクセスし易い山を探していたら見つけたのが衣笠山
どうせなら三浦半島最高峰の大楠山、郷土富士のひとつ三浦富士も一緒に踏破してしまおうと思い、今回の山行を決行した

今回のスタート地点である衣笠駅に降りるのは今回で2度目
前回(2021年12月)は三浦アルプスへ登った時に利用したので、興味のある方はこちらのレポートをどうぞ
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大楠山周辺の地図を探している方は、こちらのサイトをどうぞ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

衣笠山を知ったきっかけ

あまり詳しくはないが戦艦に興味がある
戦艦の名前には山の名前を由来とするものを多く、機会があれば名前の由来となった山へ登ってみたいと思っていた
衣笠山は青葉型重巡洋艦2番艦の由来となった山(諸説あり)
前回、衣笠駅に降りた時は、衣笠(重巡洋艦)が山からつけられた名前であることを知らなかったし、そもそも衣笠山の存在すら知らなかった

macaのコースタイム

07:25 衣笠駅
08:10 衣笠山(休憩10分)
09:00 入笠城址
10:05 大楠山(休憩10分)
11:15 よこすか関口牧場
11:50 竹川バス停
12:00 武山登山口
12:20 武山(休憩15分)
12:40 砲台山(休憩20分)
13:15 三浦富士(休憩15分)
13:50 三浦富士登山口
13:55 京急長浜駅
                  *いずれも到着時間、適宜休憩あり

macaのコースタイム

雰囲気

衣笠駅をスタート

住宅街を10分ほど歩くと衣笠山公園に到着

入口にはフキがたくさん

少し進むと今度はユキノシタ

公園色が強いが山でもあることを思い出させてくれる看板

夏にはホタルが飛び交うらしい湿地帯

山頂までの距離だと思っていたら違った案内板
(結局、どこまでの距離なのかわからなかった)

衣笠山公園で見かけた数少ない遊具
子どもでも通り抜けるのが大変そう

のんびり登っても入口から20分で山頂に到達

展望塔に登る

展望塔の上には衣笠聖観世音があり、ちょっと不思議な光景

展望塔からは良い眺め

山頂から5分ほど離れたところにもう一つ展望塔がある

こちらの展望塔からは富士山が見える
また、富士山の左の山が三浦半島最高峰の大楠山
(ここから見えるピークは山頂ではなさそう)

山頂の展望塔より景色がいいかも

展望塔の足元には展望台?らしきスペースがあるが眺望はほぼなし

衣笠城址、大楠山方面の公園出口を目指す

公園出口には親切な標識

大通りに出て、間違えて北へ進んでしまう
頻繁に地図を確認していたので間違いはすぐに気づけた

正しくは南(久里浜方面)へ進む

公園を出て1つ目の信号に山へ入れそうな道を発見

近づいて確認すると立入禁止
(YAMAPの地図でも立入禁止と表記)

公園を出て2つ目の信号を右折すると衣笠城址の案内を発見

坂を登って

少し進むと衣笠城址の入口
(大楠山を目指している場合は、少しルートから外れる形になる)

