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11年経ったけれど

今日で1年経った。
「十年一昔」という言葉があるけれど、ここ近年めまぐるしく時間差が激しい。悪いものを全部突っ込んだ世界にいるような気がするのです。
去年の今頃は話題が区切りということでないにしろ、どこもかしこも震災から10年目という事でトップの話題だったはず。でもなんだか今年は違う。狂った世界情勢がどうしてもメインになる。何が、誰が正しいのかも分からないけれど兎に角、戦争には断固反対だ。

今を生きている人間にはあんな事があったんだと後世に伝えていく義務があると思う。今の活動を始めて同じ年月だから余計に今日はそう感じてしまう。
毎年どこかに書いていたり言っていたりするけれど「PUNK SKA UNITY」がどこか自分にとって原点みたいなところがあって、思い出も深い曲になっている。今日だからじゃなくてずっと。

去年書いたこれはタイトル通りにオレは海が好きだ。

泳げないくせに水辺が好きだ。もしも誰かの恨みを買ってしまいオレを殺す計画を立てるなら海や湖、川に拉致って放り投げたらいい。簡単に死んでしまうくらい泳げない。陸に向かえる自信はゼロ。
学生の時、山梨にある足がすくむくらいの高さのある渓谷で地元の子たちが飛び込んで楽しそうに遊んでいた。その場に居合わせてノリと勢いと人生賭けるくらいの勇気を持って飛び込んで案の定溺れた。残念なくらいに溺れた。助けてくれ!とアピールをしても悪ふざけしているようにしか見えず指を刺して笑われていたのを水面下からギリギリに見たのをはっきりと覚えている。川の轟音と上下どっちが水面かわからず完全にパニック。あれはおかしいと気付いてくれた地元のお母さんが浮き輪をピンポイントで投げ、一緒にいた友達が飛びこんできて助けてくれた。その浮き輪に捕まって穏やかな下流にまで流されていったという本当に死ぬかと思った話だ。
何の話だっけ?話を戻そう。
そう、海が好きです。
洗っても全然落ちない砂。なぜかべたべたする肌。
うん、あれは嫌です。家に帰って足がジャリジャリなんてした時にはがっかりしてしまう。なので見るのが専門で好きです。ROM専です。
どこか近くで淹れたてのコーヒーを買って、たばこに火を着けてしまったら吸いきったとしてもぼーっとしてしまい我に返るまでその場に長いこといれる。
大体にして海沿いはどこで何を食べても美味い。内陸で食べる魚介類よりなんかより全然良い。なんなら魚類以外も美味かったりする。値段も財布に優しい。安くて美味いのを探すのがモットー。高くて美味いのは当たり前だ。
そんな場所へは仲の良い連中と行くから余計に楽しい思い出がいっぱいある。
気仙沼や石巻、女川、宮古はいつでも行きたい場所のひとつ。その場所の知り合いもいっぱい出来た。

そっか、イベントも出来ていないから行けてないのかと気付いたのはこの状況になってからの年。
毎年必ず何かしらの企画で足を運んでいたのでなんだか心に引っかかっている。イベントがないのにも慣れたわけじゃない。
たまたま昨年末にダイノジ大谷さんと気仙沼の千葉さんと連絡を取った。毎年千葉さんの経営するフェニックスバッティングセンターでダイノジと一緒にフェスをやっていた話にもなって。バッターボックスをブースにしてDJしたりグラウンド・・・と呼ぶのかは分からないけれど間の広いスペースでライブをしたりロビーでは振る舞いがあったり毎年楽しかったんです。ご存知のもので出来なくなり最後にやったのは2018年だった。
またやりたいね!じゃあやりましょうよ!
というわけで前振りも長くなってしまいましたが、今年フェニックスフェスを復活させます。
これからクラウドファンディングを立ち上げていきます。詳細は後日として6月開催が目標です。

たかだが11年で3.11終わらせないよ。
忘れるわけないよ。
楽しい思い出で上書きしていきたいよ。


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