RIJFが中止で思うことがありすぎて

ロッキンジャパンの中止が発表された。

もう腹が立ってやるせなくてTwitterに書いては消してを繰り返して上げずに止めた。
そんなところに書いてもしょうがないと思ったけれど、一向に気持ちが収まらないのでnoteに書くことにした。
普段こんな吐きだしはしないけれど流石に思う事が多々ある。

はじめに言うと、今年もロッキンには行けない組だ。
毎年欠かさずというわけではないけれど、ロッキンジャパンが好き。
高校生の頃はrockin'onROCKIN'ON JAPANが定期購読誌で記事を片っ端から読んで後半に掲載されているライブ情報を見て羨ましがっていた。
地方の貧乏高校生には都内のライブに行くことなんて出来やしない。
2000年にフェスをやるのを知って、同年に大学進学で都内に出たのもあって2日間地元の友達連中と行った。
2日目の雨はきつかったけどイエモンが土砂降りの最中にバラ色の日々をやったのには心底興奮した。
それから毎年は行けなくても毎年の特別号で情報を追ったり、WOWOWで観たりとなんやかんやで21年追っている。

コロナ禍になって自分の環境的に控えないと何かしら問題があるので、極力行動を抑えている。
かなり振るいにかけた上でライブハウスに行くけれど、壁に寄り掛かる大人見で突き刺さることがあると心の中では「おおおおっ!」と震えて拳を作る。
ネットニュースでどこのライブでこんな事があったと記事。見るとその光景を想像して勝手に興奮したりする。
そんな毎日だ。
早く以前みたいに週末にホイホイと各地へ飛んで行きたいけれど、出来ない分フェスにイベントにライブへと想いを馳せている。
こんな状況になってから行きだしたのがプロレスだ。
完全なソーシャルディスタンスと感染予防の徹底された中、指定席に座って声を出さずにひたすら手拍子と足拍子で選手を応援しながら試合を見届ける。
野球も然り、ライブと同じ興奮を味わえるから行けるものは行くようにしている。
ライブもフェスもスポーツも配信じゃなくて生がいい。
その場の空気を感じたい。
エンターテイメントが大好きだ。

春はアラバキを筆頭に各フェスが中止と続いている。
そんな中、開催されたフェスもいくつかあるし現在続行中の京都大作戦もある。
ライブアクトだけでなく、景色や観客の写真を眺めたりするのが好きだ。
今は“羨ましい!”を通り越して“こっちの分まで楽しんで!”っていう気持ちがめっぽう強い。
行けていない分、気持ちは増す一方だ。

中止が発表となって渋谷社長の悲痛なコメントを読んだ。
無性にいい加減な中止要請に腹が立った。
フェスが中止、イコールでオリンピック中止を叫ぶようになるけれど、それはなんだかズレた方程式だ。
これなら大丈夫だよねの歩み寄りさえ感じられない。
ただ行き着く答えは一緒だ。
そう、腹が立つ。
兵庫さんの意見に同意です。

開催に向けての取り巻きは選手とは違ってオリンピックに懸ける想いは皆無だ。
いや、ある意味では彼らに取って裏腹な思いはあるのか。
選手ファーストなんて口先だけで金と面目と利権と体裁で動いている。
オールジャパンなんて嘘付くなとそんなことに誰しもが気付いているからムカつくわけで。
フェスやライブ、イベント事を嫌う人が一定数いるのは周知の事実。
そこは無視するとして、今回の件はなんでこんなにやるせなさと怒りが沸いてくるのか分かった。
人の気持ちをバキバキに折ってくる誹謗中傷に似ているからだ。

その道で生きている人達が沢山いる。
伝わらないかも知れないけれど、そんな人達を本当にリスペクトしている。
ここで言うと、先を見て昨日と今日と明日を繋いでいる音楽関係やスポーツ選手。
アーティストやライブハウスはその日を堪えて、周りのスタッフや関係者が連日もがいている。
沢山のスポーツ選手もそう。
結果を出すために日々練習を積んで魅せてくれる。
オリンピックを目指すなんて尚更だ。
子供の頃から夢見てきてあと一歩なわけでしょ?
開催に向けて躍起になっている上層連中はきっと自分の代で、ましてやこのコロナ禍に開催すれば鼻が高いんでしょう。
勉強だけやってきてなんかしらの役に就く事が人生の目的だから、未来をどうするなんてことを考えることがない連中だ。
中身もなくその場を凌げればいいで生きている。
何か提示されるプランも一般人からみたらズレているのもそういうことだろう。
心がない人間に何が生み出せるのか教えて欲しい。
何が輝いてるのか見せて欲しい。
そこで生きている人達の気持ちの邪魔をするな。
誹謗中傷に似た感覚はそれに近い。

そんな力が本来あってはならないけれど、歴史的なものはそう簡単に裏返らない。
フェスやスポーツに携わる業界の人は設営に音響も照明もセキュリティーも運営もなにもかもプロ中のプロ揃いだから、アーティストをはじめその周りがやったらモンスター級の祭典が出来るはずだ。
スポーツ選手はそれだけに専念して余計なことを気にせずに集中出来るような。
夢物語の戯言だけれども、国策する方々よりもよっぽどましなチカラありますよ?と思ってしまう。

今、茨城県医師会のホームページは開けない。
アクセスが殺到しているんだろう。
そこに苦言を吐くのは言語道断で、会の全員がそうじゃないのもわかっている。
中には「なんでそんなことを」と思う人がいるはずだ。
いつでもどこでも上に上がるのは下らない人間。
渋谷社長のあのコメントは提示だったのかも知れない。
それと、もしかして中止になった地方フェスは各県の医師会からあんな文言が送られていた結果、そうなってしまったんじゃないかとさえ思えてくる。
憶測で物を語る程くだらないのでやめておくけれども、やっぱり何かズレている。

ただ、これだけは言いたい。
医師会が”殺し”をしてどうするんだ。

エンターテイメントに携わる全てのものを応援しています。

いただいたサポートは今後の活動へ繋がるよう大切に使わせていただきます! 読んでいただいた後にSNSで感想を書いてもらえたら嬉しいです!