途中、衣笠城址の説明がある

特別何かがあるわけではない

最深部は木々に囲まれ眺望ゼロ

立派な石標があるがそれだけ

衣笠城址を出て、大楠山を目指す

しばらくすると地面がアスファルトから土に変わる

ほとんど高低差のない道を進む

横浜横須賀道路を渡る

渋滞のイメージが強いが交通量は少なめ

もう一度、土の道を進む

再びアスファルトの道に出る

峠っぽい道を進むと突然大きな建物(横須賀ごみ処理施設 エコミル)が現れる

看板に従うとゴミ処理施設に侵入してしまうと思い、この道を直進
しばらく進んでから地図を確認するとルートから外れていたので再びこの場所に戻ってきた

もう一度周辺を確認

道路を渡ると処理施設沿いにハイキングコースがあるらしい

素直に進むとハイキングコースを確認

振り返るとこんな感じ

少し進むとハイキングコースの案内がある

しっかり整備された歩きやすい道
ただし、時期的に蜘蛛の巣があったりするので杖などの長い棒があると快適かも

基本的には日陰だけども、時々陽が差し込むところもある

山頂に近づくといろいろなハイキングコースと合流

ゴルフ場が見えたら山頂まであと少し

大楠山と大楠山山頂が別方面?
どちらも山頂に行けるが素直に山頂方面を選択

山頂手前にある大木が目を引く
おそらく楠(くすのき)だと思うが大楠山のシンボルかどうかは不明

203段の階段を登って

大楠山山頂に到達

山頂には展望台があるが、この日は開いていなかった

仕方がないので山頂広場から眺望ポイントを探す

こちらは次の目的地の武山・砲台山・三浦富士

三浦富士に向かうため、登ってきた道を引き返す

この日、何度も目にしながらカメラに収めることのできなかったリスの撮影にようやく成功
可愛いけど、厄介な存在

タイワンリス。
生活被害や農作物などへの被害が拡大しており、特定外来生物に指定されている。

https://www.pref.kanagawa.jp/docs/d2t/kankyo/p8685.html

山頂から20分ほど歩き芦名・佐島・長坂方面の分岐に戻ってきた
(ハイキングコースではありません)と書いてあるが特別危険度が増すわけではなかった

ちょっと道が狭いかなぁ~くらいの変化
ピンクのリボンはハイキングコースでは見なかった気がする

所々に分かれ道があるが道なり進めば問題ない
こちらのY字路は左にリボンがあるが道なりの右方向が正解

間違って左に進んでも、ちゃんと通り抜け不可の案内がある(ピンボケ)

谷戸田まで下りれば、舗装された道まであと少し

Google Mapで”長い坂が続く古道”なる場所には1本の大木

一応、大楠山を下山したのかな

しばらく舗装路を歩く
南青葉霊苑沿いを進む

1時間ほど住宅街を歩くと
武山・砲台山・三浦富士ハイキングコース入口に到達

1本道ではないが感覚的にどちらへ進めばわかると思う

ある程度登ると緑が濃くなってくる

わかるようでわからない、情報量の乏しい看板

大量の竹の棒
何か書いてあるけど結局何かわからなかった

こちらの看板も大分ガタがきてる

武山の数少ないビューポイント
(もう一つは山頂の展望塔)

ビューポイントから10分も掛からずに武山不動に到達
(正式名称は龍塚山(りゅうちょうざん)不動院持経寺)

武山不動から少し下ると展望台があり、東京湾・相模湾の景色が楽しめる

似たような標高のためわかりにくいが砲台山、三浦富士が連なる尾根

多少のアップダウンはあるがほぼ平行移動

砲台山の山頂手前、右の道が気持ちショートカット

砲台山登頂
眺望は全く無く、見どころは武山高角砲台のみ

中に入ることもできる
独特な雰囲気ではある

山頂を後にし、三浦富士へ向かう途中に砲台山の見晴台がある

三浦海岸がよく見える
河津桜が楽しめるので時期になったらそちらの方を歩いてみるのも楽しいかも

見晴台から30分ほどで三浦富士に到達
山頂には浅間神社が祀られている

「浅間神社奥宮」と彫り込まれた碑は撮影ミスではなく本当に斜めに建っていた

景色が良いと聞いていたがどうだろうか

残りの行程は下山だけ
京急長浜駅への下山もYRP野比駅方面でOK

この案内通りに長浜駅方面に下山したら、津久井浜駅へ向かっていたので注意(結局、野比駅方面へ進み長浜駅に到達)

YRP野比駅方面は他の場所に比べれば急騰だけど難所ではない
(写真なし)

左手にフェンスが見えたらすぐに登山道とお別れ

無事、下山
ここから京急長浜駅までは10分くらい

下山後の楽しみは(臨時の?)定休日のためゲットならず

京急長浜駅に到着

あとがき

今回では歩行距離は20kmを超え、たくさん歩くことができたが、2つの山域(衣笠山・大楠山と武山・砲台山・三浦富士)を一日で歩くメリットは感じられなかった。大楠山から武山へは住宅街を1時間程度歩かなくてはいけないのがそのように感じた要因の一つかもしれない。また、せっかく海の近くに来たのに海岸まで降りなかったのは、山に遊びに来たとは言え少しもったいなかった気がする。

どちらか一つの山域を訪れ、下山後にはゆっくり海を眺めながら食事やお茶をしたほうが満足度が高かった気がする。

これからの季節は熱中症の危険が増すので十分に気をつけて!

ありがとうございます。励みになります。